わが家の庭には、いまから10年前に苗を購入して植えたスモークツリーがあります。いまではあちこちのお庭で見かけるようになりましたが、最初に見たときはまさに衝撃でした。
“ワイフ君”が欲しいというのでamazonから購入してやったのですが、そのときの記録をみると4本セットにして苗を購入しているんです。その後、手入れが悪かったのか土壌が合わなかったのかは不明ですが、2本の苗がダメになってしまいました。
現存しているものの1本がこれです。高さは2mといったところでしょうか。購入履歴から見ると“ヤングレディ”というものかも知れません。ところで、スモークツリーの名の由来になっているこのフワフワとしたものは、じつは花ではなくて花穂の花(大きさは3mmほど)が落下した後に花柄から生じる羽毛状の毛。遠目にはこれがまるで煙のように見えるのです。
それからもう1本がこれ。これは“リトルルビー”というものだと思います。こちらは3mを超えて成長しています。ところが、このような赤い綿毛で銅葉のものがあるんです。わが家のものは銅葉では無いので、いまはそちらに少し目移りしています。とは言っても、もう植える場所などありはしないのです。
【スモークツリー】学名:Cotinus coggygria 和名:ケムリノキ(煙の木)、ハグマノキ(白熊の木) ウルシ科 ハグマノキ属の落葉樹で雌雄異株。ですから煙が立ち上るのは雌株だけということのようです。
おっしゃる通り、なんとも不思議な木です。
このモヤモヤを花といっている方もおいでのようですが、花は小さな5弁花なんです。その花が終わった後にこのモヤモヤが成長します。
わたしは、実を結んだ種を鳥などから護るために、このモヤモヤで邪魔をしているんじゃないだろうかと思っているんです。
そういう観点からみれば、チングルマのフサフサも種を風で飛ばす役目の他に、イガイガしていて鳥が食べにくくしているのかも知れませんよね。
どういう理由でこういう形になったものか,..。高山のチングルマなども花の落ちた後の姿があまりにも違っていて面白いのですが,似たようなものですかね?
いまになって見ると、生きつかなかった2本がとても残念に思います。
ネットで検索すると、様々な色のスモークツリーが出てきます。
中には、ヨダレが出そうなほどのものもあります。
欲望にはキリがありません。根っからの“欲たかり”なんですね。困ったものです。
色違いがもう一本あったんですか。
赤に続いて黄色のスモークツリー、ますます目をこする通行人が増えそうですね。