先日(7月19日)、京都の蓮の花の名所「法金剛院」へ写真を撮りに出かけました。
日曜日の10時ごろから約1時間、観光バスでの観蓮ツアー客であふれていました。
蓮の花は咲き始めて約十日、これからが見ごろだと説明されていましたし、早朝(7時)
からの観蓮会が8月4日まで開催されるとのことです。お出かけをお勧めします。
さて、蓮の花の寿命は4日間だそうで、お聞きした説明を参考に、私の写した花姿を
並べてみました。
開花初日は午前6時ごろから花弁が3~4cmほど開き、8時ごろにはつぼみの状態に
戻るのだそうです。
2日目は早朝より咲き始め花弁が数枚開いて、最も美しい花姿の時、優しい香りを放ち、
そしてまた蕾の状態に戻ります。
3日目は2日目と同じ経過をたどり最大に開きます。昼ごろに閉じ始めますが、閉じ
かけたまま夜を迎えます。
4日目には7時ごろには完全に開き、昼過ぎには花弁が散り始めます。
蓮の花についての若干の知識を付け加えておきます。
まずは花の名前の由来ですが、花が咲き花弁が広がると花の中心部にできる花托
の形状がハチの巣に似ているところから「はち巣」となり「はす」と呼ばれるようになった
という説があります。
花言葉は「清純な心」「純潔」「優しさ」など。
この法金剛院は本尊「阿弥陀如来座像」・「十一面観世音菩薩座像」・「地蔵菩薩立像」・
「僧形文殊菩薩座像」(いずれも重要文化財)がすぐ目の前で拝観できることもお勧めです。