どんだけ靴下

2021年04月15日 | 日記
先日ダンナからしつこく頼まれた目薬をたくさん持って行ったが、今度は靴下を4足買って持って来てくれと電話。

4足って、ダンナが一番嫌いな数字なはずなのに何故。

ああ…なるほど。

病棟の看護師から、「靴下が古くなって穴が開いたりしてるので、新しい靴下を何足か持って来て下さい」と言われ、6足買って届けていた。

だからあと4足新しいのが増えれば10足になってちょうどいいと思ったのだろう。

あーめんどくさ!

ダンナの数のこだわりに付き合うのはうっとうしいが、届けるまでしつこく電話が来るからまあ届ける。

ただ、買うときは模様なども気をつけなければならない。

例えば、くるぶしの処にワンポイントあろうものならダンナにとってNG。

くるぶしにワンポイント付いているということは、片足で2カ所、全部で4カ所になってしまうから。

片足に一カ所でもダメ。両足で2カ所になってしまうから。

ダンナは一番4が嫌いで次が9、三番目が2だ。

昔、入院してなかった頃、ボタンシャツを買って行ってあげたら、ボタンの数を数えて気に入らなかったダンナ。

「勝手に買って来ないで欲しい」なんて言われて相当ムカついたことがあった。

頭の中は数のこだわりでいっぱい。

生きづらかっただろうなあと思う。

あ、ダンナはまだ生きてるが(笑)、昔から日常生活の中で、数ばかり数えて困難な体質だっただろうなあ。

物の数だけではなく、動作の数、音の数…

頭の中はいっぱいいっぱいで辛かったダンナ。

ダンナは大人の発達障害だったのだろう。そのニ次障害から統合失調症になったと思う。

しょーがねぇなあ。数でも何でも付き合ってやりますよわたしゃ。