「ロシアに領土割譲で戦争終結を」と、ウクライナに提言
2023年12月28日(木)16時27分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103324.php
米欧にウクライナ停戦論 交渉視野に防衛転換か
2023年12月28日19時41分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122800845&g=int&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
ドイツのザクセン州は、旧東ドイツの州で一番東にありチェコ・ポーランドと国境を接しています。ドイツでは東西の所得格差が常に問題になっており旧東ドイツ地区では、右派政党である「ドイツのための選択肢」(AfD)が、ここにきて急速に支持を拡大しています。
主な政策は「自国第一」主義です。
一方で有権者の考え方は・・
「生活にますます困る国民よりウクライナの支援に熱を上げるのは順序が逆。政府は不公平だ」
と言うものです。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20231226-OYT1T50054/
『最新の世論調査では、AfDは過去最高の支持率23%で最大野党(31%)に次ぐ2位につけ、ショルツ政権の与党3党(14%、13%、5%)を突き放す。』
世論調査では・・・
『「ウクライナが領土を失うとしても早期和平を望む」と回答した人がドイツでは40%に達し・・』
現時点では、最大野党のキリスト教民主同盟(CDU)と合わせると現在の連立政権は、政権交代でしょうね❓
このようなドイツ国内のドイツ国民の意識が後押しして、ザクセン州首相ミヒャエル・クレッチマー氏の領土割譲を含む和平提案の提示になりました。
おそらく旧東ドイツ地区のドイツ国民は、同じ考え方の人が多いと思います。
そしてウクライナ紛争勃発後、しばらくはドイツ政府もウクライナ支援には非常に消極的でした。他のEU諸国やアメリカに突き上げられてウクライナ支持に回った経緯もあります。本音は、「いい加減に止めてくれ!」と言うところでしょう。
2022年にこれを言った人は、全員「世界の非国民」扱いされて沈黙せざるを得ませんでした。やっと、まともな事を言える環境が整ってきたと言うことでしょうネ❓
2023年12月14日 5:14
ゼレンスキー氏の支援要請アメリカ(共和党)訪問の結果❓<ウクライナ紛争2023.12.14
https://smcb.jp/diaries/9189663
ゼレンスキー氏「支援停滞ならロシアの夢実現」 米で訴え
2023年12月12日 9:46 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3495625?cx_part=top_topstory&cx_position=2
アメリカ共和党のJ・D・バンス上院議員もはっきりと発言しています。
「わが国にとって一番の利益は、ウクライナがロシアに領土の一部を割譲せざるを得なくなる事態を受け入れ、この戦争を終結させることだ」
ザクセン州首相ミヒャエル・クレッチマー氏と同じことを発言しました。
少なくともウクライナ戦争の継続を支持するグループとロシアに領土を割譲して早期和平を求めるグループに、支援国や関係者が分かれつつあるのは確かなようです。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/408676fe96fbaa0fe4bc1b31cea0713e
ニジェールで仏軍撤収完了 対テロ態勢、弱体化
2023/12/23 08:30
https://www.sankei.com/article/20231223-HFRH2OLOAVIJHNZSN2TIEFASTQ/
これでフランスは、完全にニジェールから追放されました。その経緯や背景については、これまでも日記に書いてきました。詳しくは、それをお読みください。
フランス大使館の方は、兵糧攻めにあい大使はすでに帰国しています。警察部隊に取り囲まれて食料の搬入が出来なくなり、しばらく乾パンなどの非常食で凌いでいましたが降参して退散しました。
後は、フランス軍だけが残っていました。1500人規模の部隊で武器や備品の搬出もありますから、時間がかかっていました。
ニジェールの人々にとっては、やっとフランスの植民地支配が終わったような気分だと思います。
フランスの旧植民地国家では軍事クーデターが連続して、次々とフランスが追放されました。
参考記事
米、ニジェールから一部大使館職員ら退避の見通し=政府高官
Reuters
2023年8月3日午前 5:03 GMT+95ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/article/idUSKBN2ZD1E5/
