ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

アドレスもバラが織り込まれて・・・

2007-05-15 23:42:08 | Weblog
バラばら薔薇roseroseroserosarosarosaあ~薔薇。
漢字で薔薇って書けない。読めるけれど。 この読めるけれど書けない漢字って
かなり多いのよねぇ、情けないけれど。
2~3日前の新聞に、色々な検定問題が載っててね。中学受験なんやらって
書いてあったっけ。ま、理由付けはどうでもいいとして、漢字検定3級問題やら、
日本史問題 ETC. 量は少しよ。まあ、暇つぶしには格好のものなんて、やって
みれば、脳みそはどうにか腐ってはいなかったみたいで、ホッ。
旧友の一人に、漢字検定に挑戦してる男。是非って勧められたわ。
数独にはまってる女。勧められない。よおくご存知で。私はこのパズルは苦手。
漢検は、悪くないわね。ま、いずれ挑戦してみようかしらって思ってるわ。
読書量は、半端じゃあないって思ってるけれど、書けない漢字はゴーロゴロよ。
猛烈読書家のケイコサンもそんなことを言ってらしたっけ。
英語スペイン語なんてかじってはみても、日本語だ~い好き女だから、日本語を
読まない日はないわ。これはほとんどの日本人がそうであるようだけど。
でも、崩れしままの今風日本語は拒否なので、芸能人・タレントと言われる人達の
日本語は聞かないし、活字も避けるわね。テレビに消音機能があるのは嬉しい!

久しぶりの空きになった先週の土曜日。
6時半に犬とのお散歩。新たに土曜日コースを作って、一段落(今頃テレビなどから
聞こえてくるのはいちだんらく。本当はひとだんらく)してるはずの新聞販売所迄。
ミゲルクンとポリコチャンへ渡す「小学生新聞」を買いに。
朝刊を配り終えた販売所は配達員が一人いただけでした。

9時過ぎ携帯に電話があって、
「モシモシ、レイコサン。オハヨウゴザイマス」
ミゲルクンから。
"Que te pasa?"どうしたの?
「キョウ、オヤスミシタイデス」
"Ya quieres terminar japones?"もう、日本語辞めたい?
”No no no! スコシ ツカレテマス」
"Ah,entendi,que descanso bien." ああ わかったわ。お休みなさい。
滞在許可が出て、働き出して、なれてきて、いかな17才男の子も、そこまでに
至る諸々を越えて、どっと疲れが出てきたのかも知れないのよ。その上、容赦ない
日本語の特訓を受けてね。
都道府県まで、入っちゃう私の授業だからねえ。彼の頭の中は大変だと思うわ。
新聞が読めるまでのつもりではいるのだけど、日本人の血が流れてるらしい彼に、
日本の歴史と文化くらいは教えてあげたいって、にわか先生の私は思ってるのよ。
詳しいわけじゃないけれど、そこそこは教えられるって思ってるので。学生時代は
大っ嫌いだった歴史だったけれどね。「新平家物語」からのめりこんだわねぇ、
我が国の歴史に。ええ、学問としてじゃなく。今は亡き母によく言われてたものよ。
「日本人として、新平家物語くらい読破してなきゃ恥ずかしいのよ!」って。
私たちは、何人もの歴史小説家を持っている幸せ民族です。
司馬遼太郎の文には、下品さは皆無でした。それがとても心地よかったのです。
本能に殊更執着しない(肉欲・物欲・食欲等)、きっと彼の死生観から漂い来る潔
さが文体に反映されていたからなのかもしれないって思ったものです。
戦争体験から来る感情は、ある1点に於いては、およそ不釣合いな感情的昂揚をみる
こともありましたが。21世紀の子ども達へという文には、次代を担う子ども達へ、
真剣にバトンを渡す大人のあらまほしき姿がありました。

ミニ薔薇が、いつのまにか先祖がえりをして、嬉しい誤算。
早朝起床の毎朝は、消毒の朝。これがなければ言う事無しなんだけど、アブラムシと
ウドンコ病は、あっという間に薔薇に取り付きます。
アブラムシって何者?突然湧くのよ。ゾロゾロ歩いている姿を見るじゃ無し、羽根な
んかない虫が、1夜にして大量発生なんて。

剣咲きのモダンローズが好きです。けれども、剣咲きではないけれど、カップ咲きと
いうタイプの「ケアフリーワンダー」という名のそれは、花びらの外側は白、内側は
ピンク。そのピンクは日増しに色濃くなる逸品。
私が初めて入手した薔薇は「ジャルダン・ド・バガテル」。これはかれこれ20年。
これと「ブルームーン」は枯らすわけにはいかないという、私にとっての貴種。
挿し木しては絶やさないようにしてます。花友達に分けてあげるのも楽しい。

5月になれば、桜草やパンジー類は潔く抜きます。春は過ぎ去ったのですから。
「ありがとう、ご苦労様」って言ってね。
いつまでも足を絡めている女のような姿は浅ましい。これは毎年書いてるわね。
5月は、やはり薔薇の月のようです。暖冬で、早々と付いた蕾たちでしたが、
一向に大きくなろうとしなかった彼女達も、5月の声を聞くと同時に
「お待ちどう様~!」って、開花開花開花・・・・・・・

突然、自然界に一番多い花色は黄色だそうです。赤色は少ないのですって。
そういえば、我が家の薔薇たちも黄色が多く6種もあったわ。周りが明るくなる
のがいいのです。黄色の次に植えている色はブルーです。ええ、一応補色でね。
お互いを引き立てあう色です。

網戸にしたレース越しの窓辺のソファに横になって、お気に入り庭を時折眺めながら、
読むは「むかし・あけぼの」初版は昭和61年というシロモノ。手にするそれは
平成9年33版分。田辺聖子の清少納言物語。
そういえば、ライバルとも言われた紫式部の「源氏物語」が世に出て1000年に
なるらしい今年。1000年も前にあのような小説は、世界には誕生してなかったって。
なんて素晴らしい宝物を持っている私たちでしょう。
とてつもない知的財産を持っているのですから、嬉しいですねえ。
ところで、「源氏物語」は読破したんだったかしら?恥ずかしながら「いいえ」です。
女達の嫉妬を軸に書いたらしい瀬戸内寂聴著(訳)のそれは、本棚でお茶を挽いています。
いつお声がかかるかしらって。