何気なく、TVを観ると、映画「アラビアのロレンス」を放送していて見入ってしまった。何しろ、冒頭部分が、彼が何台も乗り継いできたとされるブラフ・シューペリアを整備している場面だったからだ。
今も各方面で深刻な影響を残し続けている、英国とフランスの帝国主義による政治的策略と、アラビア諸国民族と彼自身の純粋なパーソナリティとの葛藤を想起させるが、ここでは一旦それは片隅に置いておこう。
こうして、彼と彼のブラフ・シューペリアの画像を見ると、幾つか面白い点に気付いた。最も大きな関心事は、空冷V型2気筒 OHVエンジンの前方下側にある装置だ。
クランク軸からベルトかチェーン駆動されている様に見え、まるで ルーツ式のスーパーチャージャーユニットの様にも見えるが、当時の ブラフ・シューペリア(SS100)には標準装備は記載無く、仮に スーパーチャージャーユニットだとすれば装着剛性が不足しそうなので心配だ。
誰か、この真実を知っている人が居ないだろうか、そこが気になってしまっているのだ。