女装子愛好クラブ

女装小説、女装ビデオ、女装動画、女装記事などを紹介していきます。

よいクリスマスを~まずはマライア

2021年12月24日 | ★youtube
ユダヤ教では1日は日没とともに終わるといいます。
つまり、12/24は今日の日没でおわり。
今は12/25でクリスマス当日ということになりますね。

今年は街を歩いていてもクリスマスソングがあまり聞こえてきません。
ということで、聖なる夜に少し景気づけです。

Mariah Carey - All I Want for Christmas Is You (Make My Wish Come True Edition)
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女装小説『ウェスティンの聖夜』

2021年12月23日 | 女装小説
聖夜が来る前に唐突な終わり方ですみませんでした。
最後までお読みになりたい方はこちら→ttp://ko16.web.fc2.com/a-westin.htmです。
(自動リンクはしてませんから頭にhをつけてください)

この小説を書いたのは2004年ころでしょうか。
もう18年経ってるんですね。

悠希クンはどうなっているんでしょうか。
凌クンはどうなっているんでしょうか。

作者がこんなことを言っては無責任かなぁ?

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女装小説『ウェスティンの聖夜』③

2021年12月20日 | 女装小説
                       *

「お先でした...」
「じゃ、僕もシャワーを浴びるかな」
 入れ替わりに凌がクローゼットでスーツを脱いだ。スタンドの明るい光の中で見る凌の肉体は逞しかった。180cmの長身は健康的に日焼けしていた。そして胸板は厚く上腕筋や大胸筋には筋肉が盛り上がっている。さすがに高校時代はラグビーをやっていただけのことはあるとおもった。
「ボ、ボクはお化粧を直してるから、凌先輩、ごゆっくりどうぞ...」
「レディに『ボク』は似合わないなぁ...ふふ..」
「あれ?、まちがえちゃっいました」
 ぺロッと舌を出した悠希に微笑ながら、凌はバスルームへと入っていった。バスローブ姿の悠希は三面鏡に向かって化粧を始めた。
<こういうのを寝化粧というのかな?>
 悠希はファンデーションを塗りなおし、口紅を引き、アイラインも調えた。女装の勉強ばかりしていた成果か、お化粧も上手にそしてスピーディに終えることができた。
 セミロングの髪を丁寧にブラッシングしていると、凌がバスルームから出てくる気配があった。悠希はバスローブを脱ぐと、急いでダブルベッドの毛布の中に潜り込んだ。ベッドはキングサイズで、2m×2mくらいの広さがある。

 凌は室内の明かりをすべて消すと、窓のカーテンを開け放った。
「こうしておけば、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるかもしれないよね」「うふふ、凌先輩てロマンチック....」
 窓からは東京タワーのオレンジの灯りがダブルベッドの上に差し込んでいる。その明かりの中で凌はバスローブをとり、黒のぴっちりしたブリーフだけの姿で、悠希のとなりに入ってきたのだった。2人は白いベッドのなかで、額をくっつけて向き合っていた。
「クリスマスイブにウエスティンホテルで凌先輩と一緒にベッドのなかにいるなんて..」
「......」
「まるで夢みたい...」
「夢じゃないんだな、これが....」
「うそ...」
「うそじゃないって...」
すこしおどけて、凌は悠希の胸をくすぐった。
「アンッ..」
「ほうら、感じるだろ...。夢じゃないって...」
 この悠希の軽い喘ぎ声が合図となった。

