昨日のDeNA戦に敗れ、7連勝でストップしてしまった巨人軍ですが、今年の巨人軍の戦い方には、一つの傾向が見られるのです。
というのは、各チームとの対戦カードは、概ね3連戦ですので、3連勝することがベストなのは当たり前ですけれど、相手も同じプロですので、そう簡単に3連勝することはできませんよね。
となると、2勝1敗で勝ち越すことを次なる目標とするわけですが、その2勝をどの試合で勝ちとるか、ということも重要になってくると思っています。
パターンとしては、①1、2戦で連勝する、②1、3戦を勝つ、③2、3戦を勝って捲る、という3つのケースがあるわけで、それぞれにその後のカードの戦い方に影響が出ると思っているのですが、今年の巨人軍に限っては、①のパターンが多いように感じているのです。
②、③の場合ですと、いずれも総力戦で、心身ともにかなりの力を消耗すると想定できますが、①であれば、「3戦目は勝てれば儲けもの」的な、どこな余裕を持った戦い方できるでしょうし、何より、1、2戦を負けて3戦目を勝った相手チームが、その勢いを次に当たる対戦チームに対して発揮するので、巨人軍にしてみれば、『漁夫の利』のような結果になるのです。
事実、巨人とのカードで負け越したチームの、次カードでの対戦成績は、勝ち越すケースのほうが多いので、巨人としては、2位以下のチームが星の潰し合いをしてくれているという、何ともラッキーな展開となっているのです。
「カードの1戦目と2戦目は、何としても取りに行く、そしてそこを取れれば3戦目は若手にチャンスを与える」なんて戦略を原監督がとっているんじゃないかと思える戦いぶりなんですよねぇ~。
深読みし過ぎなのでしょうか?
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