女装子愛好クラブ

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名古屋妻の幸せー感想など

2021年12月14日 | ★女装体験記

もちろん私は、彼の家庭を壊すようなことはしたくありません(同じように、私の家庭を壊すつもりもありません)。
そういうリアルな世界とは別の、ファンタジーの中で、彼との関係をつづけていければいいと思っています。
でも、東京にいる彼の奥さんのことは、ついつい気になってしまいます。
彼の妻をやっている4日間は、いつもどこかで、奥さんに対抗意識を燃やしています。
「私と奥さんと、どっちがきれい?」
「この料理、奥さんよりおいしい?」
「奥さんは、ベッドでこんなことしてくれないでしょ」
彼に向かって、つい、そう口走りそうになる自分がいます。


ここの文章は、理性と情念に揺れる女装者の心理がよく書かれていると思います。
本当は彼女は彼に「奥さんは、ベッドでこんなことしてくれないでしょ」と言いたくてしようがないのです。
情念がわずかでも勝てば、このセリフを言うでしょう。
でも、女装は壮大なゴッコ遊び。
このセリフをいったら、夢芝居は徐々に幕が閉じられます。

この半年間で、私は、女になりすぎたのでしょうか?
いや、本当の女性は、芯のところで、もっとしたたかで強いのでしょう。
今の私は、じつは弱い男の芯の上に、「弱い女」という装いをまとってし
まったのかもしれません。


「弱い女」という装いをまとうことこそ、女装者の願いであり快感であるかもしれません。


コメント (2)
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