 凌はゆっくりと悠希の背中に腕をまわして抱きしめてきた。そして唇を合わせてきた。悠希もそれを待ちかねていたのだ。2人の唇が合い、そして凌の舌が入り込んできた。悠希はそれだけで高ぶってしまっい、凌の舌にからみついた。こんなゆったりした気持ちでディープキスをするのは初めてだったから、その気持ちよさに悠希は陶然となった。ゾクゾクして、うれしくて、涙が止まらなかった。そのあふれ出た涙を凌が人差し指でぬぐってくれた。その優しい行為がうれしくて、うれしくて、さらに涙があふれた。そんな2人の感情が昂ぶり、2人の舌はもっと激しくからみあった。
 ディープキスは十分すぎる前戯となった。凌は身体を起こして、毛布をベッドからはぎとった。ダブルベッドのシーツの上には白のブラジャーとレーシイなショーツだけになった悠希がいる。その悠希をいとおしむように、凌はブラジャーの上から悠希のバストを揉みはじめた。
「あれ...、悠希の胸、女の子みたいだ...」
「恥ずかしい...」
 ブラの上から凌に愛撫されただけでも悠希の乳首はビクンビクンと感じ始めている。乳首だけでなく、サイドバストやストラップのところをサァーとさすられるだけで
「アーーーン...」という悠希の歓喜の声があがった。
「うふふ、感じるんだね。不思議だよね。男の子のときは全然なんともないのに、女の子になってブラをすると、サイドやアンダーが感じるんだから...」
「アウンッ...」
 悠希はもう普通に返事ができなくなっていたが、それでも凌と目が合うと二人で微笑みあった。その視線の交歓は愛を語り合うものの特権だった。凌は悠希の髪の毛に触れると、うなじを引き寄せた。凌のひげがゾリッと悠希の頬にこすれる。その感覚は<ああっ、男の人に抱かれている>ということを実感を悠希に与えた。耳たぶに凌の熱い息がかかると全身にゾクっとする快感が走る。

 そして、凌は悠希の背中に指を回して、ブラのホックを外した。
 白のレースのブラジャーを取り去ると、少女のような可愛く膨らんだバストが現れた。
「悠希、すごく可愛いよ」
「は、恥ずかしい....」
「柔らかいよ...」
「悠希はね、凌先輩に愛してね、もらいたかったから....。女の子になりたかったの...」
「.......」
「だからね、神様にお願いしたら、このお胸がプレゼントされたの....」
「そう、なんだ....。神様のクリスマスプレゼントなんだね...」
「ウン....」
 コクンとうなづく悠希のしぐさに、凌は愛おしさを感じぜずにはいられなかった。生まれたばかりのひよこを持つように左のバストを優しく包んでみたが、するとドクンドクンという緊張と興奮の悠希の鼓動がはっきりと伝わってきた。


ウェスティンの聖夜はこれからですが、小説はここまでといたします。
ごめんなさい。

今週末はクリスマスイブ、女装子さんと女装子愛好男子さんが特別で素敵な一夜をお過ごしになることを祈っています。
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女装小説『ウェスティンの聖夜』②

2021年12月19日 | 女装小説
 ベルボ ーイに案内された部屋は20階のエグゼクティブ・ダブルだった。内装はヨーロピアンクラシックで、日本 のホテルとは一味違うテイストを醸し出している。バスルームは大きなバスタブと独立したシャワーブースがあり、そしてタオル地のフカフカのバスローブが2つかけられている。お化粧好きな悠希には三面鏡付の化粧台がうれしい。
そして何よりも素晴らしいのは夜景だ。ガーデンプレイスを光で包むバカラのシャンデリア、六本 木ヒルズ、遠くにあるレインボ ーブリッジ、TOKYOというディナーテーブルの灯されたキャンドルのような東京タワー....。凌と悠希は飽かずに光の絨毯のような東京の夜景に見入っていた。
「うれしい.....」
 悠希はそっと凌の肩にもたれかかった。凌はやさしく悠希を抱きしめると唇を近づけてきた。悠希は目 を瞑って凌の唇を受け止めた。このライト・キスが凌と悠希の聖夜の幕開けだった。

