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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。
在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。
あたふたしているうちに、父が突然いなくなってもうひと月。
毎日いろんなこと・・・ 頭かかえて悩むことも、癒されることも、いつも頭のなかがザワザワして精神的に落ち着かなくて 泥沼にのめりこんでいくようで・・・
いつかずっと先になってから、父のことをたくさん話させてくださいね・・
その節は、ブログにあたたかいお気持ちのこもったコメント、メール、お志 誠にありがとうございました。
感謝の気持ちと、 ブログにいろいろ書くということは、読んでくださった皆様にご心配おかけすることでもあるのだな…と 申し訳ない気持ちです。
それでもこれからも母のこと書いていきたいです。
今回、急なことで、後のことが何もわからず 何をどうすればいいのか途方に暮れていると、降って湧いたように思いもよらない人から手を差しのべてもらえたりすることもありました。
思いもよらない といっても母と関わりの深い信頼できる人に、困っていたことを手助けしてもらえたり。
他にも例えば、あることで頭を抱えて悩んでいた時、役所の人から電話がかかって、父が亡くなる少し前に申請していた書類にチェック漏れの項目があるから確認したい という電話だったのですが、私が 「じつは…」と事情を話すと、ちょうど私が悩んでいたことを解決できるような目からウロコのようなことを教えてくれました。
もちろん合法なことで普通の人なら知ってる常識なのでしょうが私たち姉妹は知らなくて、何日も悩んでいたことで…
これ、もしかして父が私たちを助けるためにわざと書類にチェックし忘れたまま提出したんじゃない? なんて思えて、 笑えて泣けて…
また他の件でも母の主治医の先生が重要な助け船を出してくれたり。
でもまだまだこれから、というかまだ始めてもいないような状況です。 これから先が思いやられます・・
母はずっと特養でショートステイ・・・ロングステイですね。
「当分はほとんどショートでいいんだよ」 ってケアマネさんが言ってたから安心してたら、
それって、こういう事情だからの緊急措置なんですって。
我が家のあまりの出来事に ケアマネさんと特養の相談員さんがすごく心配してくれて、私に相談せずにそうしてくれてた、と後で知りました。
さらに、緊急で今すぐ入所もできるよ、って言ってくれたのですが、私と姉たちで話し合って、やはり今すぐ入所は踏み切れなくて・・・。
でも今すぐ入所しないなら、介護保険の決まりで いつまでもずっとショートばっかり というわけにはいかないんだそうで、
でも12月は、家に泊まるのは月のうち7泊、 1月からは在宅とショートと半々くらいの生活にしてやってみようと思っています。
母は特養の生活にも慣れて 「ここにいるとまったく良く見てくれるよぉ~」 と会うたび言っています。
いろいろあって詳しく書けずじまいでしたが、10月に一泊だけお試しで泊まりに行って、母も私たちもとても印象良かったのです。 今まであれほどお泊りを嫌がってたのはなんだったんだろう?ってくらいで。
そのお試しがあったから、今回 緊急でもスムーズに預かってもらえたんだそうです。
もちろんそこにはケアマネさんと特養の相談員さんの大きな配慮あってのことです。
そうして快適そうにしている母を見ると、もしかしてこのまま入所してしまったほうが母には幸せだったのか? と思います。
でも私や姉は、まだもう少し母に家にいてほしい・・・ 家で母と会いたい。 でもそれはムスメの勝手なのですよね・・・
父のことについては 最初の伝える場面では相談員さんも同席して母の手を握って一緒に話してくれて、母は案外ケロッとしてて、
どうも正しく理解してないような感じなのですが、まだ家に帰っていないから実感がわかないのかもしれません。
もうすぐ、あれから初めて母が家に帰って来ます。
入院して以降だから 45日ぶりくらい。
一見変わってないけどすっかり変わってしまった家の中、
なによりいるはずの人がいない・・・ 母の反応にドキドキです。