


こちらは、2012年5月16日~19日まで
ひとりで韓国へ行ってきたときの記録になります。
これが一人で行く2度目の韓国となりました。
少し古いものになりますが、何らかの参考になれば嬉しいです!
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韓国へ旅立つ少し前に
“ 徳寿宮で5月10日から9月20日まで毎週木曜日の午後7時から
夜間の伝統公演 「徳寿宮風流」 というイベントが開催されます ”
というニュースを読みました。
イベントの内容は、古宮の美しい夜の風景を伝統国楽と伝統舞踊と一緒に楽しむことができる公演だとか。
で、今回旅行の日程の中に木曜日が入っていたので、いそいそと出掛けてみたというわけです。

この公演は、徳寿宮の入場料 (1000ウォン・70円) を支払えば、
別途観覧料金を支払わなくても観覧することができます。 ほんとうに韓国は太っ腹~
お金をあまり使わない貧乏旅行なので、こういった催し物は有り難いです。
※ 1日ごとの締めくくりにその日の支出を記載しています 気になる方は参考にしてみてください

公演の会場は 『静観軒』
主立ったところに案内板が立ててあり、矢印に沿って歩けば自然と会場に着きます。

午後7時近いのに、明るいでしょ。 緯度の関係でソウルは日没が遅いですね。

次は左に曲がるんですね~、はい、はい。

会場が見えてきました。
お客さんもぞくぞくと集まっているようです。
こちらの 『静観軒』 は、朝鮮第26代の王 高宗が宴会や休息を取った場所だそうです。
西洋式の建物というところが珍しいですね。

お兄さんが立っているテーブルのところにパンフレットが置いてありました。
その中には、今後の予定と今日の出演者の紹介及び演目が書かれてありましたよ。
しかし、残念ながらハングルか英語表記のもののみ。

観光客というよりは、このためにいらした韓国人の方が目立ちました。

『静観軒』 の中は土足禁止なので、靴を脱ぎスリッパに履き替えて中へ。
私は風が気持ちよかったので、外のベンチから見学することにしました。

公演前にも出演者の方々がちらちらと目に入り、わくわく気分が一層高まります。

外のベンチからもきれいに見られるように、一応モニターも設置されていました。
司会は、国楽人イ・ヒムンさん (青い韓服の方) が、主演者チェ・ギョンミンさんを紹介中です。
チェ・ギョンミンさんは、ピリサンジョを披露してくださいました。
日本の篠笛のような笛ですが、横ではなく縦に構えて演奏されます。
笛の独特な響きが心地よく耳に残りました。

2番手は、ソ・ジョンシクさん キョパンクッコリ (小鼓舞)
小鼓を打ち鳴らし、軽快なステップで舞台いっぱいに駆け巡りながら舞う姿が印象的でした。

司会のイ・ヒムンさんが、お客さんからリクエストをもらって歌を披露してくれたり…

3番手は、ソドミンヨウ (西道民謡) のユ・ジシクさん ← 中央の方
韓国にも民謡があったとは驚きでした。
韓国の民謡は専門歌手が歌う通俗民謡と地域の民衆が歌う土俗民謡に分けられ、
歌われる地域によって京畿、西道、南道、東部、済州道の5つの民謡に大別されるそうです。

最初の出演されたチェ・ギョンミンさんとユ・ジシクさんは、ご夫婦だそうです。
韓国は夫婦別性ですね~ 生まれたときにもらった名前で一生過ごせるのは羨ましい。

だんだん日も落ちて、ライトアップが始まりました。
少しずつ薄暗くなって幻想的な国楽と相まっていい感じ。

最後は今日の出演者が勢揃い。
とても素敵な夕べでした。

9月20日までは、毎週木曜日に行われるそうなので、夜間の王宮散策と合わせて出掛けてみてください。
※ 主演者のお名前は、ハングルからカタカナに私が直したので、間違っていたらごめんなさい。
ポチっと押して頂くと皆さんには何もありませんが、しゃかしゃか母がHappyになります