 ホテルの最上階にあるレストラン「ビクターズ」でコンチネンタル料理のディナーとイタリアワインを楽しんで部屋に戻ってきた時には10時を過ぎていた。美味しい赤ワインは2人の理性をほんのちょっぴり奪っていたが、凌はそれなりに大人である。悠希が支度を整えるのに時間がいることはわかっているようだった。
「僕はもうすこしここでスコッチを飲んでいるから、お先にシャワーをどうぞ」
「ありがとう...。じゃ、すこし待っててね」
 凌は冷蔵庫からスコッチを取り出すと、窓際に向かってソファに座った。悠希はお礼をいいながら、クローゼットでバスローブに着替えると、悠希は広いバスルームに向かった。
 ウェスティンホテルのバスルームも豪華で、そして広い。壁一面にはめ込まれた鏡の前で悠希はバスローブを脱いだ。そこには19才の少年ではなく、19才の少女のシルエットが写っていた。

<ちっちゃくてもいいから、バストが欲しい>
 10月のある日、こう切実に願っていた悠希はインターネットでD社のサプリメントのことを知った。このサプリメントは植物性女性ホルモンを主成分にしていて、豊胸に効果があるということだった。医師の処方が必要な女性ホルモンの錠剤はネットで手に入るらしいが、何か怖い感じがした。しかし、これは健康食品として普通に売られているものだから、すこしは安心だと思ったのだ。説明書きには「1日3粒を飲む」という指示があったが、自分は男の子だし、できるだけ早くバストが欲しいこともあり、悠希は2倍 の6粒を飲み続けた。
 その夜から、悠希は自宅で入浴するたびに胸をマッサージしていたが、効果は1ヶ月後にやってきた。胸に脂肪がつきだし、乳首は以前より大きくなり、その位置も身体の中心線に近づいてきているようだった。そして入浴時や寒い時などには乳首が堅くなった。そして2ヶ月経つと、身体も心も女性に近づいていくのがはっきりと感じられた。湯上りに姿見で見ると身体全体が丸みを帯びて女性的になっている。バストも思春期の少女くらいに膨らんでいる。Aカップのブラでがちょうどよくなった。腕や脚の体毛も細く柔らかくなっている。

<やったぁ♪>
 こうして少女の身体に変身した悠希は、可愛いブラやショーツを思う存分買うことができた。そして、今夜ヴィトンのバックに入れてきたのはホワイトの3/4カップブラとレースをぜいたくに使ったビキニショーツのセットだ。ショーツのサイドはリボ ンになっている。白を選んだのは、悠希のピュアな気持ちからだ。ナイロン・ポリウレタンのピタッとした素材は悠希の女性化した肌にとけていく快感を与えてくれる。

 白の勝負下着を丁寧にたたみ、悠希はシャワーキャップをかぶり、シャワーブースに入った。ウェスティンは高級ソープを備え付けている。その甘い香りが悠希を包む。こうしてシャワーを浴びていることに悠希はいいようもない幸福感を感じていた。それはこれから始まる愛の交歓の予感からに他ならなかった。

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女装小説『ウェスティンの聖夜』①

2021年12月18日 | 女装小説
来週はクリスマスなんですね。
この季節になると、自分が書いた女装小説に『ウェスティンの聖夜』というのがあったことを思い出します。
20年くらい前でしょうかねぇ。
クリスマスイブは東京中のシティホテルがカップルで満員になりました。
そして、それがニュース番組で取り上げられる。
平成初期のカップルにとってクリスマスイブは特別な日でありました。
令和初期のカップルにとってはどうなんでしょう?

