あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

鳥海山~土田牧場

2014-04-28 22:51:00 | ノンジャンル
毎年恒例の「春一番ツーリング」は、男鹿半島か仁賀保高原「土田牧場」なのだが、予定していた今日は朝から雨で、車でドライブとなった。

目指すは鳥海山!
見た感じでは、山頂の2236㍍から1000㍍あたりまで雪で白いが、五合目の鉾立駐車場までは行けそうだ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E6%B5%B7%E5%B1%B1
県南の横手・羽後町から見る「夕陽を背負った鳥海山」は、富士山をさらになだらかにした美しい姿で有名だ。




今でもここを走るたびに、バイク仲間の友人たちと早朝練習で走りに来た頃を思い出す。
ついでに、大転倒で壊れた愛車を道路から見えないところに隠して、ケガをした足をかばいながら友人のバイクの後ろに乗って帰るという、切なく哀しい思い出も・・・
パソコンの無い時代の古い写真をデータロムにしたので、それをパソコンで開いてスマホで写してみた。
懐かしいなぁ。
写真の中の仲間は、若くはつらつとして、将来の(つまり今の)生活なんかは全く想像していないあっけらかんとした顔をしている。





人家が切れていよいよ上りが始まる旧ブルーライン料金所付近の道祖神。
全く読めないが、何となくアリガタイような感じがする。



あいにくの雨と霧のせいで下界は全く見えないが、三合目あたりから山側も谷側も雪が厚くなってきた。
五合目の「鉾立駐車場」が、南の山形県側から上ってきてもブルーラインの一番の高所だ。
確か駐車場の標高が1000㍍弱だったかな。



少しの期間しか見ることの出来ない「雪の壁」だ。
鳥海山は、日本海にすそ野を落とす独立峰なので、暖かい風が吹き付けるので、奥羽山脈の八幡平や十和田湖の「雪の回廊」まではいかないが、かなりの迫力がある。
もう少し雪壁が融けるとイワツバメの集団営巣が見られる。





鉾立駐車場。右奥に除雪車が見える。
とにかく寒い!
下界が17℃くらいでここはおそらく1~2℃。
雨と雪解けで道路に水が流れている中、カッパを着たバイク乗りがが来ていた。



あまりの寒さに一気にブルーラインを降りて仁賀保高原「土田牧場」に向かう。
視界は10㍍。



バイクで来たら必ず休憩する名所?「ひばり荘」が、ガスで全く見えないのでパス。



ウサギ以外は、たくさん写してきたのでついでだから一気にアップ。
しかし、スマホは使いやすい。
全くデジカメを持ち歩かなくなってしまった。





見事にみんな寝ている。
馬も(当たり前だけど)立って目を閉じて寝ている。
こいつは油断すると噛んでくる。





セントバーナードをモフモフしたくて土田牧場に来るのだから、数頭のセントバーナードの寝ているのを無視して、次々と モフモフモフモフモフ・・・モフモフモフモフモフ・・・モフモフモフモフモフ・・・モフモフモフモフモフ。
大型犬大好きには至福の時間です。
ぶっとい足がタマりません!



ウサギと羊には100円の人参を食べさせてから、出産したばかりの母子を見る。さすがにモフモフは出来ないので見るだけ。



可愛すぎる!!!





ヌイグルミ!!!!!



おまけで我が家のランプ様。
セントバーナードの頭の大きさしかない(*^_^*)
ハイハイ、お前が一番だよ(*^_^*)







中部日本海地震 男鹿水族館 GAO

2014-04-08 23:22:00 | ノンジャンル
天気が良かったので、今日はちょっとドライブしました。
男鹿半島の先っちょにある水族館「GAO」に白熊のゴウ太♂とクルミ♀を見に行ってきました。

