(2014.4.20 藤田川ふれあい桜:郡山市喜久田町)
4月20日、種まきの応援も昨日無事終わって、きょうは晴れて無罪放免となりました。
気温が低く天気はイマイチなのですが、とりあえず雨はなさそうです。久々に・・・というか、今年はじめてロードバイクを引っ張り出して、ひとり桜ツアーを決行することにしたのです。
午前7時20分、気温は6度。寒いので、ヘルメットの下にはビーニーキャップを被って耳を隠し、長ぞでジャージにウインドブレーカーを羽織って、薄手の防寒グローブをつけています。踏切そばの地区の天王様の桜も満開、この辺の桜も今週が最後だと思います。
五百川小学校の桜。
(アサヒビール福島工場:本宮市)
アサヒビール福島工場の枝垂れ桜はとても色鮮やか。
そしてこちらは、アサヒビール福島工場の緑地帯遊歩道“アサヒの径”の桜。
向かっているのは郡山市喜久田町の“藤田川ふれあい桜”なんです。その手前で水天宮様の桜に立ち寄りました。
(水天宮様の桜:郡山市喜久田町)
とても見事で、写真を撮っていると近くで畑を耕していた方が、きょうはここで地区の花見があるんだと話してくださいました。わたしの地区でも夕方花見だと教えてあげました。まあ、還暦を経てこの年になると、こういうコミュニケーションがとても心地よく感じてしまったりするのです。
午前8時4分、いよいよ藤田川の桜が見えてきました。さきほどの方が昨日は藤田川のまつりだったとおっしゃっていましたから、おそらく“桜まつり”なんていってカラオケ大会とか大食い競争とかのイベントがあったのかもしれません。
6月にはグランフォンド飯豊があるし、きょうは長い間冬眠していた“RFX8君”に、春の空気を存分に吸わせてあげたかったのです。
藤田川の桜はいつもながら見事です。
傍らに自転車を置いて少し歩いてみました。川の中ほどで三脚を構えている方は、ひたすら上流にある鉄橋の上を列車が通過するのを待っている“鉄ちゃん”のようで、満開の藤田川の桜の中に、鉄橋を通過する磐越西線の列車を納めようという魂胆のようです。
わたしがさかんにシャッターを切っていると、イヌを連れたご夫婦の方から、下流に行くと桜が覆い被さるように見事に咲いているところがありましたよ、と情報をいただきました。
ここがその場所だと思います。こりゃいい!
ホントに見事!情報提供ありがとうございました。
藤田川に別れを告げて、日和田の街を抜け、富久山クリーンセンターのところでみちのく自転車道へ出ました。
殺風景なタンクだって、満開の桜があれば何だかいい顔に見えてきます。
クリーンセンターを過ぎたところで、阿武隈川を東へ渡ります。
川原の柳、芽吹いたばかりのやわらかな緑がたまらなくいいです。
次の目的地は“滝桜”なのですが、ここを左折の看板が出ていました。きっと渋滞を裂けるためにシャトルバスが運行されているので、そちらへ誘導するための案内板なのかもしれません。わたしは自転車なので郡山東バイパスから全線開通した三春西バイパスをそのまま直進しました。
バイパスの高いところから見えた三春の景色は、いたるところに桜が咲いていて、さすがは滝桜の町という印象です。
バイパスが三春市街地に近づいてきたところで、わたしは県道54号線へと入りました。道路沿いの見事な桜は“IWAKI PUMPS”という会社でした。
もうここで満足して帰ろうかと思ったぐらい綺麗でした。ハハハ
せっかくバイパスを三春市街地まで進んだのに、県道54号線へと進んだのは間違いだったことに気がつきました。そのまま進めば三春ハーブガーデンというところまで行ってから、右手の高台に見事な桜が咲いているのを見つけました。
個人のお宅の裏側にある桜でしたから、畑で作業をしていたお家の方々にお断りして見せて戴くことにしました。きょうはこの桜を見ながら、すぐ下の集会所で花見なのだそうです。わたしのところも花見なんだと教えてあげました。