ということで、『ウェスティンの聖夜』の前半部を再録します。
後半はかなり熱烈な内容になっておりまして、ここのレギュレーションを超えてしまうようです。
ご容赦ください。

  
 ウェスティン東京は12月になると1階のロビーに豪華なクリスマスツリーを飾り、ホテルは華やいだ雰囲気に包まれる。見上げるような大きなツリーの下で、多くのOLや女子大生がおしゃれに着飾った姿で待ち合わせしている。これから始まるであろう楽しい時間を期待して皆ニコニコしている。悠希もクリスマスツリーから少し離れたところで待っていた。足元にはルイヴィトンのボストンバックがある。
 セミロングの髪にレディスのフェイクレザーのジャケットを羽織り、ピンクの起毛のタートルセーターとミディアムグレーのストレッチパンツをコーディネートしている。身長も163cmだし、スタイルもほっそりしているから、その姿はほとんど女性としか見えない。事実、周りのOLやホテルのベルボーイたちも全く悠希のことを気に留めてもいない。これは大学に入学以来、授業よりも女装のほうを学んできた成果だろう。携帯を見ると、約束の7時を5分過ぎている。すこし不安になりかけたころ、正面のドアが開いて、すこし小走りでやって来た凌の姿を見つけると、悠希はようやくほっとした。

 悠希は19才になったばかりの男の子だ。M学院大の英文科の1年生で、サークルは広告研究会に所属している。英文科という学科自体、女の子がほとんどなのだが、悠希はそれは苦にならない。むしろ大歓迎なのだ。というのも悠希は週末だけは女の子に変身して本当の自分の生活を楽しんでいるのだ。両親はいまは合衆国オハイオ州に住んでいるので、全く咎められることはない。父親が自動車工場の品質管理の責任者なので、夫婦揃っての米国赴任だ。そしてアメリカからの仕送りもその大部分が洋服や化粧品に使われているのだが、そんなことは全く両親は知らない。

 秋に大きな出来事があった。それは前から憧れていたサークルOBの凌とデートするようになったことだ。大手広告代理店に勤めている凌は世話好きで、ときどき大学のサークル室にも顔を出していた。悠希はなんとなく「いいなあ」と思っていたが、まあそんなことは告白できない。しかし偶然にも秋のサークル合宿に来た凌と相部屋になったことが悠希の運命をすこし変えたのだった。
 最終日の打ち上げコンパで悠希は酔いすぎた。いやそれを演じていた。ネグリジェぽく見えるようなロングTシャツの下に女性下着をつけている。シルクのホワイトショーツとキャミソールとセクシーな香りのコロンだ。
「ボク、酔っちゃいましたぁ..」といいながら灯りを消して、凌のベッドに潜りこんだのだ。高校時代はラグビーをやっていたという凌の胸板は厚かった。その胸に顔を埋め、必死の思いで抱きついた。
<もしかしたら跳ね飛ばされるかもしれない>と思っていた悠希だが、その危惧とは反対に凌はきつく悠希を抱きしめてきた。唇を重ねてきた。ショーツの上から悠希自身を撫ででくれた。悠希は大きな賭けに勝ったのだ....。
 東京に戻ると、土曜日毎に凌は悠希を連れて銀座や汐留、青山などの落ちついた場所に連れていってくれた。愛する対象がいるということが悠希を少しずつきれいにしていった。悠希の髪は徐々に長くなり、クローゼットにはレディスの洋服が増えていった。その速さには悠希自身も驚くほどだった。
 ラグビーが好きな凌だから秩父宮にもよく行った。秋が深まるとともに神宮外苑の銀杏並木も黄色く色づいていた。凌と腕を組んで落ち葉の歩道を歩く幸せを悠希はかみしめていた。
<クリスマスの夜には一緒にいたい...>
 悠希はデートの度に、こう言いたくて仕方がなかった。メールも出したかった。でも、こんなことを言ったら嫌われるかもしれない。
<聖夜にはすべてを凌に...>
 悠希の思いは募るばかりだった。
 12月5日の早明戦の帰り、すっかり葉が落ちた銀杏並木の下を歩いていると、凌がぼそっとつぶやいた
「12月24日にウェスティンが取れたんだ...」
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北新地のビル火災、ご冥福をお祈りいたします

