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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



紫色尿バッグ症候群

2015-06-22 09:50:40 | 介護の日常

て、知ってました~? 知りませんでした!
びっくりしましたよ~
本当に尿バッグと管が、キレ~イ(?)な赤紫色に染まるんですよ 元は透明なものが。
お見せできないのが残念。
中の尿は赤いわけではなく、尿に菌が入ると管のプラスチック成分と反応して? よくわかりませんが色が紫色になってしまうそうで、
寝たきりの人などに見られることがあることだそうです。
でも看護師さんでも見たことない人のほうが多くて、そこはさすがに介護施設の人たちはよく知ってるみたいで全然動じてませんでした。

ムセがだんだんひどくなって、トロミを強くしたりゼリーにしたりしても水分補給がうまくいかなくなって、
尿が濃く少なくなってきたということで、ショート先の看護師さんが簡単な検査をしたらタンパクが出てるということで、
でも熱は出ないから、いちおうかかりつけの内科の先生に電話して相談してから様子見してたんですが、
母に面会に行って尿の管の色を見てビックリしてしまって
熱は出ないけど次の日に受診に連れて行きました。

点滴で水分を入れてもらったらすぐに尿はキレイになりましたが、感染症にはなってるということで入院。
今日で5日目です。
熱はないので食事は止めずに、点滴もつながれてるとうっとおしいからなるべく少なくしましょう、と先生が言ってくれましたが、
皮膚科の処方で4月から飲み始めたステロイドが悪さしているということで皮膚科の先生も一緒に来て検討してくれました。
ステロイドも止めるわけにはいかないし、
本人に苦痛がない生活を第一に考えて、
でも退院するには車椅子に座れるようにしないとね
家に帰ってもほとんどベッドでの生活になるかな・・
これからも在宅を続けられるんだろうか?

とにかく、お盆(こちらは7月です)には母に家にいてほしい
せっかく新盆で父が帰って来ても母がいなきゃガッカリするだろうしね

私たちも、モノを知らない姉妹で一生懸命(?)お盆の準備してます。・・・と言って実は仏具やさんからカタログが送られてきて、お得な “お盆基本セット” てのを購入。
ちゃんとセッティングもしに来てくれるそうでヨカッタ。




それは誰のためのケアですか

2015-06-12 22:46:19 | 介護の日常

なんだか過激なタイトルですが・・
ちょっとモヤモヤしたので。
今月のショートステイ、5日目に問題発生で電話かかってきました。

いつも入所(短期)するとすぐに入浴させてくださるようで、医療スタッフの方々が全身ボディーチェックしてくださっているようなのですが(嫌味な言い方しちゃった
今回、入所日に健足の親指が紫色になっているのを発見、様子を見たが、日に日に紫色が濃くなっているようで本人も痛みを訴えたので、
もしかしたら壊死してるんじゃないか?と (なんで勝手にそう判断するかな) もう伸びなくなって盛り上がっている爪を削って (だからなんで勝手にそんなことするかな! 家族に連絡なしで。)
爪の中に溜まっていた固まった血を出した。(痛いでしょ!)
次の日に見たら、また血が溜まっていたので出した。 このまま置くと感染症を引き起こす恐れがあるので、一両日中に皮膚科を受診させてください。
との電話。

いや~~久々に怒りましたね。。
そもそも在宅で訪看さんが入ってることもわかってるはずで、入所の前日にも訪問してもらって全身よく見てもらって足の爪の話もしてるわけですよ。
親指の爪が紫色になってるのはもう半年も前からのことで、皮膚科の先生も、これはもう伸びないからこのままでいいよ、って痛くないように爪を切ってくれたりしてたのですよ。
もう足を使ってリハビリしたり歩いたりする段階ではないのは見ればわかることで・・・
そのまま置いたほうが良いことだってあるでしょう・・
それをあえて爪を削ったりしたら、痛いだけじゃないの?
訪看さんやかかりつけ医の見立てについてだけでも、 どうして削る前に家族に聞いてくれなかったんですか? と言わずにいられませんでした。

それに、簡単に 「受診させてください」 「ご家族のご負担を考えると申し訳ありませんが」 って言うけど、

家族の負担なんて! こっちはそんなこと露ほども感じてませんよ。
それより何より・・・
今の母の状態を見て、受診が無理なほど弱ってる、ってことがどうしてわからないのですか・・・

「なんだか急に元気がなくなったようで心配ですぅ~」 って、 それで受診しろって・・ チグハグなこと言ってるって自覚がないんでしょうね。
これをしたらその後どうなる? っていう想像力を少し働かせることができたなら・・・
本当にこれがこの人のために良い事だろうか? って。
そう思いませんか?

でも私が怒ってたら、まさかの反応だったみたいでそこからは一気に謝罪に転じてました。
そして受診に際しては特段の配慮をいただいて行って来ました。 そのひとつはリクライニングの車椅子を貸してくれたこと。
今の母の状態では、もう普通の車椅子は無理だろうという施設側の判断で。
リクライニング車椅子、いいですね~
・・・でもデカイ

皮膚科の先生、爪を見て あら。どしちゃったのかなぁ~? ふ~ん・・ て苦笑して 「う~ん・・ ヨカレと思ってやったんだろねぇ。。」 
やはり何もしないでおいたほうが良かった。 とのこと。
でも現時点で感染症のリスクはないから抗生剤も必要ない、ということで良かったです。

それより・・やっぱり車椅子をリクライニングに変えなきゃダメかな~・・ アタマ痛い だって点数も高くなるし、リクライニングは、うちの車に乗せられないよ~
それに今は施設では痰の吸引もしてくれてるから、在宅でも吸引の道具をレンタルして家族がやらなきゃいけないかも・・・
まだ今後ケアマネさんやいろんな人と相談してからになりますが。
ホントに。。 状態が落ちるときは急に落ちるものですね。。

そんなこともあって、またしてもショート中もバタバタと忙しい・・
今回、ショート入ってすぐに二泊三日で夫の実家へ行って来ました。 行けて良かった
老健で暮らしている夫の母にも会いに行きましたが、今回は二度行って二度とも寝ていて話せませんでした。 食事どきを狙って行ったんだけどね
でもこっちが勝手に義母の耳元でイロイロ喋りましたよ 聞こえたかな?


海はいつものように静かでした。




今回は法事もあったので、近くのお寺へもお邪魔しました。

ちょうどツツジが咲いているからと、庭を見渡す縁側で お抹茶とお菓子を出してくれます。







↓ これは家の仏壇に供えた供養膳。



写真ではよくわかりませんが、ミニチュアのお膳セット、すべて輪島塗りです。

お料理は、お寺の奥様が支度して家に運んでくれたんですよ  本当は家で作るものなのでしょうが・・ 役に立たないヨメであります