これから滝桜へ行くとお話しすると、滝桜へは小さい頃登って遊んだが、今では近づくことも出来ないと・・・。そして、それでは家の前からこのルートを進みなさいと指をさして教えてくださいました。
三春ダムの“さくら湖”を周回する道を進むと、滝桜へのシャトルバスとおぼしきバスが、桜のトンネンルにさしかかったところで追い越して行きました。
滝桜に限りなく近づいているはずなのに、車が滅法少ないのは、シャトルバス運行のための交通規制によるものなんだと思います。自転車のわたしにとっては独占状態でこの上なく爽快です。
満杯の滝桜駐車場です。
そしてここが、滝桜シャトルバスの発着所らしいです。
午前11時6分、満開の滝桜へ到着です。人、人、人、この行列を見てください。さすがは日本一の“三春滝桜”です。
滝桜もその周辺も、まさに“ウォーリーを探せ”状態です。
さ、これが満開の“三春滝桜”。樹齢1,000年といわれるその姿にはやはり風格があります。今から数十年前、車の助手席にお袋を乗せて、埃がたつ畑の中のクネクネ道を通って滝桜を見にいったことを懐かしく思い出しました。
滝桜を後にして、県道40号線で渋滞する車の列を見ながら三春市街地へと向かいました。
あなたたちが駐車場に車を止めて、滝桜の前に立てるのは、いったいいつになるのでしょうね。ロードバイクは軽快に風を切って進んでいきました・・・とさ。(後編へ続く)
4月20日、種まきの応援も昨日無事終わって、きょうは晴れて無罪放免となりました。
気温が低く天気はイマイチなのですが、とりあえず雨はなさそうです。久々に・・・というか、今年はじめてロードバイクを引っ張り出して、ひとり桜ツアーを決行することにしたのです。
午前7時20分、気温は6度。寒いので、ヘルメットの下にはビーニーキャップを被って耳を隠し、長ぞでジャージにウインドブレーカーを羽織って、薄手の防寒グローブをつけています。踏切そばの地区の天王様の桜も満開、この辺の桜も今週が最後だと思います。
五百川小学校の桜。
(アサヒビール福島工場:本宮市)
アサヒビール福島工場の枝垂れ桜はとても色鮮やか。
そしてこちらは、アサヒビール福島工場の緑地帯遊歩道“アサヒの径”の桜。
向かっているのは郡山市喜久田町の“藤田川ふれあい桜”なんです。その手前で水天宮様の桜に立ち寄りました。
(水天宮様の桜:郡山市喜久田町)
とても見事で、写真を撮っていると近くで畑を耕していた方が、きょうはここで地区の花見があるんだと話してくださいました。わたしの地区でも夕方花見だと教えてあげました。まあ、還暦を経てこの年になると、こういうコミュニケーションがとても心地よく感じてしまったりするのです。
午前8時4分、いよいよ藤田川の桜が見えてきました。さきほどの方が昨日は藤田川のまつりだったとおっしゃっていましたから、おそらく“桜まつり”なんていってカラオケ大会とか大食い競争とかのイベントがあったのかもしれません。
6月にはグランフォンド飯豊があるし、きょうは長い間冬眠していた“RFX8君”に、春の空気を存分に吸わせてあげたかったのです。
藤田川の桜はいつもながら見事です。
傍らに自転車を置いて少し歩いてみました。川の中ほどで三脚を構えている方は、ひたすら上流にある鉄橋の上を列車が通過するのを待っている“鉄ちゃん”のようで、満開の藤田川の桜の中に、鉄橋を通過する磐越西線の列車を納めようという魂胆のようです。
わたしがさかんにシャッターを切っていると、イヌを連れたご夫婦の方から、下流に行くと桜が覆い被さるように見事に咲いているところがありましたよ、と情報をいただきました。
ここがその場所だと思います。こりゃいい!
