いよいよ、『 全国旅行支援 』が始まる。コロナ禍で落ち込んだ経済や気分を晴らす為の支援策だ。 旅行代金の最大40%の割引の他、地方自治体発行のクーポンで更にお得になるというもの。
確かに、我慢していた人々が一気に旅行へ行き、宿泊業や交通機関、そして土産物や飲食業の人々にも利益をもたらすだろう。そして、人々がお金を使うほどに、統計で発表される経済指数の多くが改善するし、政策として評価もされるだろう。
しかし、コロナ禍以前から、そしてコロナ禍になってから困窮し、旅行など行けなくなっている人々を無視していないか。その日の食費さえ困っている人々の為に、期間限定であっても、『 全国困窮者支援 』政策を行なうべきではないか。旅行代金の割引を半分にして、残った財源(税金)で支援が受けられたら、どれだけの人々の希望になるだろうか。
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