介護について話しませんか

介護にかかわる、すべての人を応援します

ご訪問ありがとうございます



2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



いまさら初任者研修

2021-10-10 10:56:23 | 日常よもやま話
行ってます。😅
8月半ばから週1日7~8時間研修を受けるコースで、終わるのは12月です。。。😅
私の場合、今は訪問サービスA従事者という資格しかないので、要支援の人しか担当できません。
しかし!初任者研修の資格を取れば、正式なヘルパーとして要介護1~5の人の身体介護もできるようになります。
実は最近、お掃除で訪問しているある利用者さんが要支援から要介護1になって、そうするとやることは同じでも私はもう訪問できなくなってしまうわけです。
とっても優しい方で、私もずっと訪問させてもらいたいのに……と内心思っていたのですが、
そしたらサ責さんが言うには、なんと、私が初任者研修の資格が取れるまでは自費サービスとして私のままで変えないでほしいとのお申し出があったとのこと、😂嬉しかったです。だって自費ってことは1回数千円?ですよ?実際には、認知症の初期の方なので慣れたヘルパーを変えてしまうと混乱するかもしれないということなのですが、こういうこともあるから、最初から初任者研修受けておけば良かった、と悔やみました。
でも学校は楽しいです。😀
しかしこんなに大変な勉強を経て資格を取ったすべての人を尊敬したいくらいです。
自分が親の介護で経験してきたことが、すべて理論的に説明されている感じで、事業者側の理論も、こういうことだったのか。と初めて納得することも多々あり、たとえば終末期介護の所で、自分が母を特養で看取る時、母の様子の変化にいちいち動揺して心配して特養のスタッフ達はどうして平然として心配もしてくれないのかとモヤモヤしてたんですが、その時自分が見た終末期の変化は全部!教科書通りなのです。なーんだ、書いてある通りに母も変化していたんだ、だからスタッフ達も平然としてたんだ。って納得しましたよ。

勉強は大変ですが、学校の日は体はすごい楽。まだ脊柱管狭窄症治ってなくて毎日痛み止めなど何種類も薬飲んでますが、だってその日はほとんど教室で座って講義を受けてるので、やっぱり動かないでいれば痛みは楽ってことですかね。😅
ただ、コロナの影響で外に出ての実習はなし。教室内で水分補給以外の飲食も禁止なので毎回昼は外食しなければなりません。店はたーくさんある場所なのでそれはそれで楽しんでます😄

仕事のほうは慣れましたがまた最近新しく担当になったお宅で、ぜーったいにやってはいけないレベルのミスをしてしまい、実は今ものすごく落ち込んでいるのです。たぶん、会社の責任者の人が私の代わりにめちゃくちゃ謝ってくれたみたいで・・・いっそのことその利用者さんが怒りにまかせて担当を他の人に替えてくれ、とか言ってくれればいいのに😅
今後も私が行かなきゃいけないみたいで・・
でも私より一回りも若い社員の人がすごくすごく慰めて励ましてくれて、
今回のミスは初めて仕事やめたいと思うくらいなんですがその人のおかげで頑張る気力が出てきました。
それに学校終わって数ヶ月後まで働かないと高い授業料が戻る申請が出来ないし。😅
もう少し頑張りまーす😄

引き続きすべての皆様を応援しています。



セキチュウカンキョウサク

2021-06-26 15:39:42 | 日常よもやま話
ブログを放置してばかりで……
いかがお過ごしでしょうか😀

私は仕事を始めて9ヶ月、じつは4月末あたりから最大のピンチで😅
腰と脚が痛くて……12年前からヘルニアの持病があるので、たまに坐骨神経痛が出ますが、今回は医者の薬を飲んでも、どんどん強くしてもなかなか……夕方になると歩くのも大変で…
痛くて痛くて、ある日、家に帰る途中、道端の植え込みのコンクリートブロックに腰かけて休んでいたら、たぶん私より年上の女性が通りかかって「大丈夫ですか?具合が悪そうなので……」と声をかけてくれました。
😂😂こんな優しさに出会えるなんて、嬉しくてすぐ笑顔になりました。

