ネットワークNGO・NPOの自律的な経営はどこまで可能か
~ネットワークを維持・発展させるには~
http://www.hif.or.jp/2010/02/2010318ngo.html
シンポジウムの目的
ネットワークという作業は多くの社会的価値と可能性を含んでいるにもかかわら
ず、
日本社会ではその点についての十分理解されていない状況である。
例えば、あたかも水や空気のようにあって当然で無料で得られるものとみなされ、
ネットワークの価値を深く理解せず自らの価値や活動に固執するNGO・NPOが
依然多いということである。また、ネットワークした結果、行政の意図や政治に利用され、
市民組織が受け皿化するような事例も数多く見られる。
日本社会で、健全なネットワークNGO・NPOは育たないのだろうか。
行政資金に依存せず、かつ創造的な経営は無理なのか。
このシンポジウムでは、ネットワークNGO・NPOの経営の難しさを市民社会の貧弱さや
行政のせいだけにせず、以下の目的を達成しつつ、創造的に経営に挑戦する
活動家の知恵に学ぶ場とすることを目指します。
■日時:2010年3月18日(木)14:30~
■場所:財団法人 北海道国際交流センター(H.I.F.)
■主催:外務省
■運営:財団法人 北海道国際交流センター
■定員:50名
■後援:函館市
14:30 総合司会の開始のアナウンス
冒頭あいさつ 司会:HIF
14:35 問題提起(10分)
地域ネットワークの課題 北海道NGOネットワーク
14:45 全国のネットワーク組織の現状と課題(30分)
シンポジウムのコアとなる問題意識、関係する事実などを発表する。
JANIC事務局次長 富野岳士氏
15:30 研究事例の発表(20分×2)
先進事例について学び、課題もしくは経営の可能性を示唆するものを発表する。
名古屋NGOセンター 事務局次長 門田一美氏
日本国際ワークキャンプセンター 事務局長 上田英司氏
16:25 休憩
16:30 グループ意見交換(30分)
地域課題について、ゲストも交えてのグループ意見交換会 HIF・池田
17:00 閉会のあいさつ・終了 HIF
講師プロフィール
富野岳士(とみのたけし)
国際協力NGOセンター(JANIC)事務局次長 1989年早稲田大学法学部卒業、
2007年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学修士課程修了。
約17年間の大手電機メーカー海外営業勤務、インドネシアでの駐在などを経て、
2006年より国際協力NGOセンター(JANIC)に勤務。現在は、事務局次長として、
NGOの理解促進、他セクターとの連携、ファンドレイジング、NGOの基盤強化などを
中心に活躍中。特に最近はCSRを切り口とした企業とNGOの連携促進に注力し、
CSR推進NGOネットワーク事務局を兼務。
門田一美(もんでんひとみ)
(特活)名古屋NGOセンター事務局次長大学3年から名古屋NGOセンターで
インターンを始め、卒業後職員となる。現在、人材育成、広報などを担当。
また、2008年度から外務省NGO相談員として市民からの国際協力にかかわる就職や
ボランティア相談、またNGOからのマネジメント相談等を受け付けている。
上田 英司 (うえだえいじ)
(特活)NICE(日本国際ワークキャンプセンター)事務局長 1981年生まれ。
島根県出身。大学生のときに、国際ボランティア活動に参加し、市民活動の持つ
可能性に魅せられ、九州工業大学を中退し、2002年にNICEの専従職員となり、
2008年より事務局長。現在、調布市市民活動支援センター運営委員、
杉並総合高校市民講師、日本ボランティアコーディネーター協会の運営委員などを務める。
[お問い合わせ]
北海道国際交流センター(HIF)
函館市元町14-1
TEL:0138-22-0770 FAX:0138-22-0660
E-Mail:info[at]hif.or.jp
※[at]を@に変えて送信してください。
URL
http://www.hif.or.jp
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