2021年12月17日 | 女装子愛好日記
昼休み、北新地のビル火災のニュースが飛び込んできました。

現場は大阪支店の斜向かい。
支店社員からも続々と電話が入ります。
ニュース映像を見ると、出張のたびに歩いていた歩道が見えます。
よく食事をした店も見えます。

あんな身近なところで大惨事が起こるなんて信じられません。
お亡くなりになった24人の方のご冥福をお祈りいたします。
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Crossdresser and Shiny tights

2021年12月16日 | ★youtube
チェコ共和国に住むマルティナさん、背が高い美人女装子さんです。
そのマルティナさんがshiny tightsをご披露してくれます。
光り輝くタイツ、ああ、いいすっねぇ。

Crossdresser and Shiny tights.Legs day.
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女装子でも正しくブラジャーをつければきれいなバストラインを作ることができる

2021年12月15日 | ★下着&ランジェリー
本棚を整理していたら、ランジェリーショップオーナー・龍 多美子さんの本が出てきました。そのなかでも女装子さんにアドバイスしたエピソードを興味深く読みました。

 まだ代官山に店があった頃のこと。
 常連客に連れられて、ひとりのチャーミングな若い女性がやってきた。
 「この娘、胸が小さくて悩んでるの。何とかしてあげて」
 私は、いつものように、いくつかのブラジャーを選んで、早速フィッティングに取りか
かった。
 彼女は小柄で華奢な身体つき。皮下脂肪が薄く、胸全体も流れ気味で広がっていた。た
とえるなら、鉄板にお好み焼きのタネを流したような(失礼、薄いバストだった。
 そこで脂肪を脇から寄せることに命を賭けたタイプのパターンのブラジャーにパッドを入れたものを勧め、その日彼女はそれを着けて帰っていった。
 1カ月経過。今度はひとりで店に現われた彼女。私の予想どおり、彼女が夢にまで見たというゴム鞠みたいなきれいな丸みが、胸の谷間に出現していたのだ。
 「お姉さん、ありがとうございます」
 フィッティングルームの中で彼女は、三つ指をついて深々と頭を下げ、こう続けた。
 「私、女に生まれなかったこと、どれほど侮やんだかしれません。でも、こんなにきれいな胸になれるなんて思わなかった。すっごく嬉しい。本当に、本当にありがとうございます。
もっと胸が大きくなると思うと、痛いホルモン注射も、これからは楽しみになりました」
 年齢、性別を問わず、ブラジャーのサイズを前向きに変え、「大丈夫。大きくなる」と信じて疑わなければ、見違えるような肉体的変化が起こるのである。
出所:『女の身体の愛しいところ』龍 多美子著 (知恵の森文庫)


龍 多美子さんの略歴です
1957年東京生まれ 青山学院女子短期大学卒
高校時代から下着の魅力に惹かれ、18歳でランジェリーショップでアルバイトを始める。
82年に独立し、代官山にリュー・ドゥ・リューを開業。
的確なサイズ判断とカウンセリングで、オープン以来のべ7万人以上の女性たちの身体と意識の変革に寄り添い続け、その愛に満ちたフィッティングで全国にファンを持つ。
吉祥寺本店の他に全国11都市で定期的な販売会を開催中。
新規の下着専門店などのコンサルティング業務や、
業界の人材育成のための講座『龍美術』を運営する傍ら、
各種セミナーなどで下着を通した女性の自己実現を説く。
40余年の下着屋経験で培われた知識とノウハウをもって積極的に活動する業界のオピニオンリーダー的存在。

出所は『リュー・ドゥ・リュー』HP

年齢、性別を問わず、ブラジャーのサイズを前向きに変え、「大丈夫。大きくなる」と信じて疑わなければ、見違えるような肉体的変化が起こるのである。
~性別を問わず~
こう言い切る龍さんの自身とプライド、これは素晴らしいと思います。
リスペクトしますね。

