先日の読売新聞で、「丸山ワクチン」をテーマに
名取事務所が新作を発表しました。
ガン患者と家族の物語りだそうです。
見てみたいのですが、もう下北沢まではむりです。
丸山ワクチンは患者が望んでも医師によって使わせて
もらえない問題がありました。
いまはどうなのでしょうか。
姑が乳がんに罹り、左乳房を切除しました。一時は
良くなり仙台から我が家に来たり、私たちも会いに
行きましたが、肺に転移してしまいました。
舅との二人暮らしは舅の負担になるので、義兄の
任地の札幌で暮らし入院生活をしていました。
仙台の病院で丸山ワクチンを使っていました。
札幌の病院でも許可してくれました。
私が文京区の病院に行き、ワクチンを頂き
札幌に送りました。
病院では丸山千里先生が、一人一人と直接お話し
くださって、優しいお顔と静かなお話し方に
なぜか暖かくうれしい気持ちになりました。
有り難かったです。
ほとんどが家族がきていました、たまに患者さん本人も
来ていました。広い部屋でみんなが待っていますから
家族か、本人かお話しで分かります。
夏休みには息子達も一緒に連れて行き、帰りに
上野動物園で遊びました。
あるとき新聞で丸山先生によく似たお顔を見ました。
音楽の記事でした。
元ソニー・ミュージックエンタテインメント社長の
丸山茂雄さんでした。丸山千里先生のご長男でした。
とても良く似ていらっしゃるので驚きました。
そしてあのお優しい丸山千里先生をまたありがたく
思い出しました。
姑はがんばって、生まれ育った仙台に帰りたいと
言っていましたが、
札幌でも珍しい大雪の日に旅立ちました。
ワクチンについてあれこれ言う人がいましたが、
私は丸山千里先生に感謝しています。