先日ダンナからしつこく頼まれた目薬をたくさん持って行ったが、今度は靴下を4足買って持って来てくれと電話。
4足って、ダンナが一番嫌いな数字なはずなのに何故。
ああ…なるほど。
病棟の看護師から、「靴下が古くなって穴が開いたりしてるので、新しい靴下を何足か持って来て下さい」と言われ、6足買って届けていた。
だからあと4足新しいのが増えれば10足になってちょうどいいと思ったのだろう。
あーめんどくさ!
ダンナの数のこだわりに付き合うのはうっとうしいが、届けるまでしつこく電話が来るからまあ届ける。
ただ、買うときは模様なども気をつけなければならない。
例えば、くるぶしの処にワンポイントあろうものならダンナにとってNG。
くるぶしにワンポイント付いているということは、片足で2カ所、全部で4カ所になってしまうから。
片足に一カ所でもダメ。両足で2カ所になってしまうから。
ダンナは一番4が嫌いで次が9、三番目が2だ。
昔、入院してなかった頃、ボタンシャツを買って行ってあげたら、ボタンの数を数えて気に入らなかったダンナ。
「勝手に買って来ないで欲しい」なんて言われて相当ムカついたことがあった。
頭の中は数のこだわりでいっぱい。
生きづらかっただろうなあと思う。
あ、ダンナはまだ生きてるが(笑)、昔から日常生活の中で、数ばかり数えて困難な体質だっただろうなあ。
物の数だけではなく、動作の数、音の数…
頭の中はいっぱいいっぱいで辛かったダンナ。
ダンナは大人の発達障害だったのだろう。そのニ次障害から統合失調症になったと思う。
しょーがねぇなあ。数でも何でも付き合ってやりますよわたしゃ。