髭剃りのこと

  髭剃りの必要が出てきてからほぼずっと泡（シェービングフォーム）と髭剃りを使っています。電動シェーバーはほどんど使ったことがありません。やはり剃った後の爽快感は泡でなければと思っています。髭剃りは2枚刃。
  ご承知のようにシェーバーの刃は消耗品です。ある製品には目安は2週間程度と書かれています。そして替刃は結構高い。数ヶ月前のこと、2枚刃の替刃を買いにドラッグストアに行ったのとき、ふと気づいたのはディスポーザブルのほうが安いという事実。3枚刃が4個入りで300円弱。刃だけ付け替えるホルダー式のより、髭剃り全体を使い捨てにするほうが安いのは合点のいかない話なのですが、3枚刃に惹かれて買ってしまいました。 使ってみるとやはり3枚刃は違う。すっと肌に吸い付くような気がするのです。
  「これはすごい。」…てなことを職場で話していると、翌日、「もらったんだけど、家ではみんな電動だから」と4枚刃のホルダー式の立派なのを先輩がくれました。4枚のはやがて息子が大きくなったらプレゼントしようと使っていないのですが…。
  次にドラッグストアに行ったとき、ついに5枚刃のディスポーザブルを見つけました。3枚であれだけ吸い付くように剃れるのだから5枚ではさぞやと思い、また1本当たり100円を切っていたので「買い」。色目も派手で使い捨ての割に豪勢です。でも、3枚と5枚の明確な違いは見つけられませんでした。確かに綺麗に剃れるけれど、細かい剃り残しが気になる（自分が敏感になっている）もので、結局、力が入りすぎるのか傷を作って血だらけになってしまったりします。これから何枚まで刃の数が増えるのでしょうね。
  もうひとつ、妙なことが気にかかっているのはシェービングフォームのこと。そんなに優雅な生活もしていないので、ドラッグストアへ行って、その日一番安いものを買ってくるのですが、どこで作っているのだろうかと見ると、社名は違うのに2本とも埼玉県幸手市が社の所在地なのです。幸手市。申し訳ないことですが、関西に住まいをするものには読み方さえもよく知らない市です（「さって」と読むんだってねぇ）。たまたま2社の所在地が同じ市だったのか、大きな理由があるのか、興味のあるところです。

（写真の左から5枚刃ディスポーザブル、4枚刃、3枚刃ディスポーザブル、2枚刃、シェービングフォーム2種）