あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

高橋望・工藤佳ライヴ

2013-09-23 15:58:00 | ノンジャンル
20日は、吉川忠英さん以来になりますが、僕の持っている簡易なPA器材でプロミュージシャンのライヴPAをやりました。
器材は、Yamaha簡易PAセット「EMX62M」、Tapcoミキサー「ブレンド6」というずいぶん古いセットですが、これらを中心にマイク4本などすべて手持ちの器材です。
使い慣れたスピーカーは、ヤマハのロングセラー名器12インチで十分な音量があるので、グランドピアノだけに、大きな出音があるのでマイクは必要なしと判断し、ピアノはマイク無しで生音にしました。




画像はリハの様子ですが、会場の秋田市「Cafe ブルージュ」は何度も歌ったり、PAを頼まれたりして部屋の特性もわかっていたので、40人という大入りの中でも(人がPAの音をかなり減衰させる)それなりの音響効果が出来たと思います。
現在、市内のアマチュアミュージシャンがほとんどラインで音を出す中、二人はマイク採りでした。
ショートブームのマイクスタンドが2本有ったのですが、初めて大活躍してよかったです(笑)



高橋望さん http://n-t-g.net/
ベテランの新井英一さんの傍らでギターを弾いているのは、僕は何度もいろいろな会場で聞いていたし、東京の尊敬するミュージシャン旅流草一郎ともライヴをやっていたこともあるので、我が家で休憩したこともあり、再会が嬉しかったです。
相変わらず、とっても優しく音には厳しかったです。
望さんは、ピックの持ち方は普通なのですが、現に当てる角度が通常とは90℃違うので(ピックの面でなく、縁で弾く)、弦へのアタックの強さは飛び切り強い奏法で、僕が一番心配していたのがこの音圧でした。
2枚目の画像の右手先の角度が上に上がっているのわかるでしょうか?



工藤佳さん
30歳のミュージシャンです。
僕は初めて知りましたが、新井英一さんや高橋望さんの音楽を中学生の頃から聞いていて、コピーしていたという(おそろしく早熟な・・・)ギターとピアノの弾き語りです。
歌詞や言葉がはっきりしていているし、ハスキーな歌声と相まって迫ってくるプレイを聞かせてくれました。
お客さんの中に、同窓会的ノリでおしゃべりが止まないグループがありましたが、MCで注意したりしないで、唄と演奏で彼らを黙らせたのはうれしかったです。



(一度だけ)瞬間的にピークオーバーでハウリングしたときには、冷や汗をかきましたが、ギター2本の強いストロークとボーカルの音程で倍音が重なったためと思われ、初めての経験だったので大いに勉強になりました。

ハンダ作業

2013-09-12 00:41:00 | ノンジャンル
部品だけがかなり前から準備していたのですが、あまり得意ではないハンダ作業なので放っていたギターシールドの加工作業をしました。
使う工具はこんな感じです。



まずは、シールドのフォンジャックを切ります。
取り付ける部品は、電源スイッチ付きのジャックです。
金色のジャック部分に見える色違い(銀色)の部分がスライドして電源をオン/オフするので、演奏終了後にPAにつながってパワーが入ったまままギターから抜くことが出来ます。
よくある「過電流・過電圧でスピーカーを痛める」ということは無くなります。
吉川忠英さんのライヴでPAをやった時に忠英さんから薦められました。
仕組みは、ギターのジャックに差し込んで「銀色部分が押し込まれてスイッチオンになってる」状態から抜いた瞬間、銀色の部品が写真の状態にバネで戻り、瞬時にスイッチオフになるという優れものです。



値段の高いシールドは、このように二重に保護されていて、外に流れ出る余計な電気を遮断しています。



画像はありませんが、どのシールドやスピーカーコードも統一された規格になっている「網目になっている外側が-・芯の部分の細い+」を部品の「外側-・中心部分+」にハンダ付けをします。



こっちは、安売りのシールドを切った画像です。
太くはなっていますが、明らかに絶縁性の悪そうな太いだけの素材に、ジャック本体もいかにも安っぽいものが使われています。
実際の使用には大きな問題は無い程度の「廉価商品」ですが、もっと安いものだと電流の漏れ方はかなりひどくなり、ハム音(電気の流れる音)が漏れてPAに流れて増幅され、スピーカーからブーンという音でうるさくなります。



完成した2本を並べました。



ついでに古い Gibson J-200 N に自分で加工して取り付けていた「Fishman レアアース」というピックアップ(PU)を外して、年代ものなので元々生音が鳴り響く特性を活かし、生演奏専用にしました。



外したPUは、インドネシアで制作された Epiphone EJ-200 CE のPUがあまりにもひどいので外付けをしました。



僕が以前応急修理して使っていた(買った時から装着されていた)PUは中国製らしく、詳しい人に言わせるとコードストロークで音が割れるという「チャイナ・クオリティ」のとんでもないモノでした。



見た目はかなりアレですが、「レアアース」の音圧が高く太い低音部が出ています。
明後日14日の八橋日吉(ヒエ)神社宵宮ライヴで使おうかと考えています。
画像では、サウンドホールのレアアースの左側にフレットと同じ大きさの黒いものが、ついてきたPUです。どう考えてもこの大きさと場所で、「ステレオシステム」というのは無理でしょう。
東南アジアでよく見かける動画サイトでは、125ccバイクに「家族6人乗り」みたいなもので笑わせたり驚かしたりしますが、それと同じ感覚なんでしょうか(笑)




雑感

2013-09-05 00:13:00 | ノンジャンル
暑すぎる夏が突然、連日の雨になった。
数日来、ずっと雨模様。
今も激しい雨だが、秋田県は年間日照時間の少なさは全国一なのでこんなものだろう。
青空も秋の青だ。
晴れたら出かける犬の散歩の旧滑走路は、この20年近く先代のラブラドールのランと、現在のパピヨンのランプを走らせてきたが、毎年やっぱり秋には秋の空になる。



時々晴れるとそのたびに秋の訪れが確実に感じられるし、夜の雨の合間の虫の声がうるさい。
8月の終わりころまは、ずいぶんアブラゼミの声を聴いていたのに、今はコオロギやウマオイの声が窓のそばに寄るとで聞こえる。

我が家の「ビール」といえばこれだ。
燗酒や紹興酒などの温かいアルコール以外は何でも呑むのだが、元々ビールがあまり得意じゃないのに、この「澄みきり」は呑みやすい。
今年の自分にとっての「ビール」だ。



母屋の裏側は、コンクリート・透明のプラスティック波トタンになっている。
昨年、暮れから1月に行ったガラクタ処分の際に余ってしまったものをこの場所に置きっぱなしにしていたので、歩くのも大変だったのをスチール棚などを入れてようやく整理した。



ゴミ袋8っつ分の処分になった。
明日は、ずいぶん前に準備していた作業台を置いて、簡単な大工仕事やさしせまったギターシールドの改造、マイクの取り付けのハンダ作業などを出来るようにしたい。



午前中は、隣家の柿の木を食い尽くしたアメシロが、我が家の植木に移動してきたのだが、木が小さいのでさらに転戦のために部隊を移動をしているのを確認したので、昼過ぎまで4時間ほどのアメシロとの戦いになった。
サンダルでは気持ち悪いので、かなり古い長靴ではあるがはきやすいので、春の草取りで使ったきりの長靴に足を入れて、「さ~てやるか!」と一歩を踏み出した瞬間、内側が夏の暑さで溶けてくっついていて両足をそろえたまま転んでしまった…
今年の除雪用に買う事にした。