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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。
在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。
すでに9月に入ってしまいましたが
8月某日、毎年恒例のデイ夏祭り、今年は残念ながら母の利用日ではなく、振替すると他の日を休みにしなきゃいけないけど他の日もデイに行ってほしいし。
利用額は今月もオーバーしてるから利用日増やすわけにもいかないし、
母はそんなオトナの事情には構わず、夏祭りの飾り付けを一生懸命手伝ったから行きたい行きたいって…
なので 利用料が発生しないように昼過ぎの1時間だけ見学に連れてって来ました。
もちろん皆さんが大歓迎してくれて 私も一緒にメインイベントの盆踊りを見物。
おもえばデイの中での様子って家族は見る機会ないので、私としては ヒジョ~に有意義でした。
とにかく職員の皆さんは忙しくても実にきめ細かく心こめて接してくださっていること、そして母は予想通り、家にいる母とは別人のように お行儀良ーくしてること、よくわかりました。
この日は職員も看護師さんも社長さんも総出で浴衣姿で盛り上げてくれます。
踊るのはやっぱり 東京音頭 と、 東京スカイツリー音頭!
盆踊りの佳境、母も大好きな男性職員が踊りの輪に加わり、民謡の掛け声のところで身振りをわざと激しく滑稽にして浴衣の下の真っ赤なフ○ドシをチラ見せするという “ネタ”に
お年寄りたち ギャーハハハと大ウケ、女性職員たちも囃し立て、何度もチラ見せ、笑い声で大騒ぎ、私も久々にゲラゲラ笑わせてもらいました。
年寄りが喜ぶツボを心得てますよね。
しかし! 母は意味がわかってないんですね… あくまでもこの男性職員は真面目に踊ってると思ってるみたいで、クスリとも笑わずジーッと見つめ、
終わってから 「じょうずだったよ~ 良かったよ~」 と手を握って感謝。 まあいいけどね
皆さんでコツコツつくってきた飾りつけ。
母のは・・・ ↓ サツマイモの絵?
「たいこ」 なんだって。 ドンドン て入れないとおイモに見えるからって、職員さんが書いてくれたんだって
母と仲良しのお二方 (ともに90半ばのオバアチャン) も来てるよ~ と職員さんが言うので、車椅子を押してその二人のそばへ。
私はお二方とは初対面だったので、軽くご挨拶しようとおもえば、オバアチャンたち聞いちゃあいねえ
母をつかまえて一人はいきなりお泊りの愚痴を聞かせ、もう一人も母に “なんでもっと早く来ない! なんで昼御飯こっちで一緒に食べない!” ってまくし立てる…
いやはや~ 若輩者の私に言わせればまさに百戦錬磨のツワモノバアチャンたちですわ。 この人たちといつもいろいろ喋ってるわけだ。 なるほどね~
だから長生きなんだよね~きっと。
と いろんな意味で刺激的な夏祭りでございました。