草花探訪

季節の草花苗づくり

三室戸寺の紫陽花

2012年07月04日 | 花の写真

早いもので暦は今年の折り返りを過ぎ、7月最初のブログです。前回と同様に「アジサイ」

について記します。

まず花の名前の由来ですが、藍色の花が集まるという意味の「集真藍」と書きアズサアイと

読むのが変化して「アジサイ」と。多くは青白色から藍紅・濃紫色に変化することから

「七変化」の別名も。日本古来のアジサイやガクアジサイ・山アジサイが園芸品種に改良

されて種類は多数です。

紫陽花の花を見て多くの人が「外見上の花」と認識している部分はほぼ装飾花(ほとんどが

葉が変化したもの)、よく見ると小さい花(両性花)がありこれが完全な花だとか。

私個人の好みからいうと額紫陽花がお気に入りです。先日の天声人語に「小花が集まって

咲く縁(フチ)を、蝶が舞うように装飾花が取り囲む見事な咲きぶりは、雨下青や白の蝶が

群れ飛ぶさまが目に鮮やかだ」と。私はこんなに上手に表現できませんが。

さて、テレビで紫陽花の名所「三室戸寺」のハート型アジサイが紹介されていたので

行ってきましたので写真を紹介します。

まずは五千坪の庭園に約一万株の紫陽花が。多くのカメラを構えた人でいっぱい。

珍しいハート形の紫陽花を探し出してぱちりと。

朝の散歩では出会えなかった花たち(白い額紫陽花・濃紅色・真ん丸な白紫陽花

藤色の額紫陽花)です。