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名古屋妻の幸せー感想など

2021年12月14日 | ★女装体験記

もちろん私は、彼の家庭を壊すようなことはしたくありません(同じように、私の家庭を壊すつもりもありません)。
そういうリアルな世界とは別の、ファンタジーの中で、彼との関係をつづけていければいいと思っています。
でも、東京にいる彼の奥さんのことは、ついつい気になってしまいます。
彼の妻をやっている4日間は、いつもどこかで、奥さんに対抗意識を燃やしています。
「私と奥さんと、どっちがきれい?」
「この料理、奥さんよりおいしい?」
「奥さんは、ベッドでこんなことしてくれないでしょ」
彼に向かって、つい、そう口走りそうになる自分がいます。


ここの文章は、理性と情念に揺れる女装者の心理がよく書かれていると思います。
本当は彼女は彼に「奥さんは、ベッドでこんなことしてくれないでしょ」と言いたくてしようがないのです。
情念がわずかでも勝てば、このセリフを言うでしょう。
でも、女装は壮大なゴッコ遊び。
このセリフをいったら、夢芝居は徐々に幕が閉じられます。

この半年間で、私は、女になりすぎたのでしょうか?
いや、本当の女性は、芯のところで、もっとしたたかで強いのでしょう。
今の私は、じつは弱い男の芯の上に、「弱い女」という装いをまとってし
まったのかもしれません。


「弱い女」という装いをまとうことこそ、女装者の願いであり快感であるかもしれません。


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名古屋妻の幸せ⑥

2021年12月13日 | ★女装体験記
そして年が明けた翌月からは、彼が名古屋出張の間、ずっと私の仕事場に泊
まってもらうことにしました。
私と会うために、彼によぶんなお金を使わせるのは申し訳ない気がし、夕食
とかも、私がつくっていっしょに食べればいいと提案したのです。私はもと
もと共働きで、料理をすることも多いので、レシピを見ればたいていのもの
はつくれます。
ソファベッドはけっして寝心地がいいわけではないので、その上に敷くため
のふわふわの敷布団も買いました。それに、モノトーンで殺風景な仕事場の
雰囲気を変えるため、フリルいっぱいのピンクの布団カバーセットを買って、
女の子らしいベッドルームを演出しています。彼が来るときは、カーテンな
どもピンクに変え、やはりピンク系のテーブルクロスを使ったりします。
そのピンクの中で、私は毎月、三晩、彼に抱かれています。
彼がいる4日間は、私は夜もこの部屋で生活しています。(妻には、伊勢の
クライアントの定期刊行物の仕事が入り、毎月、編集のための出張があるの
だと言ってあります。)

彼にはスペアキーを渡してあるので、1日目の夕方には「ただいま」と言っ
て部屋に入ってきます。私はそれを「お帰りなさい」と迎え、飛びつくよう
にキスをねだります。なにしろ1ヵ月、会いたくてしかたなかったのですか
ら。その時彼は、必ず、「そのエプロン姿、かわいいよ」とか言ってくれま
す。
昼過ぎから時間をかけてつくった夕飯を二人で食べる時も、必ず「おいしい」
と言って喜んでくれます。
そのあと、私が食器をかたづけている間に、彼にお風呂に入ってもらいます。
食器洗いが早くかたづくと、私も、彼の背中を流すためにバスルームに入り
ます。明るいところで平らな胸を見られるのはいやなので、そんな時、私は
たいてい、ブレストフォームとビキニの水着をつけます。でも、石けんを泡
立てて彼のものを洗ってあげていると、彼はがまんできなくなって、ビキニ
のボトムの方は脱がされることになります。
彼につづいて私もお風呂を上がり、基礎化粧や寝化粧のためにメイクルーム
に向かいます。でも、その途中、リビングを通る時、胸から巻いたバスタオ
ルとヘアターバンが色っぽいとか言って、彼が襲ってくることもあります。
ナイトメイクを終えてネグリジェを着た私は、ソファでパジャマ姿の彼と並
び、水割りをつくってあげながら、いっしょにテレビを見たり、離れていた
1ヵ月間の出来事をおしゃべりしたりします。その途中で何度かキスしてい
るうち、彼がまたその気になり、私を膝の上にまたがらせることもあります。
逆に、私の方がいたずらしたくなって、彼の脚の間の床に直に座り、彼のも
のを大きくして遊ぶこともあります。
そのあと、二人でベッドをつくり、布団の中でじゃれ合いながら、また2回
以上はセックスします。
彼ももう40代。どうしてそこまで元気なのか不思議なのですが、彼は「あや
かといる時だけだよ。特に最初の日は、1ヵ月分たまってるからさ」と言い
ます。私は、会ったことも写真を見たこともない彼の奥さんを思い浮かべ、
秘かに「勝った」と思います。

