雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

一回目のサヨナラ

2008年03月26日 | 徒然
 小山ビルの各職場に行って、転勤のあいさつをしてきた。

 もう二度と訪れることの無いであろう小山ビル。

 15年前に、小山ビルから巣立って行った時は、涙が止め処なく流れてしまったけれど、今回は何とか下瞼の縁で止まってくれていた。

 各職場を回ったけれど、116のところだけは社員達が電話応対をしているので、一部の人達だけにあいさつをしたのだけれど、あいさつを出来なかった社員達が、次々と自分の休憩時間に私の席にあいさつをしに来てくれたのだ。

 ただただ嬉しくて有り難かった。

 段々とビルを離れなければいけない時間が近くなってくる、離れがたい思いがどんどん強くなってきた。

 そして、お別れの時、エレベーターを降りて、ビルから一歩足を踏み出した瞬間、涙が頬を伝った。

 大好きなところだったんだなぁと改めて気付いた。

 あと二回、こんな思いをしなければならない。

二組の客人

2008年03月20日 | 卓球
 夜、県外の高校で活躍している子のお父さんが、「大学進学のことで相談したい」とやってきた。
 息子を含めた、大学の卓球事情を知っている人達に電話をして、あれこれと聞いてみた。
 
 そんなことをしているときに、「こんばんは~」と二組目の客人が。
 何と、この4月から先客の息子さんのいる高校に進学する子とお母さんがあいさつに来てくれたのだ。
 私の誕生日を覚えていてくれて、わざとこの日を選んで来てくれたようだ。

 あれこれと卓球の話をしていると、息子も帰ってきて、でかくなったワルドナーにビックリしていた、何年か前にタイムスリップしてしまったかのような不思議な空間になった。

 皆それぞれに、新たな世界に足を踏み出そうとしているのだな、頑張って欲しいな全員に。

 初心に戻れる人達に会えて、「俺も頑張らなきゃ」と勇気をもらえた49回目の誕生日であった。

いよいよ

2008年03月04日 | 徒然
 今度の日曜日に、新人戦と懇親会を行えば、お役御免。

 長い長い2年間だった、群れることに価値観を覚えない私、元上司からは、「お前は元々サラリーマンには向いてない」と言われたけれど、ホントにそうだと感じている。

 せっかちで、こっちが熱くなっている時には、周りの全ての人にも熱くなって欲しい、と思ってしまう私。

 昨日まで、正しいと信じていたことであっても、今日、それを超えるものに出会ったら、即、切り替わる。

 「従来からこうしている、去年はこうやった」ということが大嫌い、何か進化しないと、何か変化が無いと、やる気が湧かない。

 4月から、すっぱりと卓球との縁を切ってしまうかもしれない、「卓球場を建てておきながら、それはないだろう」と思えるかもしれないけれど、私の中ではそれも全然OK牧場なのだ。

 絶えずフラフラしながら、あれもやり、これもやり、体が4つくらい欲しいよな、と感じられるシチュエーションが至福の時。

 くだらないしがらみは、のしをつけて返してあげよう。

 自分でも自分がコントロールできないのだ、だから、何が起こるか解らないし、起こったことに、どう自分らしく対処していくのか、ってことが楽しいのだ。

 でもでも、ここだけは揺らぎの無いところがあるよ、「名声を求める奴」、「打算で生きる奴」、この二つだけとは絶対に交わらない、という信念が。