きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

7/7オンダンカクサ(温暖化+格差)とG8の責任

2008-07-03 | きた★ネット事務局から
G8オルタナティブ・サミット分科会開催
「オンダンカクサ(温暖化+格差)とG8の責任」
~バイオ燃料、森林減少対策(REDD)、資金メカニズムと公平性~

産業革命以降、先進国が物質的豊かさを追求し続けた結果として起こった地球温暖化は、温室効果ガスをほとんど排出しない途上国の貧困層に、より深刻な影響を与えています。先進国は、早急な温暖化対策(自らの排出の大幅削減と、途上国への支援)によって、温暖化の「加害者と被害者」のギャップ(格差)に対する責任を負わなければなりません。

日時:2008年 7月7日(月) 13:10~15:45 (開場13:00)
会場:札幌コンベンションセンター
  〒003-0006 札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1  TEL 011-817-1010

プログラム
13:00:開場    
13:10-13:15:開会
13:15-13:35:イントロダクション
・ オンダンカクサ「温暖化格差」とは
・ FoE JapanがG8に求めるClimate Justice
         ・・・小野寺 ゆうり(FoE Japan)
13:40-14:00:バイオ燃料とオンダンカクサ
        ・・・泊 みゆき氏(ハ゛イオマス産業社会ネットワーク)
14:05-14:25:森林減少による炭素排出とオンダンカクサ
          ・・・中澤 健一(FoE Japan)
14:30-15:00:資金メカニズムとオンダンカクサ:
        世界銀行の『気候変動投資基金』は本当にクリーンか?
          ・・・カレン・オレンステイン(FoE US)
15:05-15:40:質疑&パネルディスカッション
15:40-15:45:閉会

参加費:無料

お申し込み:こちらから
   http://www.foejapan.org/event/event_form.html
主催:国際環境NGO FoE Japan
協力:(財)地球・人間環境フォーラム、日本インドネシアNGOネットワーク、熱帯林行動ネットワーク、バイオマス産業社会ネットワーク、市民外交センター、原子力資料情報室

お問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan担当:中澤、柳井
     TEL:03-6907-7217/FAX:03-6907-7219
     E-mail: energy@foejapan.org

温暖化問題は、G8洞爺湖サミットにおいても重要な議題の一つとして取り上げられています。しかし、先進国の提案する温暖化対策の中には、公平性・公正性について、さらなる議論、検討が必要なものも含まれています。
[http://www.foejapan.org/news/img/G8event.gif]
まず、先進国の削減対策の一環であるバイオ燃料促進が引き起こす、途上国の大規模プランテーション開発と食糧高騰問題。次に、京都議定書の第一約束期間終了後の次期枠組づくりにおいて争点となる途上国の参加とその鍵とされる適応支援、技術支援、森林減少による排出の削減の制度のあり方。さらに、それらの課題に対し、国連の下での議論に先行して、次つぎと創設される世界銀行等による気候変動関連基金。これらはすでに途上国側に不利なことが顕著であり、先進国の責任としての温暖化対策によって、新たな不公平や格差問題を生じさせてはなりません。
今回、札幌にてオルタナティブサミットの分科会を開催し、日本をはじめとするG8諸国に温暖化問題における責任と、真に公平・公正で有効な温暖化対策のイニシアティブをとることを求めていきます。



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