「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2025ドイツ総選挙後の連立がドイツの未来を決める<2025・02・23

2025-02-23 12:06:29 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

時事通信
極右AfD躍進へ SNS駆使、米政権も後押し―ドイツ総選挙
2025年02月23日07時11分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025022200469&g=int

ドイツでは去年の12月に3党連立政権が崩壊して、総選挙の日程が早まり今日総選挙が実施されます。
連立与党である社会民主党と緑の党は、国民の信を失いました。
①社会民主党⇒左派、②緑の党⇒環境極左
③「キリスト教民主・社会同盟」(CDU)⇒保守とされるが実質は左派
メルケル16年の治世の間にドイツでは、左派の政策が多く取り入れられそれが固定化しました。
メルケルは個人的な見解は、保守を装った社会主義者です。そのためCDUが左派化しました。
この3党がドイツ政界を支配していると言っていいと思います。

そして左派的な政治は、自由主義や民主主義から乖離していきます。
まず言論統制を行います。密かにやるので国民は気が付きません。
今、ドイツでは公共放送や大手新聞は全部左派支持です。左派がマスコミを乗っ取りました。
分かりますか❓
ドイツ・マスコミは左派のプロパガンダ機関に変質しているのです。そして左派絶対支持を密かに刷り込んでいきます。
日本の昔の「原発安全神話」と同じです。気が付かないうちに洗脳され、気が付いたら信じています。
原発神話を、左派神話に置き換えれば、全く同じです。

ドイツではメルケル時代に当時の与党のCDUは実質的に左派政党に変化しました。①であろうと②であろうと全部、左派です。
左派は自分たちに異論を唱える者や反対する者を排除して弾圧します。
政治の世界では、与党の政策に異論を唱える「ドイツのための選択肢(AfD)」を攻撃して排除します。
その根拠は、「極右」「独裁主義⇒ナチス」「ポピュリズム」などです。
そして、今はそれがドイツ国民にも及び始めました。
国民まで弾圧の対象にし始めています。

<それを書いた記事>
現代ビジネス
2025.02.22 川口マーン恵美
総選挙を目前に控えたドイツの“絶望”…「戦後最悪の首相」がここまで落ちぶれさせた!
https://gendai.media/articles/-/147338
https://gendai.media/articles/-/147338?page=3
ここに具体的にどのような事を行っているのか少しだけ書いています。もう少し詳しく書いてほしいですが記事の趣旨と違うので簡単な例を挙げているだけです。国民を弾圧する具体的なやり方です。極左の緑の党がひどいです。
Xに批判を投稿したら警察が踏み込んだとか、国民を刑事告発するとかメツアクチャです。
自分たちを批判する国民をこうして脅して批判させないようにしています。
ロイターにもそれがを書いた記事が最近ありましたがメモしておくのを忘れて記事が探せません。

※ニューヨーク・ポストに記事がありました。

記事タイトル(翻訳文)
ドイツでは政治家を侮辱したために逮捕される人がいる。このようなことがドイツで起こらないように言論の自由を守る必要がある。
(by リッキー・シュロット)
2025年2月21日午後3時18分 公開
https://nypost.com/2025/02/21/world-news/germans-cant-insult-politicians-which-is-why-we-need-to-protect-free-speech-in-the-us/

かなり詳しく書いていますので、ご一読をお勧めします。ドイツの現実が分かると思います。

左派独裁と情報統制や弾圧類似行為は、緑の党が連立政権に参加してから現実に起きていることなのです。
これが続いて行けば、やがてドイツは左派独裁が強まって警察や司法をつかって統制し始めるでしょう。
ナチスドイツは、社会主義政党から始まっており「極右」と言うのは完全に事実の捏造です。
むしろ、緑の党の方がナチスに近いと言えます。だから国民に対して弾圧に近いことをやっています。

そして自分たちと異質な「ドイツのための選択肢(AfD)」を、「極右」「独裁主義⇒ナチス」「ポピュリズム」と言って批判し政治から除外します。それを左派に浸透されたドイツ・マスコミが煽り立てます。
緑の党が主導して、ドイツは徐々にナチス化(独裁主義)していると言ってもいいと思います。

だから、イーロン・マスクやヴァンス副大統領がドイツの現在の政治を弾劾して、自由主義と民主主義の必要性を訴えています。現実にドイツが左派独裁化しつつあるから、強引な内政干渉にも見える「ドイツのための選択肢(AfD)」支持をして政権に参加させるよう訴えました。
ドイツ政界の反応は、完全拒否でした。
どちらが正しいのかは、今後一定の時間が経過すれば明らかになると思います。

これが正しいとするならドイツは左派独裁に移行する危機的な時期を迎えていると言えます。あくまで、今はリスクです。
しかし、それを報道する欧米のマスコミは日本で見る限りありません。多分、アメリカの保守系のマスコミは何か書いていると思います。それが、日本で報道されることはありません。

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(2)2025ドイツ総選挙後の連立がドイツの未来を決める

現時点の予測では、CDUが得票率30%程度で第1党の見込みです。
AfDが得票率20%程度で第2党の見込みです。
社民党と緑の党は、10数%の見込みです。

もし選挙後の組閣で、CDUと社民党、緑の党で連立政権を組むと、これまでのドイツ政治の流れが継続する可能性が大きいと言えます。ドイツの左派化の流れが変わりません。緑の党のやり方を見ていると、益々強権的な統制を強めると思います。

つまり、ドイツは自由主義社会であるのか、左派独裁社会に移行するのかの岐路にいるのかもしれません。
選挙後の組閣で第2党になるであろうAfDを政権から排除すれば左派化が進行する可能性が高い、と個人的には考えています。そんな事を書くマスコミは、皆無ですが❓
反対にAfDの進出を危惧するドイツのプロパガンダのオウム返し記事ばかりが目につきます。
少なくもトランプ政権は、左派化が進行する方を危惧しています。


※関連日記目次
項目「ヨーロッパ」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d



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