いいアイデアを思いついたら、まずはほめてくれる人、新しいもの好きな人、ノリのいい人に話せ

「いいアイデアを思いついたら、まずはほめてくれる人、新しいもの好きな人、ノリのいい人に話せ」

これはソニー時代に先輩からもらったアドバイスだ。同社内で面白いことを考えている人は、 これを無意識に実行していたように思う。
妄想にせよ、ビジョンにせよ、アイデアにせよ、生ま れたてのフワフワなときは、それに対する「自信」を育てなければ、そのあとのステップにつな かっていかない。
だからこそ、「最初に見せる人」は慎重に選ぶべきだというわけである。
出所『直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN』（佐宗 邦威著）

直感と論理というテーマに興味があったので、この本を読みました。
そのなかで上記の言葉を見つけ、その通り！と思ったので、個人的な備忘メモとしてブログに書きます。
会社はお利口さんばかりで、新しいこと、自分がわからないことについては、つぶしにかかります。そんな人はアイデアは話さないことです。

2005年のコラボレーション 団鬼六×小野塚カホリ=『美少年』

団鬼六の『美少年』は1999年に刊行されました。
あらゆる女性よりも女性的な、日本舞踊宗家御曹司である菊雄に思いを寄せられる大学生の自分。彼との愛は育ちますが、それを快く思わない取り巻きがいて、菊雄は彼らに....。
こう書くと団作品のパターンとなりますが、この作品は私小説と言ってもよいものです。
これを2005年に小野塚カホリさんが劇画としています。
ただ残念ですが、絶版で古書でしか入手できません。


fiorettoさんがamzonに書かれた書評が素晴らしいので引用させていただきます。
作画者の手腕は非常にすばらしいものがありますが、菊雄の人生のあまりの救いのなさに
この物語独特の世界観にひたって読む、ということはできませんでした。
BLというジャンルに入れられるものではまったくないので、これから読まれる方は
気をつけたほうが良いと思います。
菊雄に惹かれつつも心中揺れながらずるずるとつきあいを続ける「私」、
「私」の気持ちのあやふやさとは裏腹に行き先を見つけた一途な気持ちをぶつけてくる菊雄、
そしてそんな二人を冷酷な眼で見つつ、制裁という名のもとに
残虐な欲望を形にするチャンスを虎視眈々と狙う第三者が
三つ巴になって負のスパイラルを描きながら最後のカタストロフィに向かいます。
出所amazon（見出し画像）

追伸　団鬼六氏の小説『美少年』は新潮文庫版がkindleで読めます。

1973年のコラボレーション 上村一夫×梶山季之の『苦い旋律』

6月7日に谷崎潤一郎『秘密』のコラボレーション本をご紹介しました。
あれを書いてから「ちょっと待てよ．．．」と他にコラボレーション本があったはずだと記憶をたどっておりました。
そして恥ずかしながら思い出しました。
『苦い旋律』原作・梶山季之　絵・上村一夫です。
凄いコラボレーションですよね。
1973年に少年画報社から出版されています。
上村氏のウェブサイトに詳細情報があります→上村一夫公式サイト

その巻頭には、梶山氏と上村氏の巻頭言が書かれています。
上村氏のものはとても奥が深い。

“現代の乾いた愛″を描く　　　上村一夫
　私は以前から梶山作品のファンであった。
　梶山氏の作品中には、およそ考えられる異常なセックス描写がすべてある。しかし、それらは決して不健康な感じはない。
　何が異常なセックスで、何が正常なセックスなのかを、読み手に問いかけなおさせるような力があった。
　この健康さは、私の絵のテーマである”甘い乾き”と通じるところがあるような気がした。『苦い施律』を読んだ時には、特に共感をおぼえた。
　梶山氏が描いた"現代文明の中の乾いた愛”を絵で表現したいと思った。それで、梶山氏に御無理を願った次第である。
　描きつくせないところがあったかも知れないが、”健康さ”だけはそこなわれていないといえる自負はある。と同時に、この作品が私の仕事の上での、一つの句読点になったと思う。
　出所：前掲書

私も久々に本棚から取り出して上村氏の『苦い旋律』を読み直しました。
女装や同性愛を描いていても、ページからはどろどろした不健康さは全く感ぜず、まさに「乾いた愛」を登場人物たちは演じています。
そして上村氏の描く主人公・一貫寺邦子の可憐さに改めて驚きます。


出所：前掲書

ただ残念なことには、この劇画は絶版です。
amazonでも古書出品されません。
読みたい方は古書店のサイトやヤフオクを丹念に探してみてください。

今夜は改めて上村一夫の描く苦い旋律を楽しむことにします。
みなさん、よい週末をお過ごしください。

谷崎潤一郎の『秘密』がイラストレーター・マツオヒロミのコラボレーションとしています。

『秘密』は谷崎潤一郎が書いた女装小説。
それをイラストレーターのマツオヒロミがイラスト化しています。
いい目の付け所をしています。
読んでみたいですね。

私はひそかに鏡台に向って化粧を始めた。
夜な夜な女装をして出歩く「私」は、ある夜、昔の女と再会する。そして彼女との秘密の逢い引きがはじまった。
谷崎潤一郎の『秘密』が、『百貨店ワルツ』などで知られる大人気イラストレーター・マツオヒロミによって、鮮やかに描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。





