3月のイベントでの転倒で傷付いた、エンジン左クランクケースに装着していた自作の防護カバーですが、苦手なカーボンクロス貼りも無事に終わり、型抜きと整形をして ハイ! この通りです。
心から苦手と自信がある様に、決して売り物になるレベルではありませんが、今回は最も外側をクロス一枚貼りに成功して、雨目・夜目で100m離れて見ると ・・ まぁまぁです。
補修はこれで 2~3回目になりますが、こうしてみると場所によって随分と厚くなりました。細部形状に合わせる為にカーボン不織布を使用した下地の上にクロスを重ねたベースモデルに補修を重ねてきた結果ですが、補修でクロスを重ねた箇所は クロス貼り10枚以上・10プライ以上になり、じっくり見ると表面は凸凹です。が、満足しています。
「なぜ、サブフレームとかを使わないのですか?」 と聞かれた事があります。
転倒してもエンジンを保護する役目のパイプ状のガードを車体フレームに装着するのが一般的で、そういうガードを装着した車両は多く見かけるので当然の疑問だと思います。
きっと、多くの人は 万が一の転倒に備えてエンジンを保護したいからでしょうが、僕はエンジンよりもフレームを保護したいからです。サブフレームは走行するだけでフレームにストレスを与えて、フレームの本来の動きを束縛してしまうので嫌いなのです。と答えています。
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