ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

Cuanto tiempo! 何のために?

2007-06-09 10:31:08 | Weblog
約3年ぶりの某地区センター。
シノブサンを紹介するために早めにそこへ向かった私。
スサーナスペイン語教室のそのクラスの名称の名付け親なのよ私は。
そのお教室を紹介して下さって、挙句私がスサーナ先生と仲良くなったこと
にやきもちを焼いて、Todavia tengo miedo poco.って私に言わしめたかのオバ
サマと「ヘンな女達の集まりで、Raraっていうのがいいんじゃない?」で。
ヘンなっていう意味のRaroは男性名詞。女達のクラスだったから、語尾変化で
Rara(ララ)。ヨーロッパ言語についてまわる男性・女性・中性名詞のそれ。
タイムテーブルにその名を見つけた時、少し懐かしかったわね。

シノブサンへお電話。
「子どもを連れて行っていいですか?」「NO----!」
そこからしばしお話を。自分と世界(所属する環境)との関りと接し方(配慮)。
子育てを最優先!何のための行動か?何かを学ぶには方法は色々ある!足元を見
つめて、言動の根拠をきちんと認識する事!など等ね。
年長者の務めと思う私ですから、心の中で・・・ああ、今時の人は・・・なんて
毒づきながら作り笑いをしてクワバラクワバラで、逃げたりしないのよ。
キッチリ真面目に思いやりの気持ちを持って、一期一会の大切な出会いを。
いつの世も、若者を非難・批判する人々は大人。その社会を作ったのは大人。
そして、君子危うきに近寄らずをするのも大人。  あ~~~あ

いつだったか、愚息その①が、「なんのために生きるんだろう?」って私に聞いた
事があったわ。その時、ためらわずに
「あなたの後ろから歩いてくる人に、あなたと出会ってよかったって思ってもらう
ためって私は思うわ。それが生きる事よ」
3人の息子達がまだ子どもの頃、私はよく言ったものです。
「何のために肩の上に頭を乗せてるの?!見て聞いて嗅いで食べて飲んで、帽子を
乗せるためにあるんじゃない!それは考えるためなのよ!」って。
子ども達がそれぞれ15歳になった時に、言い渡した
「世が世なら、15元服。もう人の人生を背負う事になったかも知れない年令。
ようく考えて、今後は事後報告で宜しい。だけど、現公法ではまだまだ親の後ろ盾が
必要なあなたよ。子どもの世界の事は自分で処理しなさい。それでも解決出来そうに
なかったら、そのためにいる親を頼りなさい。守ってあげるわ」
キャーッ かっこいい! でも、本当にそう言ってきたのです。そして、色々な事が
あっても、私は彼らを信じきってきました。その思いはピクッとも揺れない堅牢な
思いです。だって、それは子ども達への親から最大最重要の愛でしょう。愛は揺れな
いのです。比較も存在しないのです。まっすぐ見つめる事!に他ならないと思う私です。

シノブサンへ、印籠を渡して、スサーナ先生へその旨を報告。
「さあ、お教室へ!」
「なんだか聞いたことがある声がしてると思ったら・・・・・・」
Poco miedo 少し怖いオバサマが。
「出戻りです、宜しくお願いします」深深とお辞儀をして。ホーッ
そのクラスはもう5年は続いている、始めましての3人も3年目だそうで、正直
ついていけるか心配だったのよ。チャンチャカチャンチャカ授業は進むじゃありませ
んか。ハイ、レイコサン!
ローマ字読みスペイン語ですから、黒板に猛烈な勢いで書いていかれるスサーナ先生
のその後を追って書き取るのでは追いつきませんから耳に入ってくる単語を片っ端か
ら書き取って。そして、2時間の授業はアッと言う間に過ぎ去って、ハンドルを回し
て帰宅の夜。彼女を送りがてら、途中のファミレスで軽く夕食。

もっとスペイン語に接していたい!
なんとも意欲的なカウンセラー資格もお持ちのカザマサンを大和国際化協会へご紹介。
学校の授業へついていかれない外国籍の子ども達。ア~~、なんで日本に来たの~?
絶えずついてまわる私の彼らへの疑問。
予算がないという行政の対応は、いずれこの素晴らしい日本を無法地帯へと導きかね
ない外国人たちへの無為無策。ボランティアの行為にどっぷり浸かる負ぶさる政府官僚
たちの心根のいやらしさ、貧しさ頭の悪さ。現実を把握直視できない、否したくない
役人根性。
国際化という言葉のみに憧れる能無し大人達。何?小学校から英語?バカ言ってんじゃ
ない!国際化がどんなものか、事かわかってるの?日本人だけの社会でしか通用しない
価値観、あるいはグローバル化はアメリカナイズせよという策略が通るほど甘くない
サバイバルが世界なのよ。ア~~~~~~心配。

カザマサンが私を分析なさってね、カウンセラーの立場で。言って下さいました。
世のため人のために生きるようになってるのよレイコサンは。ですって。
ああ、誰か私のために生きてくれない?私を抱腹絶倒させて欲しい~~~~~~!
又、得がたい人物に出会いました。

ミゲル君のために確保したお部屋は、日本を学ぶクラスです。言葉だけではありません。
私の持てる全てを出来得る限り伝授します。そのために準備するテキストなんかは
ありません。全ては私の責任の中で、私流を貫きます。責任は全て私自身に所属です。
昨日の夕方、鍵を受け取って来ました。返却は月曜日午前9時になります。

                   おあとが宜しいようで、チャンチャン。