先日、事務所に寄った時にやはり私より年上のサ責(サービス提供責任者)さんが、何か困ってることない?と聞いてくれたので、
「たいしたことないんですけど(ホントは大したことある😄)、最近腰が痛くて。仕事はちゃんとしたいと思ってるんですけど、皆さんこういうことあると思うんですけどどうされてるのかなと思って。」と話してみたら、
「そりゃあるわよ~~ヘルパー60代が多いからね~。コルセット巻いて仕事行ったり、ギックリ腰で長く休んでた人もいるよ。だから無理しないで!休む時は電話かメールしてくれたら、そのために我々サ責が待機・・・・するようにしてるんだからね!」って。

実際、最近は利用者さんのワクチン接種の付き添いが増えて、ヘルパー達も優先接種の対象なので接種の日は休みになるし、サ責さん達大忙しなんですよね。
だから休まないようにしてますが、そう言ってもらっただけで気分も違いますよね。

痛みはもう2ヶ月!あまり改善がないのでMRIを撮ったら、脊柱管狭窄症だったわけです。それでも薬が増えただけで、もう一生治らないのか?なんて悲観する日もあり。

たぶん、これを読んでくださった方がいたらやはりどこか痛みや苦しみを抱えていらっしゃるのではと思います。
私の痛みなんて、仕事に行けてるならたいしたことないよと思われるでしょうが、
毎日痛みと付き合いながら生活している人がここにも1人いると思って頂けるだけでいいんです。

自分も今まで以上に他の人の痛みもわかるようになりたいと思うし、利用者さんの愚痴も今まで以上に親身に聴くようにしています。
利用者さんから学ぶことも多いです。たとえば最近では、掃除は自分の家だと思ってすること。これ、わかってるようで心がけてみると全然違うんですよ!

そんなわけで、とにかくまた痛みなくスタスタ歩けるようになりたい!
皆様が痛みなく健やかに過ごされますよう今日も心から祈ります。





雨の日は大変です

2021-04-25 23:17:17 | 日常よもやま話
仕事が大変だと思ったことはないんですが、雨の日だけは大変だ…と最近思うのです。
自転車で買い物をする仕事がある日は雨だけは降らないで!と天に向かって叫びます。
もちろんレインポンチョを着ます。しかしまず利用者さん宅に上がって買い物の内容のお話しをよく聞き、それから自転車でコンビニ、スーパー、ドラッグストアーなど回って買います。野菜はここ、惣菜はあそこ、など、私たちだってそのようなこだわりってありますよね。だからなるべくご希望に沿って3~4
軒回ります。どれも近いので雨じゃなければ簡単なことなのですが、雨の日だと買った物が濡れないようにしたいし、利用者さん宅の床が濡れてはいけないからレインポンチョも外で脱いだり着たり、タオルで足元も拭きながら、それでも頭からシャワー浴びたような状態になります。

先日たまたま買い物がある日にイヤ~な、傘をさしても濡れるような雨の日がありました。
その利用者さんはいつもあらかじめキッチリした字で買い物リストを書いていてくれてとても助かるのですが買う量は多いので
あ~この雨で自転車の前カゴとリュックと両手にレジ袋、どうやって濡れないように運ぼうか・・・などと考えながら訪問して、その日の買い物リストを渡されて見たら・・
感動して泣きそうになりました
なんと!すべてのものが1ヵ所のスーパーで買える物ばかりだったのです。
利用者さんはそう言わないけど、その日はひとつのスーパーで買って前カゴとリュックに収まる量になるように考えてあるのは明らかです。なんて優しい…
こんな心遣いをしてもらった時は本当に有り難くて、この仕事をして良かったと思えます。また大袈裟ですけど。

まったく長引くコロナの影響で、高齢の人たちは皆さんワクチンのこととか、色々な不安を口にされます。楽しみだったことも制限されたり出来なくなって閉じこもりがちになり、抑鬱状態で体調まで崩してしまう人も多くなっています。なんの助けにもならずもどかしいです。


介護者のつどいも細々と続いてはいるのですが、なんだか行政の支援がだんだん先が見えなくなってきました。来月はまた宣言中になって中止かもしれないし、でも話したい、と助けを求めている人も確かにいるわけで、こちらも本当にもどかしいです。


