休日は風を切って

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安積山公園のヤマツツジ(芭蕉が尋ねた「花かつみ」・・・郡山市)

2022年05月02日 | うつくしまふくしま

もはや一年中ゴールデンウイークとなってしまったわたしと“ワイフ君”ですが、5月2日のきょうは、郡山市日和田町にある「安積山公園」のヤマツツジを見に行ってみました。

 

まだ蕾も相当ありますが、すっかり見頃を迎えていました。

 

安積山公園の天辺には大きな松の木がドドンと2本鎮座していました。

 

安積山 影さへ見ゆる 山の井の 浅き心を わが思はなくに」は万葉集にある采女が詠んだとされる和歌。しかし、この“安積山”には、同じ郡山市にもう一か所別の候補地があるのです(わたしは、どうもそちらではないかと思っています)。

 

そして、この安積山公園にはもうひとつ・・・奥の細道の道中で芭蕉がどうしても見たかった古より多くの歌に詠まれた「花かつみ」をさがして、ここをたずね歩いたというのです。しかし、地元の人々に聞いても結局「花かつみ」は分からなかったという話。

 

現在、この「花かつみ」は郡山市の「市の花」に制定され、その正体は「ヒメシャガ」であったのではないかとされています。

 

まだ花は咲いていませんでしたが、公園内にはヒメシャガが植栽されていました。

 

 

しばし、「花かつみ」を探し歩く芭蕉と曽良になったかのごとき、“ワイフ君”との安積山公園散歩でした・・・。



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4 コメント

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“玉ヰひろたさん” (koji)
2022-05-05 20:56:40
平安の世には知られていて、江戸になると周辺の人でさえ知らなかったという幻の花「花かつみ」。面白いものですね。
安積女子高等学校の“校花”が「花かつみ」だったと聞いたことがあります。
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ハナカツミ (玉ヰひろた)
2022-05-05 20:30:19
幻の花が、ここにもあったんですね
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“kokoroさん” (koji)
2022-05-02 21:41:10
いつもコメントありがとうございます。
お出かけできるようになってほんとうによかったですね。
わたしも同じで、県内でもまだまだ知らないところが沢山あると思っているんです。
今回の安積山公園は規模はそれほどでなくて、ヤマツツジといえばやはり・・・
その①
https://blog.goo.ne.jp/koji5678/e/e6e3fc096f92a7daf83dcf87f1cd6ec5
その②
https://blog.goo.ne.jp/koji5678/e/816539f3e81f85afa993d52b218bf5bb
などが、今まで見たところでは見応えのある場所でした。
明日は風呂山公園にでも行ってみようかと話していました。
「花かつみ」の歌を詠んだのは平安時代の貴族などの知識人だったでしょうからね。江戸時代になって芭蕉が「花かつみ」をたずねたのは、きっと田舎の食うに困ったような百姓で、お腹の足しにもならない「花かつみ」どころではなかったのでしょう。
そんなことをふと思いました。
ヒメシャガは場所を選ぶようで、わが家のものもなかなか繁盛してはくれません。
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情報ありがとうございます (kokoro)
2022-05-02 20:45:44
Kojiさん、こんばんは~

いつもご一緒にお出かけ、微笑ましいですね。
Kojiさんのブログで、訪ねる場所が増えました。
近くも知らない場所が多かったのです。
身体的なことで出かけられなくて、花見などに出かけるようになったのはここ10年ほどです。
今は健康でどこにでも行きたがります。
そんな訳で、Kojiさんがupしてくださる場所はほとんど初めてなのです。

花かつみがヒメシャガのこととは、
恥ずかしながら知りませんでした。
確か花友さんに頂いたのがあったはずと庭を探しました。
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