この数年、季節を問わず、”照れば干ばつ降れば洪水”と、極端な気象に見舞われる列島
ですが今年も例外でなく、梅雨入り宣言があってからは2週間晴天続きの空梅雨でした。
澄み渡る青空の元に咲く花の風景もよいですが、今旬の花紫陽花には雨が似合います。
雨に濡れた花の写真を撮りたくて、梅雨入り宣言後2週間、雨を待ち続けていました。
昨夜半からの本降り、ようやく今朝早く自宅のガクアジサイを写したのが下の写真です。
また、子どもたちも雨で生き返ったかのように、水たまりに雨靴を踏み入れてしぶきをたてたり、
傘を回しながら、はしゃいだ声を通学路に響かせていました。
子どもたちの元気な姿に励まされて雨脚強い中、挨拶を交わして帰ってきたところです。
私たち夫婦のことは先日のブログにも書きましたが、「亭主(奥方)元気で留守が良い」を
じで行く似た者同士で、80歳を超えても健康寿命を伸ばしていられることを小さな自慢
にしています。
奥様?は俳句と太極拳を趣味として、ともにそこそこの力量らしいらしい。それに比べ亭主
(ぬれ落ち葉?的存在)の私は花苗づくりと家庭菜園、そして下手な花写真撮影が趣味。
人と比べるのでなく{下手な横好き}、楽しければよいと達観しようとしていますが。
よく言われる「老後の夫婦は共通した趣味をたにしむ」ことが大切と。私たちはその逆を行く、
趣味で出かける時はお互いばらばらに行動するのが基本としています。
そんな風変わりな夫婦ですが先日、「俳句の題がアジサイなので三室戸寺に行きたい」と
言い出して、本当に珍しく19日(月)に二人で出かけました。(だから雨が降った?)
贅肉目立ちおじいそのままの表情ですのでここにのせるのは躊躇したのですが。
まずは三室戸寺の風景から。
西国観音霊場十番の札所、アジサイだけでなく春先のつつじと石楠花、夏は蓮の花の
名所としても有名。女房の行きたがった一つの理由は「朱印帳」にあったようです。
建物では本堂・阿弥陀堂・三重塔・鐘楼などがありますが代表して本堂の写真を。
本堂前の境内に植わる蓮は7月が見ごろです。
山門をくぐるその前後の杉林と斜面いっぱいに植わる紫陽花は写真のスポット。
真っ青な紫陽花を入れて。
斜面沿いに紫陽花園を縫うように切り開かれている山道には鑑賞客で数珠つなぎ。
紫陽花園の中にある唯一の茶店。境内一帯は飲食禁止です。
杉木立を入れた写真をと。
ホンアジサイとガクアジサイ、多くの種類が今が盛りと咲き誇っていましたが、鞠型の
ホンアジサイは水不足で元気がありませんでした。
次にガクアジサイの写真をいくつか。