8月3日から昨日で39日間、途切れることなく記事をアップしてきました。2006年6月19日に最初の記事を載せてから、こんなに連続したのは初めてのはずです。
毎日欠かさず記事がアップできるのは、このブログの予約投稿のお陰です。というのは…。
私の実力では記事を書くのに随分時間がかかります。ブログの編集画面を開いて、考えながら直接入力するなんて器用なことはできません。また、平日に帰宅してからじっくりモノを考えて、書くというような優雅な生活も、残念ながらできていません。私の場合は、まず思いついたことをノートにメモを取ります。ノートはいわゆる大学ノートと、ポケット版のノートを持ち歩いています。単語だけのメモもあれば、箇条書きの場合もあるし、なんとか文として書き込んでいけることもあります。次に、文をテキストデータ化しなければなりません。ノートを見ながらキーで入力します。コンピュータのキーボードで入力したり、ポメラ(一時期流行りましたが、近頃は話題にも登りませんね)で入力して、USB経由でパソコンに取り込むこともあります。車内やPCの使えないところではポメラは便利です。ポメラは文字列を入力するしか能がないのがいいです。余計なことができないのがいい。PCだと、入力の前にメールチェックをしておこうとか、スパイダーソリティアから抜け出せずに、作業が始められないまま時間が過ぎてしまうという情けないこともよくあるワケで…。何でもできることがアダになるのです。ケータイで入力するということも考えてみましたが、オ段を打つのに5回同じキーを打つなんてのが私にはムリ。ケータイメールですら苦手です。GoogleDocsも使ってみましたが、まだしっくり来ないのであきらめました。旧来のワープロソフトがやはり使いやすいですね。
一通り文が出来上がったら、しばらく寝かせるのが、できれば数日間放っておくのがいいように感じています。数日後に見ると、自分の文のアラがよく見えるように思います。格好よく言えば推敲。刑事ではないですが、ウラをとる必要もあります。あまり微細な情報は書き込まないようにしているつもりですが、うっかり記事を読んだ人に迷惑がかかるようないいかげんな情報になってはマズい。
そもそも、ブログを書く目的は自分の記録です。私にとってはその時その時の気分を、後で振り返って思い出すためのツールがブログです。喩えていえば、学生時代の作文集を読み返すとか、卒業アルバムを懐かしく開くとか、そういうために書いているのであって、コメントの有無や、閲覧数というのは、どちらかというと二の次三の次です。
まぁ、文はこんなもんでよかろうと思ったら、写真の用意です。私はだいたいいつも写真(下)のコンパクトカメラを持ち歩いています。写真がないブログ記事は寂しい。ブログを始めた頃はもう少し小さかったのですが、近頃の記事では320×240ピクセルにリサイズして載せています。
そんな方法ですから、即時性のある記事が書けません。また自分の実力の問題で、簡単に記事が出来上がらないので、いきおい、時間のあるときに書き溜めをして、予約投稿で毎朝リリースということになってしまいます。
というわけで、律儀に一日一記事という日が何日か続きました。8月。ちょうど夏の休暇もあって、それがうまく続きました。すると今度は止められない。止める勇気を持てないまま39日続いたというわけです。継続は力なりとは言いますが、実のところこのブログ連続掲載のために、お留守になっていることもいくつもあって、そろそろふだんのきすけぐみのペースに戻さなきゃと考えていました。
ちょうど、この記事で連続40回。キリのいいところで、ふだんのペースに戻って、休んだり休んだり、ちょっと書いたりという生活に戻ろうと考えています。もし、毎日記事を読んでいるぞという奇特な方がいらっしゃるなら、お礼を申し上げます。ありがとうございます。ボチボチいきます。
快挙と言えますね!!
お疲れさまでした。
今日の記事を読んで、きすけぐみさんの記事の浮わついてない落ち着いた印象、レベルの高さの秘密がわかった気がします。
私はそのまま書いちゃうので誤字脱字、ヘンテコリンな文章とか、あとで見つけて上書きアップが茶飯事(^^ゞ
ポメラ、今更でも欲しいです。余計な事が出来ないのがいいってのは全く同感です。
きすけぐみさんの記事、特にぶらり途中下車の旅的なものは、大好きで楽しみですが、長く続けて欲しいですし、のんびりやりましょうよ(^^)
そのまま書くのがよいのか、寝かせたほうがようのかは目標点の置き方だと思います。私は、そのまま書くと後悔することになるので、自分でブレーキを懸けているようなことです。『Web進化論』の梅田望夫氏は、「寝かせるとまとまりがよくなり過ぎる。ブログのやや未完成な文がよいのだ」というようなことを(ニュアンスが違っているかも知れません)書いていたように思います。
またぼちぼちやります。
どうぞ、末永くお付き合いください。