下に見える漁村は、日本海中部沖地震(1983年5月26日)の津波で子供たちが亡くなった加茂青砂の入り江です。

wiki から抜粋

当時、東北電力能代火力発電所建設のため埋め立て工事中であった能代港では、埋め立ての外枠となるケーソン上で作業中の作業員や、潜水士などが津波に飲み込まれ、35人が死亡する最大の被害が出た。能代港には殉難者慰霊碑が設立されている。
男鹿市の加茂青砂では、遠足で訪れていた北秋田郡合川町(現在の北秋田市)立合川南小学校の児童43人と引率教諭たちが津波に襲われた。多くは漁船や付近の女性などに救出されたが、児童13人が死亡した。遺留品の散乱する現場の空撮映像が全国ニュースで配信されたこともあって、県民や国内はもとより日本国外にも大きな衝撃を与えた。合川南小学校にはローマ法王ヨハネ・パウロ2世をはじめ、全世界からメッセージが寄せられた。また同校では外国人音楽家による無料演奏会も催された。男鹿市立加茂青砂小学校(2001年(平成13年)4月に北陽小学校へ統合され廃校)には、合川南小学校の慰霊碑が建立されている。
男鹿市の男鹿水族館で、観光客のスイス人女性が津波にさらわれて死亡した。その後、記憶に留め、慰霊するために、水族館駐車場脇に像が建てられた。このほか男鹿では日本海中部地震津波慰霊の碑に波の高さが刻まれている。
漁船が転覆するなどして、能代市・山本郡峰浜村・八森町(現在の八峰町)で漁業関係者10人が死亡した。また、峰浜村で波が砂丘を乗り越えて押し寄せ海岸線から800メートル奥まで流されるなど、農作業中の3人が死亡したほか、八森町では2人が死亡した。
そのほか磯釣りをしていた10人など県内全体で79人が死亡した。

僕の職場の後輩M君が、男鹿門前の岩場で磯釣りをしていてこの津波にのみこまれ、僕たち同僚が募った職場の義捐金で捜索活動をしましたが、雇ったダイバー達が彼を海底で発見するまで10日ほどかかったということを思い出します。



GAOの駐車場には、津波に襲われて亡くなった観光客のスイス人女性マグダレーナ・ブランデンベルワーさんのの慰霊碑です。



駐車場から見たGAO正面。



細い目で睨んでグネグネするタコ。



魚たちが泳いでいる風景を見ているのは飽きないです。



クルミお母さん。
第一子のミルクちゃんは、契約のためにほかの動物園に里子に出されていなかったのが残念です。



気持ちよさそうに日向ぼっこをしているゴウ太です。クルミよりもずいぶん年下です。



ペンギンが挨拶に来ました。
岩の上には体を乾かすペンギンが腕(羽根?)を広げています。





ミズクラゲの乱舞。
ライトアップの効果もあって幻想的です。





アザラシの後ろ宙返りです。
似ているので違いがよくわからないのですが、よく見ると納得の見分け方です。
(一口メモ)
アザラシ→前足も後ろ足も小さい→陸ではホフク前進
オットセイ→四肢が大きく、後ろ足は二つに分かれている。
アシカ→さらに大きい
なので、陸で芸が出来るのは前足で体を支えられるオットセイとアシカなんですね。



ウミガメ。





下から見た何かとぼけているエイ(笑)





春がきた

2014-04-04 07:41:00 | ノンジャンル
毎年の事だが、なかなか消えない雪があっという間に無くなり、毎日の気温が急に上がったなと感じたら、もう4月になっている。
屋根があるのだが、雪が舞い込んでくるガレージのバイクは、シートをかぶせていたとはいえ、去年のシーズンの終わりに磨かなかったので、汚れたままでサビが浮いている。

狭い場所に二台重ねるように駐車しているバイクは、ザッツとセレナの車を出さないと動かせない状態なので、絶好の洗車日和に近所に車を置かせてもらって玄関前で水洗いした。

奥にはザッツ。
手前にセレナが入っているので車を出さないとバイクが出せない。
大手のバイク屋のようにかなり頑張って詰め込んでいる。



あえて古い実用車のフォルムを残しているST250。



エンジンは、フィットのエンジンを半分にした二気筒エンジン…など、外装やメッキなどもきわめて安く作ったNC700。



スーパーカブと同じ直立乗車姿勢なのでヘルニアに優しい。
今年すでにマイナーチェンジされて、NC750に大型化された。



中古市場ではどちらも最も安い価格帯なので買ったのだが、サビや傷はそれなりについているので、本当は秋の乗り納めが終わったら整備しなければならない。
でも晩秋の小春日和では風が冷たいし、数か月も乗らないとなるとテンションが落ちるので、毎年春に整備している。



一番心配なのが、ほぼ吹きさらしの状態で氷点下の気温が2か月以上続いている環境で、冷え切ったバッテリーの消耗なのだが、幸い一発でエンジンが始動!
キャブレターから電気制御になっているので、エンジンが始動するまでのセルの空回しのバッテリー消耗が無いので気持ちよくエンジンがかかるのが、18歳からバイクに乗ってきて春に毎年さんざん苦労してきた僕には嬉しいのだ。

しかしなぁ…‥・・・
ヘルニア痛の隙間を縫って、いったい今年は何回走られるのだろうか?(笑)