昨日までで35度以上の猛暑日が連続7日、「老化は人間の宿命」とわかっていますが、さすがに
この暑さには77歳の年寄もギブアップです。
ずっと続けていた「早朝ウオーキングと1日一万歩」を今週の月曜日から一時中止しました。
関節の骨は痛くないのですが朝起きたとき膝の屈伸がしにくく、筋肉痛のような軽いこむら返り
のような状態が。歩き始めるといつも通り約1時間は苦も無く歩けるのですが。
さて、散歩中の私の目を楽しませ疲れをいやしてくれた花木、その写真をデジカメで写してブログ
にアップしてきました。今回は「夾竹桃」と「百日紅」です。
どちらも盛夏に咲き始め以後秋の半ばごろまで3か月ほど咲き続け、いつも変わらない咲き姿に
歩く道中励まされてきました。
夾竹桃は葉が竹に似ていること、花が桃に似ていることからこの名がついたそうです。
乾燥・高温・大気汚染・害虫に強くかつ花もきれいなので、公園・街路樹など広く利用され
なじみ深い花木です。
原爆犠牲者への異例の意味も込めて1948年広島市の花に制定。
1945・8・6に広島に原爆が投下されたとき、当時草木が生えるまで数十年約70年)
かかるといわれていました。そのような焦土の中で夾竹桃は一早く蘇って、広島市民に
復興への勇気と元気を与えたと知ってから心を引き付けられるはなになりました。
もう一つの百日紅の花も夾竹桃と同様、家の花木だけでなく寺社や公園・街路樹等
ウオーキング道中によく見かけます。
花色は赤のほかに桃・紫・白と多彩ですが、赤い花を約100日咲き続けるところから
名の由来になってる「百日紅」、炎天下で青空に映えるのはなんといっても赤色です。
3枚目の花のアップのように、実際は一度咲いた枝先から再度目が出てきてつぼみを
つけるため咲き続けているように見えるのです。
樹皮がところどころはがれて表面がつるつるした感じになり、その姿から「サルも滑り落ちる」
との名前の由来となっているのはよく知られています。