ホントに見事!情報提供ありがとうございました。
藤田川に別れを告げて、日和田の街を抜け、富久山クリーンセンターのところでみちのく自転車道へ出ました。
殺風景なタンクだって、満開の桜があれば何だかいい顔に見えてきます。
クリーンセンターを過ぎたところで、阿武隈川を東へ渡ります。
川原の柳、芽吹いたばかりのやわらかな緑がたまらなくいいです。
次の目的地は“滝桜”なのですが、ここを左折の看板が出ていました。きっと渋滞を裂けるためにシャトルバスが運行されているので、そちらへ誘導するための案内板なのかもしれません。わたしは自転車なので郡山東バイパスから全線開通した三春西バイパスをそのまま直進しました。
バイパスの高いところから見えた三春の景色は、いたるところに桜が咲いていて、さすがは滝桜の町という印象です。
バイパスが三春市街地に近づいてきたところで、わたしは県道54号線へと入りました。道路沿いの見事な桜は“IWAKI PUMPS”という会社でした。
もうここで満足して帰ろうかと思ったぐらい綺麗でした。ハハハ
せっかくバイパスを三春市街地まで進んだのに、県道54号線へと進んだのは間違いだったことに気がつきました。そのまま進めば三春ハーブガーデンというところまで行ってから、右手の高台に見事な桜が咲いているのを見つけました。
個人のお宅の裏側にある桜でしたから、畑で作業をしていたお家の方々にお断りして見せて戴くことにしました。きょうはこの桜を見ながら、すぐ下の集会所で花見なのだそうです。わたしのところも花見なんだと教えてあげました。
これから滝桜へ行くとお話しすると、滝桜へは小さい頃登って遊んだが、今では近づくことも出来ないと・・・。そして、それでは家の前からこのルートを進みなさいと指をさして教えてくださいました。
三春ダムの“さくら湖”を周回する道を進むと、滝桜へのシャトルバスとおぼしきバスが、桜のトンネンルにさしかかったところで追い越して行きました。
滝桜に限りなく近づいているはずなのに、車が滅法少ないのは、シャトルバス運行のための交通規制によるものなんだと思います。自転車のわたしにとっては独占状態でこの上なく爽快です。
満杯の滝桜駐車場です。
そしてここが、滝桜シャトルバスの発着所らしいです。
午前11時6分、満開の滝桜へ到着です。人、人、人、この行列を見てください。さすがは日本一の“三春滝桜”です。
滝桜もその周辺も、まさに“ウォーリーを探せ”状態です。
さ、これが満開の“三春滝桜”。樹齢1,000年といわれるその姿にはやはり風格があります。今から数十年前、車の助手席にお袋を乗せて、埃がたつ畑の中のクネクネ道を通って滝桜を見にいったことを懐かしく思い出しました。
滝桜を後にして、県道40号線で渋滞する車の列を見ながら三春市街地へと向かいました。
あなたたちが駐車場に車を止めて、滝桜の前に立てるのは、いったいいつになるのでしょうね。ロードバイクは軽快に風を切って進んでいきました・・・とさ。(後編へ続く)
滝桜は二度ほど行きましたが,ここ数年行けてません。
来年は是非とも行きたいと思います。
いや~,目の保養になりました。<(_ _)>
いつもはやんだぐなる人垣ですが,kojiさんの写真を見るとそれも桜に溶け込んでステキな景色に見えます。
阿武隈高地の山並み(丘並み?)と桜のマッチングが本当にきれいです。
kojiさん,ありがとうございます。
オイラも自転車4台(ホイルは5台分)のメンテナンスをしたので,ぼちぼち始動です。
そして、意外なところに一本桜の良いのがあるものです。
私の知っている一本桜も、高速の影の細い道沿いにありほとんど誰も通らないのですが、良い桜と、枝垂れ桜があります。ちょっと教えられない場所です
天気はイマイチでしたが、満開の桜を心ゆくまで堪能出来ました。きょうは雨降りで桜が一挙に色あせています。
“ケンヂさん”メンテナンスご苦労様でした。巡り来た自転車の春を、メンテナンスの済んだロードバイクで心ゆくまで楽しんでください。
桜は、花が終わると周りの緑に溶け込んで目立ちませんが、満開のこの時期に移動していると、桜の木がこんなに多いのかと驚かされます。そして、おっしゃられるように、立派な一本桜が多いことにも驚かされます。ましてや、いまは町おこし村おこし、地域おこしが盛んで、「○○桜→」の案内板がいたるところにあって、ついついつられて行ってしまいます。そしてどこにも、わたしのようなにわかカメラマンがあふれています。