女装子愛好クラブ

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背徳感~ののしりの果ての身重ね 昼の闇

2021年05月04日 | ★女装の本・雑誌
承前です。

時実新子の川柳を味わっています。
3句から女装子さんとの『昼の闇房』に思いを馳せました。

15時過ぎ、職場に外勤直帰と伝え、指定したホテルに向かう。
フロントでセパレートアライバルとした予約を告げ、ルームナンバーを知る。
部屋では'彼女'が支度を整え、待っている。
眩しい日差しを厚いカーテンで遮る。

 ののしりの果ての身重ね 昼の闇

まあ、ののしりあいはしないが、その代わりに'彼女'は女の声で悦びを叫ぶ。

女になった'彼女'を何度も何度も責め続けると窓の外は黄昏れる。

丁寧にシャワーを浴び、交情の匂いを消し去る。
再びワイシャツを着てネクタイを結びスーツを整える。
そしてホテルの安っぽいスリッパを脱いで革靴を履く。

 靴の紐 男の帰心見ていたり

「じゃ」と手を挙げてドアを開ける。

 去ってゆく足に乱れのない憎さ

'彼女'がドアに隠れて目で別れの挨拶をする。
その切なさを振り切り廊下をゆっくりと歩いていく。

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コロナ禍でこうした逢瀬もできなくなりました。
連休で時間があることをいいことにバーチャルなデートを妄想しています。


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