妖怪大魔王・コバ法王日記

オートバイを分解して磨き、正確に組み立て独自理論でラインを探り、ストップウォッチと頭脳で感性を磨き、日々の想い語ります

“わがまま” イベントを前に ( その2 )

2014-04-22 20:17:58 | “わがまま”で生きるべし
前回の予告では、「わがままの責任」を書く予定にしていたが、“わがまま”に関して別の角度から話題を書きます。
乞う御赦


【 目的の無い人生はつらい 】

目的や目標の無い行動ほど、人間の存在を無意味にしかねない程に、無駄なものはないでしょう。

ただ単位を取るためだけの学校生活や、給料を貰うためだけの勤務生活であるならば、自ら人生の意味を得られる何かを見つけなくては、きっと耐えられない毎日でしょう。

そんなストレス発散のためにオートバイがあっても良い!と、僕は考えている。
休みの日にオートバイに乗って、行きたい所へ行って、やりたい事をするのは人生の喜びだ。

そんな時、オートバイをもっと上手に乗りたいと思うようになるのは自然だし、上手になれば安全マージンも増える可能性が高い。

でも、「だから、オートバイの練習をしたい!」で、本当に満足か?
それで良いのか?

【 目的の無い練習は無意味に近い 】

全国各地で開催されている「オートバイ講習会・練習会」は、一般路上を走行する車両対象で行われているイベントであれば、その内容は基本的にほとんど同じと断言してよい。

柔軟体操に続いて簡単に乗車前点検から乗車姿勢などの注意があり、走行練習では ブレーキングの練習、パイロンスラローム、コーススラローム、 時には 一本橋の走行練習が入り、変わった所ではタイムトライアルがある程度だ。

もちろん、そのカリキュラム毎の多少はあるが、どこでも事前に決められたカリキュラムとスケジュール、そして走行コース通りに練習を行なう事が求められている。その方が運営する側は楽だからだ。

参加する者達も同じだ。
決められたカリキュラムとスケジュール通りに練習を重ね、インストラクターに指導されるのを待ち、周りの参加者を横目で眺めて時に悦に入ったりする程度だ。

つまり、大半の者達は、“講習会に参加する事”が目的であり、練習専用のコースで存分に走れれば良いのであって、具体的に上手になったかを判定するメソッドも無く、走った事で満足して「上手になった」と満足して帰るのだ。

日頃から、一般の路上で走行している際の体験から、特別に練習したい事や深く理解したい事がある筈だ。
それがあるならば、それを追及する目的意識を高く持つべきだし、講習を行なう側もその要求に対応すべきだろう。

そんな探究心や疑問に応えるために、“わがまま”イベントがあるのです。


次回予告・・・ 「 どう進める“わがまま”イベント 」の予定 ♪