イスラム過激派との戦いのためにニジェールに軍隊を派遣しているのは・・・
アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア
このうちフランスは、ニジェール革命政府から撤退を要求されて、今回撤退が完了しました。
ドイツとイタリアは、不明です。
アメリカは1100人規模の部隊を駐留させており、今後どうするのかは今のところ不明です。
余りニジェール革命政府との関係は、順調ではないと思います。
ニジェール革命政府はテロとの戦いを考えるとアメリカと協力したい考えもあると思いますが、フランスへの対応を見ると欧米を追放したいのが本音ではないかと思います。
イスラム過激派との戦いを続けている他の国々は、ロシアの関与を求めるケースが多いです。ワグネルがアフリカの国々にいるのは、ロシア政府の代行機関として駐留しているケースが多いです。利権目当ての場合も見られますが、本質はロシア政府の代行機関です。ニジェール革命政府も本音はロシアの協力を求めたいのではないか・と思います。
かなり欧米も傀儡に近いアフリカの国(西アフリカ経済共同体)を使ってニジェール革命政府にゆさぶりをかけましたが、近隣のマリとブルキナファソが団結してニジェールを支持しました。
『ニジェール、マリ・ブルキナファソ軍に領内介入を許可 攻撃に備え』
ロイター編集
2023年8月25日午前 9:38 GMT+94ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/world/OY42AOVYIJJQZPSZSB6BL3PD6E-2023-08-25/
もし西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が軍事介入したら、ニジェール、マリ・ブルキナファソ連合軍との局地戦に発展する可能性もありましたが、それは回避されました。
新政権は、親欧米のバズム大統領を追放していますから親ロシア的な外交政策をとる可能性が高いと思います。
特にアフリカで植民地主義的な外交をやっていると欧米の傀儡的な政権がクーデターで追放されるケースが多くみられます。中国がよく言うように、ウインウインの関係でないと現地で納得されない場合が多いようです。
欧米は旧式の植民地主義的な関係を強要するから、ウインウイン方式の中国とロシアが浸透していくと言う分かりやすい構図があります。
その旧式の方式を維持しようとしていたのがフランスです。だから次々と追放されました。
「一つの時代の終わり」とは植民地主義時代の完全な終わり・と言う意味です。
※関連記事
ニジェールの革命政権は、フランス軍撤退を「主権回復への一歩」とコメントしましたが?<2023年9月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/82b071f6c1dcab0993b60057fe3bcf5a
フランスが二ジェールから撤退を迫られた背景<2023年9月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/383507d865eda4937765a10b2e7b3b9f
(アフリカ)ニジェールの軍事政権のその後<2023年9月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b02f5c850fa8492de8af7e6748220851
アフリカ)フランスの新植民地主義の破綻(ニジュール・ガボン)<2023年9月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/898ebed4e77a44872db28726db39299b
(アフリカ)ニジュールの革命政権VSフランス政府<2023年9月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/54e8a7677cc4834f6137c19606c6e688
(アフリカ)なぜ?フランスの旧植民地国家で軍事クーデターが多いのか?<2023年8月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4dbd885618f50ff901e3fcef485dfc08
ニジェールのクーデターに見るフランスの影<2023年8月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/2f115138e19934f245860fa225edda7d
※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2
