頭の中には「 あ! これ伝えたい 」、「 あぁ、これも言いたいなぁ 」とか、次から次へと浮かび上がり、その度にメモを繰り返していると、厚く重なったメモが呼び掛けてくる。
「 あんた、いつになったらやるん! 」
そんな、メモ達の声から逃れつつ、浮かんだ発想に応えるカタチの一つ(逃げ?)が 『 妖怪ガレージ日誌 』だ。
【 妖怪ガレージ日誌 】
普段から、ガレージでやっている整備作業を、ただ詳しく発信するだけというのが基本コンセプト。
でも、その中身は、全国の誰かに参考になる事の一つや二つ、きっとあるに違いないと思っている。
ただ、それを伝える企画は以前にもやってきたけど、画像を撮影して加工して、原稿・テキストを考えて、タイトルを決めて、それらをレイアウトしてやるって考えるだけで、“ 厚いメモ ” 効果そっくりの現象になる事も経験している。
そこで、選択や加工が必要な画像ではなく、映像を主体に発信すれば良いと気付いて、『 妖怪ガレージ日誌 』という新たな名称もつけて発信を始め、既に 3回発信済みだ。
お蔭様で、直ぐにチェックしてくれる方も居て、約 30分という長尺の映像(基本無編集)にも関わらず、少しずつ注目を集めてもいる様子。
【 次回予定 】
そんな経過で歩み始めた『 妖怪ガレージ日誌 』だから、他の 進行中の企画の様にプレッシャーを受けて、フリーズにならない様にしたいと常に願っている。
で、幸運なコトに、煮え切らず、はっきりしない操縦性に悩まされ続けている トラ君(トライアンフ ストリートトリプル)に、最近改善の兆候がはっきりと表れてきた。
だから、今度は その改善の為の作業を撮影して、その作業の内容を 『 妖怪ガレージ日誌 』として発表しようと考えている。
そのテーマは、
「 リア サスペンション ユニットの脱着作業 」
「 正確なチェーン調整 」
「 簡単明快な前後タイヤ整列調整 」
「 リア スプリングの交換 」の予定。
というのも、トラ君、フロントのセット方向がはっきりと見えてきたら、今度はリア側の不満(不和)がはっきりと見えてきたからだ。
フロントのわがまま振りに手を焼き、リア側を 人当たりの優しい設定すべく、スプリングレートを下げていたけど、フロントのマナー改善の道が見えてきたら、リアの曖昧さが気になっていたからだ。
トラ君、ノーマル状態での リア スプリングの レート(バネ定数)は 約 510 LBS/inch ( 1インチ縮めるのに 510 ポンド )で、以前は 600 LBS/inch とか 575 LBS/inch でもやっていたのに、ユニット銘柄の変更に合わせて 525 LBS/inchにしているからだ。
そこで、スプリング を ハイパワーコイルズ社の 575 LBS/inch へと変更する作業を撮影すれば、上記の 4つ の作業は当然行なう事になるので、4つの 日誌企画 になるという訳だ。
さあ、自滅圧力に負けず、どんな日誌になるか、作製する本人が一番心配で楽しみかも知れない。