(2018.10.29 紅葉の中津川渓谷:磐梯吾妻レークライン)
10月29日快晴、秋じまいのお手伝いから解放された“ワイフ君”とわたし。“ジジババツアー御一行様”を伴って紅葉見物に出かけることにしました。行く先は“磐梯吾妻レークライン”。なんでも紅葉が盛りだとのテレビ放送を見たということでした。
磐梯熱海から紅葉が盛りの“母成グリーンライン”を走ります。
ここはわたしの好きな場所。綺麗に刈り込まれた牧草地がまるでゴルフ場のようなんです。
しかし、これから向かおうとする“磐梯吾妻レークライン”の方の雲行きが少し怪しいのです。車窓に流れる見事な紅葉に思わす声を出しつつ進んでいましたが、時々ワイパーを動かさなくてはなりませんでした。そして、“磐梯吾妻レークライン”の中津川の橋に立った頃には傘を差した方がよさそうなほどになってきてしまいました。
それでも、雨と紅葉の中津川は綺麗でした。はじめから雨だったら出かけてくることもないでしょうから、滅多に見られない特別な景色だねって話しました。
“磐梯吾妻レークライン”を抜けて裏磐梯の五色沼に到着した頃にはもう完全な雨模様。
みんな傘を差しての紅葉見物。
それでも五色沼(毘沙門沼)の紅葉は、雨に濡れてとても綺麗。
赤と緑のコラボレーションがまたなんとも美しい。
その後、秋雨降る中を車は桧原湖畔の道を巡っていきます。
今回紅葉が一番綺麗だと思ったのは、中津川でも五色沼でも無くて、早稲沢から回り込んだ桧原湖畔の周回道路でした。
磐梯山は雨に煙って見えませんでしたが、幻想的な紅葉の檜原湖が見れました。
その後、桧原湖畔から“磐梯山ゴールドライン”を抜けて帰途につきました。先日の『若槻せつ子 ヴィンテージ打掛コレクション展』も素晴らしかったですが、錦繍の“打掛”に勝るとも劣らない見事な桧原湖畔の紅葉。あと何回こうして紅葉を見ることが叶うのかは分かりませんが、終盤近くになった人生において、冷たい雨にからだを打たれ自然の美しさに心打たれるとてもありがたい一日でした。
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五色沼ではモミジの赤が鮮やかでしたが、桧原湖では赤と黄色が程よく混じって、それは綺麗な紅葉でした。
早稲沢の直売所には寄りませんでしたが、見事なダイコンが並んでいたことでしょう。美味いですよね。