「猫も人間が好き。ただ犬より愛情表現が分かりにくい」最新科学が解き明かす猫の本当の気持ち
THE MIND OF A CAT
2023年12月28日(木)17時26分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103317_1.php
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103317_5.php
ネコはイヌとは違いますが、すごく似ている部分もあります。ところが、全部のネコがそうだとは限りません。人間とあまり接触したがらないネコと人間と一緒にいないと気が済まないネコがいます。その違いは、どうして生じるのか❓
記事の5ページ目に答えが書いてあります。
『愛着は、重要だが限られた発達段階に形成される。脳の発達に重要なこの時期に人間との接触を与えられなかった猫は、人間との交流に対する抵抗がはるかに強くなる。
猫と人間の絆にとって非常に重要な時期でもあり、家畜化が永続的な遺伝的変化をもたらした数少ない分野の1つだと、ポングラッツは言う。
その期間は野生種の猫で約2週間、家畜化された猫で約2カ月続く。』
まだ乳離れしない赤ちゃんの頃に「猫と人間の絆」が形成されます。
この時期を過ぎてしまうと「猫と人間の絆」は育たず「同居人」の関係になります。
子ネコをミルクを上げなくてはいけない赤ちゃんの頃から育てた経験のある人は、分かると思います。
あるいは、母ネコに「猫と人間の絆」があり赤ちゃんネコの頃から人間が一緒に子育てに参加する場合です。
もう一つネコと人間の関係があります。
それは❓
CNN
飼い猫が大型犬7頭を襲撃、1頭けが カナダ
2016.08.22 Mon posted at 12:45 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35087796.html
「猫と人間の絆」のある大人の女ネコのいる家庭に赤ちゃんに近い人間が参加する場合です。このケースでは、ネコが親で人間の赤ちゃんはネコの子供の関係です。
飼い主のベティ・トンプソンさんは、こう言っています。
『頭の回転はあまり速くないけれど、私のことだけは一生懸命守ろうとする』
メス猫の「ベイビー」には、ベティ・トンプソンさんが幼いころに知り合ったので自分の子供と同じように考えているのです。
犬の場合だと分かりやすいですね❓
CNN
行方不明の2歳女児を保護、愛犬を枕に森でスヤスヤ 米ミシガン州
2023.09.25 Mon posted at 16:00 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35209474.html
二匹の犬が迷子の幼い女の子を守っていました。
メス猫の「ベイビー」が、ピットブルに襲い掛かったのはベティ・トンプソンさんを守るためです。ベティ・トンプソンさんが大人になっても「ベイビー」にとっては、可愛いわが子と同じなのです。
こんな記事を書きました。
『野生のマヌルネコ の赤ちゃんとロシアの優しいおじさんの話を聞いて❓と思った人はいるでしょうか❓<2023.12.06』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/685622777d816fa3837eeb2e31d275c2
『(ロシア)偶然野生のマヌルネコ の赤ちゃんを育てることになったおじさんの話(動画)<2023.12.05』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6fbdd0060d88c5b5203d177945efa91d
ロシアのおじさんは、マヌルネコ を赤ちゃんの時から育てたので偶然、「猫と人間の絆」関係が出来上がりました。だからおじさんに育てられたマヌルネコたちにとっては、おじさんはいつまでも親です。野生に帰されてもおじさんの近くに住むのは、そのためです。親の近くにいたいでしょう❓
これもネコをよく知っている人は、分かると思います。276種類までは分かりませんが、ネコには色々な表情があります。ネコの表情を見慣れていない人は、それが分からないだけです。
嫌われている場合は、すぐ分かりますね❓
「フー!!!」
「バリ!バリ!バリ!!!」
『猫の表情は276種類、米の猫好き研究者が特定』
2023.11.02 Thu posted at 13:37 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35211032.html
※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e
※先に翔平君
OPS1.111(出塁率.425 長打率.686)以上
