女装子愛好クラブ

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いずれも地味な奥さんといった風情で、人の目を引くようなところがいっさい無い

2024年07月26日 | 私的東京女装史
承前です。

女装者と「普通の人」の区別がまるで分からないのだ。初めて会うので、目を皿のようにして待ち合せポイントに集まってくる人たちを眺めているのだが、見れば見るほど通行人の普通の女性たちが女装者のように見えてくる。その間に決定的な差異は伺も無かった。
 総勢十人近いグループとなったが、いずれも地味な奥さんといった風情で、人の目を引くようなところがいっさい無い。わたしたちは上野公園で花見し、酒を飲んだ後、なぜか国立博物館を見学したが、周囲で女装者であることに気付いた人はほとんどいなかった。それほど「彼女たち」の女装は、日常性の中に忍者のように忍び込んでいたのである。


>東京駅の雑踏を歩いている「地味な奥さん」が実は男性ということ。
こういうところに女装男子愛好者の私はぞくっときます。

初めての女装子さんとのデートは1989年でした。
『くいーん』で知り合った女装子さんと新宿・伊勢丹前で待ち合わせました。
彼女と喫茶店に入ってコーヒーを飲んだのですが、彼女は新宿の日常性のなかに忍び込んでいます。
周りは20代女性ばかりですが、誰も気づかない。
「この子はね、本当は男の子なんだよ」と叫んでみたいくらい、何かわからない快感を知ったのです。
コメント (2)
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