今年の梅雨明けは私の傘寿の誕生日でした。うれしいことに多くの方からお祝いの
お言葉・メッセージを頂きました。この場をおかりしてお礼申し上げます。
この年齢になるとお祝いの言葉も品物もうれしいですが、忘れられていないこと、
そのことが非常にうれしいのです。
でも、80歳になったからと言って急に元気が出るわけでもなか、、特別際立った
変化は何もありません。平々凡々な日々を過ごしています。
変化があると言えば小・中・高の傘寿記念同期会や、かっての同僚たちからの
お祝い会で飲む機会が多くなったこと。
下の写真のように姿勢・風貌・しぐさ何から何までが「オジイサン」になってしまいました。
管理職を長年務めたため、現職時代には勤務校の地域の方々に大変お世話になり、
他方自分の子供の成長期には校区の方々にお世話になりっぱなしでした。
せめてその恩返しにと、今は校区の老人会の世話役を引き受けたり、毎朝の
「子ども見守り隊」活動に参加しています。はっきり言えることは活動に参加
していることが楽しいのです。「やっている」というよりも「やらせていただいている」
と言った方がよいでしょう。小さな小さなボランチィア活動に加わって楽しませて
もらっている80歳なりたての年寄です。
さて、近況報告です。先日(7月15日)、校区内の老人会から「歩こう会」で
花の寺として有名な「法金剛院」に出かけました。下の写真はその報告です。
市バスで妙心寺北門前まで行き、妙心寺内を南下しJR花園駅前に
ある「法金剛院」まで歩き、帰りは同じ道を戻るコース(徒歩約3㎞)。
88歳の方3人を含む20名の参加でした。
極楽に咲くといわれる蓮の花は、清楚でしかも可憐、見る人の心を
すがすがしくしてくれます。
私はもっぱら写真を撮ることに専念させてもらいました。
蓮の花の寿命はわずか4日と言われています。
まずは開花前のつぼみの写真から。
一日目、午前6時ごろから花弁が3~4㎝開きます。次のような状態が一日目
ではないかと思います。(半開きの状態)
二日目、早朝より咲き始め7~9時ごろにはほぼ満開となる。最も美しい時で
優しい香りがするそうです。私にはつぼみの形が残っている次の写真の姿が
一番魅力的なのでこれを二日目ととらえました。
三日目、最大に開き花托も姿を見せます。
四日目、7時ごろには完全に開き切り、昼過ぎには花弁が散り始める。
花姿を追いかけていた蝉とトンボに出会いました。