(2022年アーロン・ジャッジ超え)
ホームラン50本以上(2年連続HR王)
ワールドシリーズ優勝
一応、ノルマ的目標です。
※さてサイ・ヤング賞
今年
ア・リーグ
ゲリット・コール
防御率2.63 15勝4負 奪三振222
ナ・リーグ
ブレイク・スネル
防御率2.25 14勝9負 奪三振234
参考
スペンサー・ストライダー(25歳)
防御率3.86 20勝5負 奪三振281
大体、傾向として勝ち星・防御率・奪三振のバランスの取れた投手が選ばれます。ストライダーは勝ち星と奪三振は圧倒的ですが防御率が悪すぎて選にもれました。防御率が、「.300」未満なら対象になっていたかもしれません。
他の投手との成績の兼ね合いもありますが・・
防御率.270未満 勝星15勝前後 奪三振220以上
これくらいの数字から対象になると思います。
千賀滉大
防御率2.98 12勝7負 奪三振202
今シーズンは、登板数が29試合と少なかったので全般的に数字が足りません。来シーズンは、メジャーのサイクルで登板が回ると思いますので登板数は増えると思います。勝星と奪三振は、上積が期待できます。
問題は防御率です。「2.70」程度まで向上すれば対象になると思います。
来シーズンの期待度は、高いですね❓
山本由伸
(オリックスで)
防御率1.21 16勝6負 奪三振169 登板数23試合164イニング
日本での成績ですので参考値です。
メジャーだと33試合程度の登板があります。投球回数で200イニング少々。日本だと順調に登板して26試合です。相当、登板数が増えます。
千賀滉大が今年1年目で29試合に登板、166イニングです。これでも、まだ少ないです。
どちらにしても・・・
「防御率.270未満 勝星15勝前後 奪三振220以上」
この程度の成績が達成できるかどうか❓
山本由伸は、来シーズンがメジャー1年目ですのでやや難しいかもしれません。
メジャー2年目の千賀滉大は、防御率さえクリアできれば十分、サイヤング賞を狙えると思います。
二人とも頑張ってほしいと思います。
翔平君は2年連続のHR王で50本以上。
期待しています!
※これで終わりでは、やや芸がないので❓
山本由伸と千賀滉大を日本時代の成績で比較してみると❓
年俸270万円が今や“20億超え”…メッツ千賀滉大の逆転人生「なぜ無名の高校生がスカウトされた?」山本由伸と比較する“どちらが最強か”―2023下半期 BEST5
2023/12/24 06:03
https://number.bunshun.jp/articles/-/859915
https://number.bunshun.jp/articles/-/859915?page=4
4ページ目に数字の比較が出ています。
やはり山本由伸は、日本での成績を見てわかる通り全てにおいて完成度の高い投手です。とても25歳とは思えない完成度の高さです。昔の投手なら元巨人の桑田真澄の精神面を強くしたような印象です。そう言えば体格もほぼ同じですね❓
心技体で25歳にして、ほぼ完成形にあるのが山本由伸の素晴らしい点です。メジャーにはこれから順応するわけですが、もしその点を克服すれば1年目からサイヤング賞を狙えると思います。
一方の千賀滉大は奪三振の多さが示す通り球の威力で勝ります。その他の点では劣るし、特に防御率が悪いです。千賀滉大は、この点(コントロール)の改善が出来ればもっと防御率が上がって本物のメジャーのエース級になれると思います。コントロールの改善ですね❓これが出来れば、山本由伸と勝負できるかもしれません。当然、サイヤング賞も狙えると思います。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
「プラスチックから竹への置き換え」 中国、環境保護に貢献
2023年12月14日 17:00 発信地:中国 [ 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3496119
聞くとなるほどな・と思います。
中国だから出てくる発想ですね❓
日本でも同じ発想が出てくるといいと思います。
環境保護の観点からは、大切なことだと思います。
やや違いますが、日本でも竹を利用する開発を進めている研究グループがあります。
『鉄に代わる「竹筋コンクリ」 戦前技術に再脚光―東北の産学、実用化目指す』
2023年12月22日13時40分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122200161&g=soc
これは鉄の代用に使おうという発想です。
しかも戦前にも考えられた技術です。
発想と技術開発は、無限だと思います。
そして❓
昔は、発想だけで無理だったことも今は出来るかもしれません。
今無理な技術開発の目を記録して残すことも考えたいですね❓