(2023.4.10 今が満開だった飯舘村の「復興3000本の桜」)
4月10日・11日と2日続けて、わが家から50キロほども離れた飯舘村まで、どうして通うことになったのかについては後でお話ししましょう。
ご当地ザクラはすでに終焉、ところが「今が盛りですよ」という情報を“『日々のブログ』さん”から頂戴したのです。
そこで、今年はあまり桜ドライブをしなかった“ワイフ君”を連れて飯舘村までやって来たという訳なんです。
飯舘村の「復興3000本の桜」、ここはますます今後立派な桜の名所になっていくことでしょう。
[ふくしま・さくらだより2023]飯舘復興の桜
そして、この後『道の駅いいたて「までい館」』でお買い物をして帰途につきました。
帰り道、川俣町を通過中に「川俣中央公園 小手姫像」という案内板を“ワイフ君”が見つけたので寄り道してみました。公園の頂上にとても大きなその像がありました。
小手姫(おてひめ)とは、この地に養蚕を伝えた人物とされているようです。(詳しい小手姫伝説はこちらを参照してください)
公園内の桜は終わっていましたが、とてもよく整備された公園でした。そして、駐車場から小手姫像までの坂道往復はとてもいい運動になりました。
帰り道、本宮市に入ってわが家が近くなったときスマホに電話が入りました。それはわたしのクレジット会社からのもので「飯舘の道の駅であなたのカードを保管しています」というものでした。
「そんなはずはない、ない、ない・・・あれっ、クレジットカードが無い!」
3日間は保管しているけれど、それ以後は破棄しますというわけで、飯舘の道の駅へは明日取りに伺いますと連絡したんです。
4月11日、再び“ワイフ君”と飯舘村までのドライブとなりました。
昨日と同じルートは使いたくなかったので、きょうは飯野町の「花やしき公園」経由で行くことにしました。
ハナモモは今が盛りでした。
多くの方々が観光されていましたが、わたしたちは通過するだけできょうは先を急ぎます。
飯舘村の林の中に新しく出来たらしいレストランで昼食を済ませ、道の駅で無事クレジットカードを受け取ることが出来ました。やれやれです・・・
ただで帰るのはモッタイナイ。ということで、村内にある「二枚橋のミズバショウ」というところを訪ねてみました。
道路からすぐのところにあり、ミズバショウはかなりの密集度で、しかも今がちょうど盛りでした。
帰り道、またもや川俣町を通過中「峠の森自然公園」と案内板のあるほうへ寄り道してみました。
公園内で見かけたこの木は・・・
キブシ(木五倍子)といわれる樹木のようでした。
公園内の桜はちょうど満開で・・・
しかも、桜の広場はわが家独占!
生憎きょうは霞んでいますが、遠目が効けば吾妻連峰や安達太良連峰が見通せるとてもいいところでした。
帰り道、二本松市を通過中にカタクリの群生地を覗いてみました。
カタクリ、イチゲ、エンゴサクなどが満開でした。
カタクリ群生地の道路向かいには「新殿神社の岩桜」・・・
そして、車を駐めたところは、まさに春真っ盛りの桃源郷のような眺め・・・ということで、クレジットカードも手元に戻り2日間にわたる飯舘村への花巡りのドライブを無事終えることが出来ました。めでたし、メデタシ。
東日本大震災の直後から当時の飯館村村長さんが毎日のようにTVに出て被害の現状と復興の取り組みを語っておられました・・・ 福島の友から『あの村長は夫の従兄で、心から飯館を愛して、色々なアイデァで村づくりを推進していた人だ』と聞いて以来、TVに映る村長さんを身内のような感じで見ていました・・・
村がこんなに復興して本当に良かったです!! 見事なサクラ並木に感動いたしました。 有難うございました(^-^)
そのようないきさつがおありだったんですね。
原発による被害は決して自然災害ではありません。ところどころにまだ空き家が見受けられます。ヒドイ話しです。
「復興3000本の桜」は今回が初めてでしたが、いずれも若い木々でしたから今後ますます見事に成っていくものと思っています。
無事に引き取られたようでよかったです。
二枚橋の水芭蕉、教えていただきありがとうございます。天気が気になりますが、土、日あたり行ってみたいと思います。
せめて飯舘村の中を走っているうちにカード会社から連絡をもらえたらよかったのですが、もうほとんど自宅近くになってからでした。でも、忘れたわたしが悪いのですから、無事手元に帰って来たことに感謝です。
飯舘村にはミズバショウを見れるところが3箇所あるようですが、二枚橋のミズバショウは道路からも見れるところで、規模は小さいですが密度が濃くてそれらしい雰囲気のあるところでした。
それまで花は大丈夫だと思いますが、お天気が少し怪しいのが心配ですね。