実は今年に入って何度か、母校の工業高校の課題研究という実習で、インドアプレーンを作るお手伝いをしている、私が生徒だった頃は、こんな面白そうな実習は無かったのだが、生徒のやる気と興味を刺激する狙いだと思う。
課題ごとに何班かに分かれて結局インドアプレーンを作る生徒は10人くらいなのだが、
家にも半田ごてを持っている生徒は?と聞くと、一人しかいない、
工業高校の電気課の生徒が、MYごてを持っているのが1/10とは......やれやれである。
それでも、送信機を組んで、ラダーコイルを作って、受信機はMY半田ごてを持っている彼にまかせて、何とか飛行にこぎつけた。
そこで思ったこと、もう少し受信機を大きな基板を使って、部品と部品の間隔を開けて、部品点数も少なくできれば、半田付けの上手くない生徒でも作れるのではないかと言うことです。
それじゃ自分で作れと言われるのは、ごもっともですが、世間の初心者、入門者にもやさしいKITになるのでは?と言うことで、ぜひショップで品揃えしてほしいな~と思うしだいです。(けっして手抜きの言い訳ではありません...ハイ)
それで私が、勝手にこんなのがいいな~と思った回路ですが、

たけてぃさんの2ch受信機とほとんど同じというか、261KITと同じ部品構成です、ただしラダーコイルが2ポートパラ接続になっている、
初心者に巻きやすい0.05mmのラダーコイルの線は150Ωも巻くと、とても大きくなって重くなってしまいます、その点2ポートパラだと70オームくらいで済みますので手ごろです。
基板サイズも301KITくらいのゆったりサイズにして、完成基板のようにシルク印刷で部品配置がしっかり書かれていると、ベストだと思います。
何よりこだわりは、お値段、基板をのぞいたパーツの値段は丁度500円、301基板と同じとすると。800円で作れます。
やっぱ心情的に1000円以内がいいな~
ということで、無いものねだりをしておいて、
今あるもので何とかと言うことになると、空中モーターで使ったように、たけてぃさんのソフトで,
301の基板を使って作る方法もあります。

上はパターンカットをまったくしないで作る部品配置

1箇所切るとセンサの配置が良くなります
バッテリーモニタをつける場合は、このようにパターンを切って、

このようにすると、大丈夫。

バッテリーモニタについては、ひとつ案があって、内部のA/Dコンバーターで電圧を測って、ラジコンモーターアンプのように、ラダーコイルを使って警報音を出したり、飛行中ならモーターの出力を下げて、知らせると、外部部品がゼロで実現できるように思うのですが、いかがな物でしょう???
PS.
田中さんに願いを聞き入れて頂いて、パターンの検討から、ソフト開発まで忙しい中、取り組んで下さっている。
そして試作機のパターンで意見がある人は書いて欲しいと言う事なので、
この際だから、遠慮なく、フォトショップでこんなのどうかな~と言う写真を作ってみました。

上はオリジナル、下が私の思った奴。

PS2
今度は基板サイズがほんの少し小さくなったようで残念だが、これも少しでもたくさんの基板を取ってコストダウンのためだから仕方ない、
PICの1番端子とラダーコイルの端子が近くて、半田がくっつくかもしれないので、又口を挟ませてもらいます。(恐縮ですが.....)

上はオリジナル、またまた下が私の思った奴。
