インドアプレーンでもっともネックなのがラダーコイル周りだろうと、私は思っています、コイルそのものを作るのも最初はなかなか上手くいきませんし、マグネットをきちんとセットしてスムーズに動かせるようにするには、結構技術が必要です。
そこでとりあえず、ラダーコイルを、簡単に上手く巻く方法はないかと、色々試してみました、
いつもは以前にも紹介しましたが、ミニ旋盤に、カウンターを付けて自動で巻いているのですが、
どこにでもある道具で、カウンターなど作らなくても良い方法として、ストローにいきなり数を数えながら、巻いてみましたが、私、アホなのか何百も数えているうちにあれ?いくつだったっけと(落語の時そば状態)になってしまいます。
そこでどのような内径に巻いても同じ抵抗値が出るように、一旦ペットボトルのような外形の太い物に巻取る事にしました、500mLのペットボトルの胴体を切り取って外周を測ると、約20cmなので、10m巻き取ると50回、これぐらいなら数えることが出来ます。
そしてコイルの芯になる物として、どこの家にもある箸を1本、先がテーパーになっているので、3ミリから6ミリくらいまで巻けます。
そこに両面テープの剥離紙を1周半くらい巻いて、両端にシリコンワッシャをはめ込みます、このワッシャは柔らかいので、適当なサイズまで広がります。
私はこのワッシャをパソコン工房で手に入れました、ハードディスクの振動防止用ワッシャらしいです。
抵抗を加工して作ったこんな道具で、最初をよじって、(0.05だと2本で十分だと思います)巻き始めます。
すこし糸にテンションが掛かっている方が、きれいに巻けるので、バルサ板に重しを置いて、調整しながら平均になるように巻きます。
半分くらい巻いたときに、写真のセメダインプラモデル用を塗ります、結構どっぷりぬってもすぐに乾きます。さらに巻いて最後に又、よじりよじりしてセメダインを塗りつけます。
この固める液体はドープとか高周波二スとか瞬間接着剤とかいろいろ考えられますが、このビン入りのセメダインは、値段も安くてどこでも手に入り、刷毛が付いていてとっても手軽です、又同じビン入りのABS用よりさらっとしていて、そのまま薄めずぬっても大丈夫です。
ということで出来上がり、
このコイルの両端子の半田は、半田ごての先に多めに半田をとかしてその中をくぐらすようにしてしばらく待つと皮膜が熱でとけて、半田がなじみます、皮膜が熱で溶けるまでじっくり待つのがコツです。
7種の神器??