きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

8/4サンゴ礁から見た地球温暖化

2008-07-17 | きた★ネット事務局から
サンゴ礁から見た地球温暖化
~「美南の海から~さんごのふるさと100年後~」

 今年は国際サンゴ礁年です。リゾート地としての印象が強いサンゴ礁ですが、その役割は見た目の美しさだけではありません。たくさんの魚や生き物たちに餌や棲家を提供し、荒波から島を守るなど、生態系にとっても私たち人間の暮らしにとっても欠かせない存在です。さらに最近は、海中にとけた二酸化炭素を吸収して骨を作ることから、地球温暖化防止の効果でも注目されています。
このサンゴ礁が今、大きな危機に瀕しています。過度な開発による生息環境の悪化や、地球温暖化による海水温の上昇により体が白くなって死んでしまう白化現象が世界各地で起こっています。そして、この問題はサンゴ礁の海に住む人たちだけでなく、地球上に住むすべての人たちの問題なのです。
そこで、沖縄でサンゴ礁の調査・研究に携わる入川氏をお招きし、サンゴ礁の現状についてお聞きします。入川氏は昨年の夏休み中に放映されたBS-iの「エコ・キッズ」に「琉球サンゴくん」の名で登場し、サカナくん、トリくんと一緒に環境の大切さを訴えたので、知っている人もいるのでは。今回はサンゴ礁の現状だけでなく、その興味深い生態や市民参加によるサンゴの再生事業などについてもお話していただきます。

[日時] 8月4日(月)18:30~20:30
[場所] 北海道環境サポートセンター
(札幌市中央区北4条西4丁目 伊藤・加藤ビル4階)
[参加費] 500円
[定員] 70名(先着順・定員になり次第締切)
[申込・問い合わせ先] お申込は、
電話・fax(お名前・所属・ご連絡先をご記入ください)で
下記にお申込みください。
北海道環境サポートセンター 電話 011-218-7881
(平日10:00~18:00)fax 011-218-7882
[主催] 財団法人北海道環境財団、ほっかいどう海の学校、
さっぽろ地球温暖化対策地域協議会

講師プロフィール
琉球サンゴくん
1971年東京生まれ。琉球大学大学院を経て現在、静岡大学創造科学技術大学院博士課程に在籍、サンゴの病気について研究を行っている。環境省・環のくらし応援団のオフィシャルメンバー。主な著作はCoral Bleaching Signs of changes : Southern Japan (「Coral Health and Disease」p119-p142 ; 2004年Springer社 ) 、環境省・環のくらし応援団 さかなクン♪鳥くん琉球サンゴくんの地球の環!(2005年徳間書店)など


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