早朝散歩には最適の気候となりました。西陣の長屋づくりの家々が続く道々を通るとき、
多くの民家の周りにも鉢植えの花が飾られているのに接します。
まだ5時台というのに水がやられていて、京都は「花をめでる優しいまち」だと再確認。
時には花にデジカメを向けると、見知らぬはずのこの年寄に話しかけてこられたりと、
楽しい出来事もあって、疲れが吹っ飛びます。
さて、今週の花の写真ですが、当初は「花ショウブ」を紹介する予定で、昨日(21日)
平安神宮に出かけたのですがまだ咲いていませんでした。やむを得ないので、散歩
途中に立ち寄る平野神社に「ジャーマンアイリス」が咲いていますのでそれを紹介
します。
境内のあちらこちらにいろんな色の花が咲いています。
中でも大鳥居をくぐってすぐ右手の桜池(上の写真)には次の色の株が生えています。
ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)は、虹の花(レインボーフラワー)とも呼ばれるように、
色とりどりの花を咲かせ、アイリスの仲間では最も華やかで、多くの品種があります。
日本のアヤメ属の代表花菖蒲よりも、花は大きく、フリルのついた花弁に特徴があります。
花菖蒲やカキツバタと異なり、乾燥した土地を好み、水やりの心配もなく手軽に栽培できる
ので鉢植えでもよく見かける花です。