ところで全然話は違いますが、久々に実家のことですが、私が幼かった時代からある物置(納屋)がありまして、物置といっても二階建てで父が農機具や色々置いてたのですが今はほとんど物は入っていませんがそれが古すぎてだんだん崩れ始めてきました。こんど大きい台風か地震が来たらヤバい?となり、
あれこれ色々あって、結局、近くに住む自営業をしている従弟がそこを含む実家の敷地の半分ほどを使うことになり、最近あれこれ片付けや工事が始まって、ちょっと落ち着くまで数ヶ月かかりそうです。
でも私たちにとっては嬉しい忙しさで、この従弟という人が身内ながら本当に性格のいい人で、私たち姉妹も子供の頃から弟みたいに彼が大好きだし、父の甥なんですが父も母も一番のお気に入りで、たぶんこの従弟がやることなら、物置を解体しても古い道具を処分しても、何をしても喜んでるだろうと確信できるのです。
だから安心してすべて任せています。
毎年大変な家回りの草刈りや落ち葉の処理もこれからはやってくれるそうで、これが一番嬉しい😁

引き続き、どちら様もご無事に過ごせますように。本当に心より願っています






対策はずっとこれからも。

2021-02-27 17:31:46 | 日常よもやま話
もう3月ですね。
仕事を始めて5ヶ月たちました。
やっと・・・やっと、慣れてきたと言えるような…慢心してはいけないと常に初心で、
でもやっと、メモを見なくてもひととおり覚えられたかなと思います。今は担当してるの5軒だけですが、それぞれやり方が違うから私には覚えるの大変なんですよ。

前回も書きましたが、なぜかミスが多くなってしまう利用者さんもいれば、なぜか私のことをとても気に入ってくださる人もいて、有難いことです。
最初の日にコーディネーターさんから言われたことですが、こればっかりは「相性」だということです。

…なんて気分良くなっていたところで、最近また大いに反省すべきことが。

例の、ミスが多くなってしまう利用者さん、先週帰り際に、税金の申告と介護保険サービスのことで質問されました。
もちろん私にそんな難しいことは答えられるわけがなく。
利用者さん「事務所に戻ったら聞いといてよ。」
私「はい。じゃあわかる人から電話したほうがいいですか?」
利用者さん「こっちから電話してもいいよ。聞かれたってだけ言っといて。」

イヤな予感はしたんですが、事務所に戻ると、
なにしろ今のご時世で社員の人たちは事務仕事はテレワーク、交代出勤してる。
その日は特に人が少なくて、唯一いた先輩に聞いたら、
「そういう自分が答えられないような質問を持って帰って来ないこと私ではわかりませんので、申し訳ありませんがご自分でケアマネージャーさんに聞いてください。って答えるのよ!事務所だってこんなふうに誰も答えられる人いないかもしれないじゃない。だから持ち帰って来ちゃダメ。」
・・・もっともでございます。またまた反省ノートです。

多くの利用者さんにとってヘルパーは週1?2回、1時間だけ来る人。だからなのかいろんなことを話したり聞いたりしてくる。
聞かれたことには…じつは答えてはいけない質問がほとんどで。(個人的なこととか)そこを、嘘をつくことなくうまく切り抜ける答え方みたいなのもだんだんできるようになってきたかなと思ったところでこれです。
気をつけなければです。


感染予防対策もだんだんと厳しくなっていて、
マスク、サービス前後の手洗い消毒、使い捨てビニールエプロン、グローブなどは最初からでしたが、その後、マスクは使い捨て不織布のもの必須。
頭にアイソレーションキャップを被るのも加わって(使い捨て不織布のシャワーキャップのようなの)私が被ると給食のおばさんですが
私は元々、百均で買ったバンダナを三角巾として頭に被っていたのですが、衛生的な使い捨てキャップにして下さいとのことで。もちろんこうした消耗品は全て会社から支給されます。
さらに2週間前からは、非接触体温計を貸与されて、サービス前にまず自分が測って熱がないことを利用者さんに見てもらい、もしよければ利用者さんを測らせてもらう。
この非接触体温計というのが、今は使い方に慣れましたが、貸与された初日に行ったお宅で、なぜか何度測っても21度とか出てしまう。
利用者さん「あ、僕はいつも低いよ」
って!低い、ってレベルじゃないでしょ
後でわかったのは、その時は室温を測るモードになってた
次のお宅では、利用者さんが頭を突き出して「ハイ、どうぞ~!ハゲてるからどこでもいいよ~」って笑いそうになりながら測ったら何度やっても80度とか90度とかになる。
後でわかったのは、その時は摂氏じゃなく華氏になってた、という笑えない話。

