goo blog サービス終了のお知らせ 

雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

敗者の美学

2007年02月12日 | 卓球
 県の団体戦がありました、この大会は某卓球メーカーが後援となってくれていて、メーカーの人も会場に来て観戦をしてくれました。
 そんな中、ある接戦の試合があって、負けてしまった子が、試合終了後に泣き出したのです。
 その場面を見ていたメーカーの人が私に言いました、「あの子は強くなりますよ、試合に負けて悔し涙を流せるというのはそれだけ真剣になっていた証拠です」と。

 たしかに必死に勝とうと思って試合をして、結果負けてしまったことが悔しくて泣いてしまったことはそのとおりだと思います。
 でもでもなのです、その子が今日の試合のために、本当に真剣になって、もうこれ以上は一球も打てない、もう一秒も起きていられない、という練習をしてきたのに勝てなかったのなら話は判るのですが、果たしてそうだったのでしょうか。
 試合に勝った選手の方が、負けた選手より一生懸命練習してきたというふうには考えられないでしょうか。

 どうも日本には、敗者の美学という慰めの考え方が蔓延しているようで何とも歯がゆいのです。
 敗者の美学より、勝者の実学、このあいだ聴いた二宮さんの言葉が蘇った今日の一出来事でした。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
同感です (あらい)
2007-02-18 17:53:43
久々です
私も 同様のこと良く言うんですよ 負けて泣く子に 「そりゃお前以上に苦しい練習をしてるんだから お前が負けて当然だよ」て
春にお伺いいたします。
返信する

コメントを投稿