ゆうとたいへ

六十を過ぎて始めた自転車旅行、山登りをつづります

2019年11月7日 懐かしい名前が出てきた。アメリカで見た "huckleberry" (ハックルベリー)という赤い色をした木の実のことが、本に出ていた

2019-11-08 | 日記
2019年11月7日

懐かしい名前が出てきた。アメリカで見た "huckleberry" (ハックルベリー)という赤い色をした木の実のことが、本に出ていた

ヘミングウェイ

Ernest Hemingway "The first forty-nine stories"

"Ten Indians" p.272

"His father sat watching him eat and filled his glass from the milk-pitcher.
 Nick drank and wiped his mouth on his napkin.
 His father reached over to the shelf for the pie. He cut Nick a big piece.

It was huckleberry pie.

 父はすわって、ニックが食べるのを見ていた。父はミルクをついであげた。
 ニックはそれを飲み、ナプキンで口をふいた。
 父は手をのばして棚からパイを取った。それをニックに、大きく切り分けてあげた。
 
 それは、ハックルベリーを入れたパイだった。

 ・・・・

 「ハックルベリー」は、マーク・トウェインの小説に出てくる子供の名前かと思っていたら、そうではなく、木になる実だった。

 その実を、アメリカで見た。

 

  


 それを採っていた中年の男に、採ったハックルベリーを見せてもらった。

 車の後部の荷台に、直径25センチぐらいの鍋が置いてあり、その鍋の中に赤い色をした木の実が入れてあった。木の実の量は数センチの高さがあり、木の実から汁が出て、鍋の底ににたまっていた。

 この実を採っていたのは、中年の男だった。
 その時は、いい歳をした男が、と思ったが、ここでは、男も女もみんなこの「実」を採りにくるようだ。
 山の中を進んでゆくと、この実を採りに来た人たちに何人もあった。みん楽しそうに採っていた。

 ・・・・ 

2016年8月、アメリカ・オレゴン州

https://blog.goo.ne.jp/gkazk/e/c1dbf07cc4cec0be3c8066f2b4c4f2da


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