草花探訪

季節の草花苗づくり

今週の花はジャーマンアイリス

2013年05月22日 | 花の写真

早朝散歩には最適の気候となりました。西陣の長屋づくりの家々が続く道々を通るとき、

多くの民家の周りにも鉢植えの花が飾られているのに接します。

まだ5時台というのに水がやられていて、京都は「花をめでる優しいまち」だと再確認。

時には花にデジカメを向けると、見知らぬはずのこの年寄に話しかけてこられたりと、

楽しい出来事もあって、疲れが吹っ飛びます。

さて、今週の花の写真ですが、当初は「花ショウブ」を紹介する予定で、昨日(21日)

平安神宮に出かけたのですがまだ咲いていませんでした。やむを得ないので、散歩

途中に立ち寄る平野神社に「ジャーマンアイリス」が咲いていますのでそれを紹介

します。

境内のあちらこちらにいろんな色の花が咲いています。

中でも大鳥居をくぐってすぐ右手の桜池(上の写真)には次の色の株が生えています。

ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)は、虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、

色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、多くの品種があります。

日本のアヤメ属の代表花菖蒲よりも、花は大きく、フリルのついた花弁に特徴があります。

花菖蒲やカキツバタと異なり、乾燥した土地を好み、水やりの心配もなく手軽に栽培できる

ので鉢植えでもよく見かける花です。