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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



対策はずっとこれからも。

2021-02-27 17:31:46 | 日常よもやま話
もう3月ですね。
仕事を始めて5ヶ月たちました。
やっと・・・やっと、慣れてきたと言えるような…慢心してはいけないと常に初心で、
でもやっと、メモを見なくてもひととおり覚えられたかなと思います。今は担当してるの5軒だけですが、それぞれやり方が違うから私には覚えるの大変なんですよ。

前回も書きましたが、なぜかミスが多くなってしまう利用者さんもいれば、なぜか私のことをとても気に入ってくださる人もいて、有難いことです。
最初の日にコーディネーターさんから言われたことですが、こればっかりは「相性」だということです。

…なんて気分良くなっていたところで、最近また大いに反省すべきことが。

例の、ミスが多くなってしまう利用者さん、先週帰り際に、税金の申告と介護保険サービスのことで質問されました。
もちろん私にそんな難しいことは答えられるわけがなく。
利用者さん「事務所に戻ったら聞いといてよ。」
私「はい。じゃあわかる人から電話したほうがいいですか?」
利用者さん「こっちから電話してもいいよ。聞かれたってだけ言っといて。」

イヤな予感はしたんですが、事務所に戻ると、
なにしろ今のご時世で社員の人たちは事務仕事はテレワーク、交代出勤してる。
その日は特に人が少なくて、唯一いた先輩に聞いたら、
「そういう自分が答えられないような質問を持って帰って来ないこと私ではわかりませんので、申し訳ありませんがご自分でケアマネージャーさんに聞いてください。って答えるのよ!事務所だってこんなふうに誰も答えられる人いないかもしれないじゃない。だから持ち帰って来ちゃダメ。」
・・・もっともでございます。またまた反省ノートです。

多くの利用者さんにとってヘルパーは週1?2回、1時間だけ来る人。だからなのかいろんなことを話したり聞いたりしてくる。
聞かれたことには…じつは答えてはいけない質問がほとんどで。(個人的なこととか)そこを、嘘をつくことなくうまく切り抜ける答え方みたいなのもだんだんできるようになってきたかなと思ったところでこれです。
気をつけなければです。


感染予防対策もだんだんと厳しくなっていて、
マスク、サービス前後の手洗い消毒、使い捨てビニールエプロン、グローブなどは最初からでしたが、その後、マスクは使い捨て不織布のもの必須。
頭にアイソレーションキャップを被るのも加わって(使い捨て不織布のシャワーキャップのようなの)私が被ると給食のおばさんですが
私は元々、百均で買ったバンダナを三角巾として頭に被っていたのですが、衛生的な使い捨てキャップにして下さいとのことで。もちろんこうした消耗品は全て会社から支給されます。
さらに2週間前からは、非接触体温計を貸与されて、サービス前にまず自分が測って熱がないことを利用者さんに見てもらい、もしよければ利用者さんを測らせてもらう。
この非接触体温計というのが、今は使い方に慣れましたが、貸与された初日に行ったお宅で、なぜか何度測っても21度とか出てしまう。
利用者さん「あ、僕はいつも低いよ」
って!低い、ってレベルじゃないでしょ
後でわかったのは、その時は室温を測るモードになってた
次のお宅では、利用者さんが頭を突き出して「ハイ、どうぞ~!ハゲてるからどこでもいいよ~」って笑いそうになりながら測ったら何度やっても80度とか90度とかになる。
後でわかったのは、その時は摂氏じゃなく華氏になってた、という笑えない話。

緊急事態宣言が解除されたとしてもこうした対策はずっと続くのですよね。
コロナ前の世界には戻れないとしても、この1年たまりにたまったストレスが少しでもやわらぐような希望が見えてほしいですね。
どうか皆様もご無事で過ごせますように