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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。
在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。
「みのもんたの朝ズバッ」 (TBS系) 14日(月) に うちの母がチラッと映りました。
一人だけ空気が読めなくてカメラのほうをジッと見てるのが母。
家庭向け電気料金の値上げにどう対処するかという話題で、介護施設の例として取材が来たんだそうで。
一般家庭と同じ小さなデイなので。
利用者の様子がチョットと、皆が “代表”と呼んでる社長さんがインタビューを受けて意見や去年の節電、計画停電のエピソードなど話してました。
奥さんと息子さんと一緒に夢を持って小さな介護施設を開いた素敵なご家族なんですよ~
もうちょっと頑張ってもらって、ここが “小規模多機能”になってくれたら理想的なんですけどね
他の施設同様 このデイも職員の入れ替わりが激しいのですが、
この5月から責任者として着任した若い男性職員が・・・ あまりにも熱血すぎて・・・。
母が連休中に、デイで転倒というか尻餅というか、 母の説明とその時介助していた人の話が違い過ぎて その場にいなかった私達には状況がわからないんですが、
とにかく腰と両ヒザを打ったらしくて、痛みを訴えていました。
でも骨折ではなく打撲の症状。 何日か過ぎても熱もなく痛みはだんだん軽減していたから。
ちょうど転んだ日はGWの狭間の平日だったんだから、職員さんにすすめられるまま すぐに整形外科へ連れてってもらえばよかったのに、
母は 平気だ とか 痛くない とか言い張って (本当は痛いのに) 行かなかったらしいんですよね。
次の日の朝、家に来たヘルパーさんが ヒザに水泡が出来ているのを発見して、 もしかしてこれは帯状疱疹じゃないか と言い出して大騒ぎに・・・ あの~・・ 帯状疱疹、出来たことありますけど、
これはどう見ても違うってば! (ヒザ頭に出来るわけない ということも後で判明しました。)
それでそれから そのデイ責任者が、何度も電話してくるわ、私の携帯にもかけてくるわ、看護師さんを連れて家まで謝りに来るわ、ケアマネさんにも説明に行くわ (そのデイから、ケアマネさんがいる施設へは車で20分くらいかかるんですよ、しかもまだ会ったこともなく しかもケアマネさん外出中に来たらしい。 ケアマネさんびっくりしてました。)
どうしても医者に連れてく と言って、連休明けの利用日に いったんデイに入ってから母だけ病院へ連れていってもらって・・ デイに戻って昼食をいただいたのは2時半になったと・・
連れてったほうも連れてってもらった母もヘトヘトになってました。
予想通り 骨には異常なし。 水泡も増えないからだんだん治るでしょう ってことで。
デイで起きたことだから責任があるのでしょうけど、あんまりケアされすぎても母もウンザリしてきちゃうし・・
それより責任者さん、始めから飛ばし過ぎ!ってくらい頑張っちゃってて、燃え尽きちゃうんじゃないかと本気で心配しました。
やっぱ人間 どこか手抜きしてなきゃ身が持ちませんて! ねえ。
そしたら今週あたりから急におとなしくなって・・ きっと注意されたんだろうな・・ 一生懸命 抑えてるのがわかるのもそれはそれでちょっと可哀相だったり・・
そして母は転倒騒ぎのストレスからか、また膀胱炎になってしまい、泌尿器科へ連れて行って (デイを休んで、うちで連れて行きました)
薬を一週間飲んでだいぶ良くなりましたが まだトイレは近いです。 疲れた
ブログは長らく更新しませんでしたが、 介護のほうは 夜は相変わらず寝ない日が多いんですが、前みたいに夜中に泣きわめくことはなくなったので助かります。
鎮静剤が効いているように思います。
あれからも何度も心療内科の先生には相談してて、漢方薬も出してもらったんですが、母には飲むのが無理だったり・・ 理由は省略しますが。
どうも最近 頭のほうの衰えが進んでいるようで そっちのほうが精神的に手がかかります。
おかしな発言が急に増えました。 まだらなんですけどね。
しかしあれですね、 おかしい時のほうが相手するのは楽ですね。 つじつまが合わないことを言ってたら話を合わせて相槌を売ってればいい。
でもまともな時には、 まったくまともなわけじゃなくて変に昔の意識に返ったりしてるから相手するのが大変なんです。
どうして周りの人が昭和初期か大正時代みたいな意識じゃないのか理解できないみたい。
大家族で、みんな 子だくさんで、親や姑に “仕える” のが当然だった時代・・・ 現実に周りの人達がそうじゃないのが不満でしかたない。
デイに行っては仲良しのおばあちゃんとつるんで
ヨメってのはサッパリして話も聞いてくれない、つまんないもんだ、
いやいや、ムスメだからっておんなじだよ、すぐ怒るし冷たいし、
なーんて喋り合ってうっぷん晴らししてるらしいですよ。 無い物ねだりなんですよね。 人間だれでもそうですけど。
でもなんとか綱渡り的ではあるけど 私も半日ずつ時々休むようにしてますし、 なにより姉が、さすがに半年経って病気が良くなったわけではないけど 付き合い方がわかってきた みたいな感じで、
泊まりはまだ無理だけど昼間だけ、朝から2時か3時くらいまでなら、最近は頼めばいつでも来てくれるようになりました。
だから週に2回は頼んでます。
姉も最近はたまには 友達とランチ♪ とか行ってるみたいです・・・ あれ? でも私はまだ友達とランチなんて行ける余裕ないのに・・ ちょっと腑に落ちない
でも姉は心臓に爆弾抱えてしまったようなもんだし、治療のために入院という可能性もあるわけだから安泰には程遠いですが。
父には週2回、夕方から翌朝8時にヘルパーさんが来るまでのあいだ母の世話をしてもらってます。
父にはかなり大変だけど 私がいつも段取りしておくし、 もし汚したりしても処理はヘルパーさんか姉にしてもらう というわけです。 その負担が減っただけでも私としては楽になりました。
みんなが大変なことを共有したうえで、母にお泊りに行ってほしい気持ちもみんな同じなんですが、 やはり今の状態で話を進めるのは無理がある という認識も同じなんです。
皆さんからアイデアを頂きながら実行できなくてふがいなさ一杯なのですが、とにかく一筋縄じゃいかない人なのです。
私自身もべつにドクターストップかかるような病気をしてるわけでもなし、何か母にきっかけがないとムリだね・・ と姉とも話したところです。
まあなにしろもう87歳になるんだし、きっかけになるようなことはいつあるかわかりません。
無理に母の気持ちを掻き乱して、また夜の介護が大変になってしまったら、たとえショートに行ったとしても家にいる日は地獄みたいじゃ、それはたまりません。
それならショートに行かなくても今のように落ち着いて家にいてくれるほうが楽なのです。
そしてチャンスを見計らってまた計画し直すことにします。
長くなってしまいました。 もうちょっと私に余裕ができるまで、また更新が滞ると思いますがどうかご心配なく