緊急事態宣言が解除されたとしてもこうした対策はずっと続くのですよね。
コロナ前の世界には戻れないとしても、この1年たまりにたまったストレスが少しでもやわらぐような希望が見えてほしいですね。
どうか皆様もご無事で過ごせますように




「ゴニョゴニョ・・・」が良い?

2021-01-30 13:42:20 | 日常よもやま話
いちばん最近、利用者さんから注意を受けたこと、直接注意されたうえに会社に電話までかけて言われたんですよ・・ショックです。😭
どんなことかというと、訪問した時インターホンで私が会社名を名乗るのをやめてほしい、と。しかも大きい声で。と。
私は大きい声出してるつもりないんですけど、なにしろ密集してる土地柄、近所の人に聞こえる!って・・・
なかにはよその家にどんな人が訪問してるか聞き耳を立てて、それを他の人に広めてる人がいるんだって。
たしかに研修で教えられましたけど。もしも利用者さんの近所の人から話しかけられたりしたら、決して利用者さんのことは話さず丁重に速やかにその場を離れること。って。
そうですよね・・・インターホンで会社名言ってるのを聞かれたらダメですよね。
「じゃあ私の名字だけ言いましょうか」って言ったら利用者さん「いや、名字も何も言わないで。何て言えばいいかは自分で考えてよ。今まで来てた人たちはゴニョゴニョ・・・って、はっきりわからないけどでもわかるように言ってたよ。聞かれたらいけないってちゃんとわかってたんだね。前に来てた人に聞いてみてよ」って。
この利用者さん、なにかにつけて前のヘルパーのほうが良かった、みたいなことを遠回しにいつも言うんですよ。
すごくいい人なんですけど、合う合わないもあるのか私もなぜかこの利用者さん宅ではミスが多い・・・
その日事務所に戻ったら、たまたまその前任ヘルパーやコーディネーターの人もいたので報告、相談したら、みんな優しいので
あの人は特別近所の目を気にするのよ。
じゃあインターホンで「こんにちはー」とだけ言ってみたら?どうせカメラが付いてるから見ればわかるわよ。アタシたちもみーんな言われるの!前の人が良かった、って必ず言われるのよ。だからそれは気にしないで毎週行っていーのいーの
などと言ってくれて、
その後利用者さんからコーディネーターさんに電話があったそうなのでこんにちはだけ言うことにしました、で一応納得してくれたそうです。
こういうことが多いってのもやってみないとわからなかったことです。


それでも今いちばん悩ましいのは、感染予防対策が日に日に厳しくなっていって、利用者さんに理解して協力してもらわないといけないこともあり、
つまり、物などのやり取りを決してしないこと。これがつらいのです。ごく少ないですが、利用者さんお年寄りですから基本みなさん優しいので、感謝してくれてお茶を一杯入れてくれたり、マスクたくさんあるからって1枚くれたり、しようとしてくれる人もなかにはいるのですが、今まで以上にキッパリ断らなければならないので。
断るほうも本当につらいのです・・・だからもし感謝していただけるなら、ありがとうの一言だけで、そのほうがとても嬉しい・・・なんてここで言っててもしょうがないですが
ヘルパーは介護保険で働かせてもらっているというのもお断りする大きな理由なんですが、それを説明するのも・・大変です😄
頑張ります。

自粛生活が長くなって、私も本当に出かけなくなりました。実家に行く以外どこにも行かないし、近所で外食もしなくなりました。お弁当は買うことありますが
あ、パンやさんケーキやさんもたまには
少ないですが仕事があって有難いです。
ストレスまだまだ溜まり続けですがみんなでもうひとがんばり、感染予防続けていきましょう。
皆様がご無事で過ごされますように🙏