「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

女子Wカップ>2011年から続く道<2023年8月

2023-08-07 20:03:18 | スポーツ

2011年ドイツ大会
日本が初優勝しました。それ以前は、予選敗退が多かったですから奇跡的ですね。
その大会で活躍したのが、日本女子サッカー界のレジェンドの澤穂希(ほまれ)選手です。当時33歳でピークを過ぎていました。
澤穂希
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%A4%E7%A9%82%E5%B8%8C

1995年のWカップがWカップに初出場した年です。この時日本女子は、初めてベスト8を達成します。しかし、その後は3大会連続の予選敗退でした。
オリンピックも1996年から出場しています。
2004年アテネ五輪でベスト8。
2008年北京五輪ベスト4。
その流れで2011年Wカップ初優勝が生まれました。
2012年ロンドン五輪・銀
2015年Wカップ準優勝

2015年のWカップで現役引退しました。
Wカップに6回出場しオリンピックは4回出場しています。日本がベスト8以上を達成した大会に全部出場しています。
国際Aマッチ出場205試合83得点。
釜本邦茂の記録が75得点です。

もっとも澤穂希さんが輝いた2011年ドイツ大会を振り返ってみました。
2011 FIFA女子ワールドカップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/2011_FIFA%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97

日本は予選は、グループ2位で通過しました。
イングランドに0-2で負けています。
決勝T1回戦ドイツ戦
延長戦の末1-0勝利。得点者・丸山桂里奈
2回戦スウェーデン
3-1勝利。得点者・川澄奈穂美2澤穂希1
決勝戦アメリカ
2-2得点者 宮間あや81分澤穂希117分
同アメリカ  モーガン69分ワンバック104分
PK戦3-1日本勝利
4人目のキッカー熊谷紗希

この大会はPK戦で決まった試合がかなりあります。決勝を含めて3試合。
そして決勝のアメリカ戦では、アメリカが常に先行して日本が追いつく展開でした。延長戦でもアメリカが先に点を取っています。残り3分の117分で値千金のゴールを決めたのは、大エースの澤穂希選手でした。これが決まっていなければ日本は敗退でした。澤穂希選手のサッカー人生で最高のゴールでしょうね。

PK戦は4人目で終わったので蹴っていません。多分、5番目のキッカーに予定されていたのだと思います。

4人目のキッカーの熊谷紗希選手。
今、32歳ですから当時20歳ですね。
今大会は、優勝メンバーで唯一センターバックとして出場しています。

※そして2011年大会の優勝は、フロックではない事も分かります。世界1・2・3の強豪国に全部勝利しての優勝です。堂々の優勝です。

澤穂希選手は日本女子サッカーの黎明期にあって大きな貢献をしました。男子の釜本邦茂選手とともに今後、中々このような優れた選手は、出てこないと思います。

澤穂希選手の最後のWカップ2015年大会は、準優勝でした。澤穂希選手はバックアップメンバーとしてチームに帯同し、澤穂希選手に頼らず準優勝しましたから立派だと思います。

2019年大会は、残念ながらベスト16で終わりました。オランダと対戦し1-2で敗北しました。
オランダは、決勝まで勝ち上がりアメリカと対戦しました。アメリカの2-0の勝利でオランダは準優勝でした。

2019年大会の日本チームが弱かったわけではありません。準優勝チームのオランダに僅差で敗北しました。たまたま日本に勝利したオランダが決勝まで勝ち上がりました。逆になる可能性も十分あったと思います。

だから2023年・今年の日本チームが強いのは偶然でもまぐれでもありません。2011年から続いている道です。

やや情けない話を聞きました。
大会直前まで放送するテレビ局がなかったんだそうです。
そこで公共放送のNHKが放送する事になったんだそうです。組み合わせに恵まれれば、日本が決勝まで勝ち上がる可能性のある大会を放送したがらないテレビ局の無知には、結構呆れました。

無知だからNHKに美味しいところを、全部取られたようです。

※そして、2011年・澤穂希選手の雄姿を見てその後成長した熊谷紗希選手。

リヨン時代の仲間なでしこDF熊谷紗希とノルウェーFWヘーゲルベルグ抱擁「何があっても友達」
[2023年8月6日10時47分]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202308060000252.html

フランスのリヨンで主力として5度の女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献しました。
Wカップも今大会が4回目の出場です。



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