朝は、必ず私の方が先に起きて、メイクをしたあと、ちゃんと朝食をつくり、
彼を送り出します。
玄関でネクタイを直してあげ、チュッとキスして「今夜もおいしいものつくっ
て待ってるから、早く帰ってきてね。行ってらっしゃい」などと、(テレビ
ドラマの中でしか見ないという意味でも)「絵に描いたような妻」をやって
います。今の私は、そんなふうにできるのがすごくうれしいのです。
この年になって大好きな人に出会い、月に4日だけでも、その人の妻でいら
れることに、大きな幸せを感じています。

でも、彼と私の関係は、私が男だという最大の異常さを差し引いても、まだ、
まともではありません。
客観的には、私は、彼の現地妻。所詮、浮気相手でしかありません。
彼が東京に戻ったあと数日は、それがすごくつらいと感じます。
ことに、いちばん最近の彼の出張のあと、ゴールデンウィークが来て、東京
で家族サービスしているにちがいない彼のことを思うと、切ない気持ちにさ
いなまれました。

もちろん私は、彼の家庭を壊すようなことはしたくありません(同じように、
私の家庭を壊すつもりもありません)。
そういうリアルな世界とは別の、ファンタジーの中で、彼との関係をつづけ
ていければいいと思っています。
でも、東京にいる彼の奥さんのことは、ついつい気になってしまいます。
彼の妻をやっている4日間は、いつもどこかで、奥さんに対抗意識を燃やし
ています。
「私と奥さんと、どっちがきれい?」
「この料理、奥さんよりおいしい?」
「奥さんは、ベッドでこんなことしてくれないでしょ」
彼に向かって、つい、そう口走りそうになる自分がいます。
「女」という本質的なところで勝ち目がないのがわかっているから、その気
持ちは、どんどんおかしな方向にねじ曲がっていきます。
彼がこちらで使った下着やワイシャツを、真っ白に洗濯し、きれいにアイロ
ンをかけ、必要以上にきちんとたたんで、彼のボストンバッグにしまってい
たりします。
彼はそれを見て、ちょっと戸惑った顔で「ありがとう」と言います。
私は、彼が奥さんに言い訳しているところや、もしかしたら、新幹線の中で
それらをぐちゃぐちゃにしているところを想像して、さらに悲しくなります。
彼の奥さんに私の正体が知れれば、彼も私も破滅だと知りながら、私はどこ
かで、彼女に「名古屋の女」を意識させたいと思っているようです。

彼と出会ってからのこの半年間を幸せだと感じ、自分が安らげる場所を見つ
けたと思っているのに、私自身が、それをぶち壊してしまいそうです。

この半年間で、私は、女になりすぎたのでしょうか?

いや、本当の女性は、芯のところで、もっとしたたかで強いのでしょう。
今の私は、じつは弱い男の芯の上に、「弱い女」という装いをまとってし
まったのかもしれません。

長期にわたりご紹介いたしました。
ありがとうございます。
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