★当クラブのおすすめ女装＆ＴＳ小説★

『女装七変化』（松本侑子著）→『性遍歴』所収
『苦い旋律』（梶山季之著）
『美男奴隷』（梶山季之著）
『ナイロンの罠』（館淳一著）→『凶獣は闇を撃つ』所収
『キラーレディ伝説』（館淳一著）
『セーラー服恥じらい日記』（館淳一著）
『緋の河』（桜木紫乃著)
『魔人ゴング』（江戸川乱歩著）
『秘密』（谷崎潤一郎著）
『クロス』（山下紘加著）

関東地方は梅雨入りしました

今日は一日雨。
代休を取っていたのですが、今日は一日雨でした。
仕方がないなあと思っていたところに、梅雨入りしたとのニュース。

毎年、梅雨はやってきますが、やっぱりいやなもんですね。

気温が不順になります。
みなさまもご自愛ください。

★当クラブのおすすめ女装コミック★

『個人差あり〼』
『オレが私になるまで』
『カメラの向こうでメスになる』
『女装レイヤーが上司にバレたらしぬる』
『女装男子に思わず告白したら付き合うことになりました』
【悲報】女装男子だけどイケメンの先輩に女の子にされました
『女装してオフ会に参加してみた。』
『推しと恋愛なんて荷が重い』
『女装男子は愛でられる』
『上司の啼かせ方』
『上司の躾け方』
『パンティトラップ』

2022年6月4日「報道特集」予告－トランスジェンダーの男性が妊娠

三橋順子さんがリツィートされていたので、いま知りました。
いろいろな方がいろいろな意見や感想をお持ちになるだろう番組だと思いますが、情報としてこのブログにもアップいたします。

トランスジェンダーの男性が妊娠。
男性は子どもを産むために、身体は女性のままにしていました。
日本の法律では戸籍を変えるのに、性別適合手術を受けなければなりません。

2022年6月4日「報道特集」予告

『女装じいさんと男装ばあさん』というコミックを見つけました。

『女装じいさんと男装ばあさん』というコミックを見つけました。
カワバタバタコさんがツィッターに連載されていたものがキンドル版・紙版で出版されています。

あらすじです。
一見どこにでもいるような平凡な老夫婦・龍彦と春子。
しかし実の姿は元・女装バーの女王「ローズ」と元・男装女子の「晴彦」で男女逆転!?
非日常のような日常を送る、ぶっ飛びドレスアップコメディ!!

amazonのレビューで★5つつけている、daryuuさんのコメントを引用させていただきます。
（出所はamazon）
店頭で表紙見て、「女装男装カップルネタに、老人テイスト混ぜるってどういうこと？　ネタに走り過ぎでは？」と笑って通り過ぎたものの、暫くしても忘れられず立ち読み。蜘蛛の話が出てきた辺りで「これは家でちゃんと読もう」とレジへ。
スキンヘッドの寅さんみたいな出で立ちの強面じいさんと、ほわほわした感じだけどバレッタで髪まとめて小綺麗かわいいばあさんが・・・表紙みたいになっちゃってました。
会話のノリが今風過ぎて矛盾感はありますが、そのギャップと「将来のオタクはこうなるのかな」みたいなところが面白いですね。ネット特有の言い回しとかパロネタ好きな人にもオススメ。

最大の見所は、「男装・女装の無理さ加減」を創作物だからと誤魔化さずにありありと書いてるところ。
それぞれのキャラが結構際立った顔立ちをしてるので、それらに合わせていかに性別を感じさせないようにするかという苦心が見て取れて面白いです。
話自体も日常ネタに終止せず、孫の友達を文化祭の女装大会で優勝させようとしてみたり、過去回想編もキャラが仕上がってて読み応えあるし、出オチで終わらずに色々見せてくれそうな期待感が凄いです。

面白そうですね。
さっそく読んでみることにします。

青天で気持ちの良い土曜日です。
皆様、良い週末をお過ごしください♪

ジーナさんは古城でお散歩

韓国のジーナさん、ミニスカートと美脚でライトアップされた古城をお散歩しています。
6月のソウル、涼やかな夜風が感じられる動画ですね。
本当に楽しそうな女装外出。
みているこちらもほっこりします。

in the city of old culture / Jina crossdresser




★当クラブのおすすめ女装コミック★

『個人差あり〼』
『オレが私になるまで』
『カメラの向こうでメスになる』
『女装レイヤーが上司にバレたらしぬる』
『女装男子に思わず告白したら付き合うことになりました』
【悲報】女装男子だけどイケメンの先輩に女の子にされました
『女装してオフ会に参加してみた。』
『推しと恋愛なんて荷が重い』
『女装男子は愛でられる』
『上司の啼かせ方』
『上司の躾け方』
『パンティトラップ』

衣替え

セーラー服の夏服を電車のなかで見かけました。
冬服もいいけど夏服も良い。
清楚が雰囲気がありますね。
6月1日は衣替えの日でした。