実はコーイチロー、紅白歌合戦は大好きです。
年越しそばを食べた後は、テレビの前でゆっくりと日本を代表する歌手の熱唱を聞き、
「まあ、いろいろあったけど、今年もよく頑張ってきたよな」と自分をちょっぴり褒めてあけてきました。
最後の蛍の光のところは涙ぐむくらいです(;;)
それと、NHK好きですので、その年のNHKの話題ドラマなどの出演者が出てくると、
「1年間、楽しませてくれてありがとう」と改めて思うのです。
あまちゃんのミニドラマや中島みゆきの『麦の唄』は本当に良かった。
今年も期待しました。
特に真田丸は視聴者を1年間魅了したドラマですから、ミニドラマくらいをやって
「視聴料を払っていてもよかった」と感じさせてくれると思ってました。
しかし、それもなし。
ゴジラを出すくらいなら、星野源の実父・家康を出せ。
タモリとマツコをだすなら、きちんとつかえ。
司会の2人も自信のなさがありありと出ていて、
落ち着いてみられない。
前日に見たレコード大賞の安住アナの安定感とは比べようがない。
演出家の鴻上さんが御自身のツィッターで以下のように書かれていました。
演劇の演出家から見ると、今の紅白の『シン・ゴジラ』や『タモリ・マツコ』の強引な挿入は受け手の人間の生理を完全に無視しているとしか思えない。
アイデアがいかに面白くても、それを受けるのは人間であり、人間の感情はアイデアより現実として存在している。それを無視はできない
今回の全体企画は「いいね、それをやろう!」と安易に決まったんですかねぇ。
中途半端な紅白。
おかげで、私も2016年に中途半端に終わりました。