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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。
在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。
ムセやすく 消化しにくく 噛む力が弱くなった母の食事
退院してから作ったおかずの一例です
見ても参考になることはないと思いますが あくまでもうちの場合です。
最初はミキサー食状態のものから始めて、だんだんこのくらいまで進歩(?)してきました
どんなものが食べられるか食べられないか ということは、その人・その時の状態によって千差万別なんですね~
だから試行錯誤しながら模索していくしかないんでしょうね。。
豆腐ハンバーグ。
軽く水切りした豆腐に混ぜたのは、乾燥芽ヒジキと鮭ほぐし身だけ。 とても柔らかくできました。 乾いた具材を混ぜると豆腐の水分を吸ってくれるし芽ヒジキも戻さず使えて簡単・・・てテレビから参考にしました
これは普通のハンバーグですが
私は “冷凍みじん切りタマネギ” を愛用しているんですが、とても細かくなっているので沢山入れると食べやすく 水分が多いので焼いても柔らかく仕上がります。 付け合わせはキャベツと新タマネギをよく茹でたもの。
ネギの玉子とじ(玉子丼の上だけ?)
ネギは真ん中の部分だけ使うと柔らかくて食べられます。
白和え
具はニンジンとホウレンソウ。 具材は柔らかく茹でて、ホウレンソウは細かく刻んであります。
ポテトサラダ
ジャガイモと新タマネギは一緒に、つぶれるくらいまで茹でてから冷まして味付けしました。 今回はツナフレークとクレソンのみじん切りを混ぜましたが、細か~く切ればいろいろな具材が入れられそうです。
ブロッコリー
柔らかく茹でて市販のドリアソースをかけて少し焼いて混ぜたもの。
他に、魚は普通に煮たりして細かくほぐしています。 主食は固めのお粥、 汁物とお茶はトロミ剤でトロミをつけています。
料理や、あんのようなソースなどを作るには水溶き片栗粉を使うほうが良さそうです。
また お見せできそうなモノ(笑)が貯まったらアップしますね
3月2日から、やっと!デイサービスに復活する予定なんですが、デイでの昼食をどんなふうにしてもらうか ケアマネさんがいろいろ詳細に交渉してくれています。
お粥は出来るはずですが 汁物にトロミを付けると言っても濃度は? 具材は入れていいのか? おかずは、魚は細かくほぐしてもらうとして、肉はどうするか? 野菜の葉物のおひたしなどは5ミリくらいに刻んでもらう とか
トロミ剤は自宅から持参することになるかもしれないそうです。
それでも何でも また行ってくれるようになってくれたら嬉しいです。
母ですが
軽い風邪症状は あったんですが、 最初は27日木曜日の夕方に突然嘔吐し 熱を測ったら38度。
夕食は食べずに寝たものの熱でよく眠れず (この晩はたまたまオジーサンが介護担当)
次の日28日金曜日はデイは休んで、夕方にお粥を食べただけでずっとベッドに。 熱は37~38度台。 夜にPL顆粒服用。
夜はグッスリ寝て (この日の担当は私)
次の日29日土曜日は、朝は36度台まで下がり、昼にお粥を食べただけでずっとベッドに。
夕方になって 「寒い寒い」と言いだして、フトンなど出来る限り暖かくしてやっても 「寒い」 熱は37度台。
夜になるとこんどは 「暑い暑い」と言って顔が真っ赤。
熱は38度台で こんどはアイスノンで冷やす冷やす
しかし・・・ ここですでに発泡酒の缶を2本飲んで怪しくなっていたオジーサンが大騒ぎしだし、
大丈夫だ って言ってんのに救急車を呼ぶはめに
その前に かかりつけの病院の時間外外来に電話で相談していたら、
そこで言われたことは
熱が出たり下がったりするのは今年のインフルエンザの特徴だから注意が必要。
しかし高熱があっても水分摂取ができていれば緊急性はないそうです。
そう言ってんのにオジーサンは聞きゃあしない
じゃあもういいよ 病院でも 「本人が苦しがっているなら救急車で来てください」 って言ってくれてたし。
でも救急隊の方々は母を運びながら、同乗した父にシッカリ説教してくれたようです。
つまり、人間は発熱する寸前から寒く感じる。その後暑くなる。 暑く感じてしかも顔が赤くなったら、すぐにフトンを全部はいで涼しくしてあげなきゃダメだと。
赤くなってもフトンかけてたら、周りの人が熱を高くしてやってるようなもんだ と。
実際 救急車の中で熱は37度まで下がったそうです。
私は後からで追いかけて病院へ行くと、
時間外外来の待合室はやはり発熱している患者が何組も来ていました。
母はひととおり検査して点滴してもらいました。
その間 オジーサンと待合室で待ちながら見ていると、 明らかに母よりグッタリして熱でつらそうな患者さんが、皆さん診察を終わると薬をもらって帰されていきます。
あらまー あんなにつらそうな人も帰されるんだ、 じゃあうちのお母さんも点滴終わったら帰されるなあ
と話してたら先生からお話が。
この日の当直の先生、たまたまですがなんだかすごくいい人で、
母を診て検査したけど 「インフルエンザではないし、肺炎も起こしてないし他にも特に所見はないから大丈夫ですよ。 ただ熱と吐き気でつらかっただけですね。 どうしましょうか? 点滴が終わったら家に帰っても問題ないと思いますが・・・ このようにすべてのことが全介助な方ですから介護するご家族が大変でしょう。 これでよく自宅介護されていると思うくらいですよ」、(こういうことを言われると心外に思う人もいらっしゃると思いますが、私は逆に嬉しいです。 大変なのによくやっていると言ってもらったみたいで)
先生は続けて、「そこで選択肢として、 入院して2、3日 点滴だけで栄養を取ってから お食事をゆっくり始めたら、体力も回復されると思いますよ。 ご本人も早く体が楽になると思います。 どうします?」
って
いやあ こう言われたら そりゃ入院してくれたほうが私はラクだし
そういうわけで土曜日の夜11時過ぎ、入院してもらって点滴を続け、
1日火曜日から食事が始まりました。
しかし母が入院してくれてもオジーサンは相変わらず心配し過ぎで大騒ぎするし
検査の結果 何も所見がないから大丈夫だ って言ってんのに 医師との面談を申し込んだりしちゃうし
母は母で 「何ともないのに入院させられた」 って拗ねるし
担当の先生のことをなぜか 「農協の職員」だと思ってるし (前に入院した時も「農協の職員」て言ってたな~)
でもたしかに今の担当の先生、気さくで優しい感じなんですよ。 しかも格好が、ジーンズと地味なポロシャツの上にジャケットみたいな短い白衣を着てるから、あんまり医者っぽく見えないかも(笑)
滑稽なくらい心配し過ぎなオジーサンにもマジメに優しく対応してくれて、安心しました。
今日はまだ 母は五分粥を食べても体が受け付けないらしくて、上から下から大忙しだったようです。
一日で洗濯物が山のよう
介助してもらってるだけでも病院にいるのは有り難いです。